塩化ビニルライニング鋼管(VLP)を延命するNMRパイプテクター
2020/05/15
日本システム企画株式会社
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)を延命!「NMRパイプテクター®」-連載・第1回-
◆はじめに
連載マンションの資産価値向上に貢献!「NMRパイプテクター®」でご紹介致しました「コスモ梶が谷ル・セーヌ」では主に塩化ビニルライニング鋼管(VLP)が使用されていました。
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、どのような建物に使われ、どのような特長があるのでしょうか。
具体的な内容を知って、住宅選びや配管メンテナンスを効率化したいという方もいるでしょう。
この連載では、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)の概要と特長を紹介します。
NMRパイプテクター®についてもあらためて解説するので、ぜひ参考にしてください。
◆塩化ビニルライニング鋼管(VLP)とは
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)とは、塩化ビニルで内部コーティングしている配管のことです。耐久性と防食性に優れており、今日ではほとんどの建築物の給水・排水管に使用されています。一方で建物の空調用冷温水配管には、亜鉛メッキ鋼管というものが使用されている事が多く、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)の使用はほとんどみられません。
◆VLPの特長:耐用年数は20年前後
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、配管とメーターやバルブ等との接合部のネジ山が赤錆劣化しやすく、20年前後で取り替える必要があります。そのまま放置すると、水漏れが起きたり、蛇口からの水の出が悪くなったりするので注意しましょう。特にメーターやバルブ周りは、異なる金属同士が接合し電気的な特性(部分電池)による電食が生じるため、赤錆が発生し、配管内の容積低下(赤錆閉塞と言います)および赤錆によるネジ山の脱落などが発生します。
◆VLPの特長:メンテナンスコスト
20年以上使用されている塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、ほとんどの場合エルボ部等の継手部で赤錆が発生しています。そのため耐用年数に近くなると配管のライニング工事(配管の内側を特別な塗料でコーティングする更生工事)などのメンテナンスが必要になります。一方でライニング工事は、30戸のマンションの場合、1戸あたり約30万円ほどの費用がかかります。つまり建物全体では1,000万円ほどの負担になるのです。さらにライニング工事の場合、7~10 年後に必ず再度赤錆が発生するため、今度は配管の取り替え工事を行わなくてはなりません。配管の取り替え工事は、中古マンションで1戸あたり60万円~100万円もの費用が必要になるばかりでなく、工事中は断水なども必要となり、生活・施設運営への悪影響も大きくなります。
◆塩化ビニルライニング鋼管(VLP)のデメリット
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、耐久性と直管部の防食性に優れた配管です。従来の亜鉛メッキ鋼管よりはるかに性能が優れています。しかしメンテナンスコストが高く、設置後数十年で継手部の赤錆による水漏れ対策などを行わなくてはなりません。多くの場合、二十年も経つと、配管内の閉塞や水漏れ、水道水の品質低下などが発生します。しかし、NMRパイプテクター®なら、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)のこうしたデメリットを解消してくれます。
◆NMRパイプテクター®とは
NMRパイプテクター®とは、日本システム企画株式会社が独自に開発した配管更正装置です。ライニング工事などの更生工事とは異なり、断水することなく、設置工事を行えます。
◆NMRパイプテクター®の仕組み
NMRパイプテクター®は、配管内に蓄積した赤錆を、配管を強化する効果のある黒錆に変換してくれます。赤錆を黒錆化する事で、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)のデメリット(赤錆による腐食やネジ山の脱落など)の発生を防ぎます。NMRパイプテクター®を導入することで、配管の寿命は40年以上延びると言われています。
◆NMRパイプテクター®のメリット
NMRパイプテクター®を選択することには、さまざまなメリットがあります。代表的なものは、以下の通りです。
・配管のメンテナンスコストを抑えられる
・施設運営を止めることなく導入できる
・業界で唯一効果保証がある
NMRパイプテクター®の導入は、通常の配管更新(取り替え工事)の1/5~1/10ほどのコストで行う事ができます。例えば大規模な配管取り替え工事では、1億円~2億円ほどの費用がかかることも珍しくありません。NMRパイプテクター®なら、その規模でも2,000万円前後までコストを抑えられる可能性があります。また、保守・点検の必要がなく、ランニングコストも発生しません。配管の外側に設置するものなので、断水もなく、施設運営を止める必要がないのです!
次回はNMRパイプテクター®の魅力の一つである業界唯一の効果保証についてご紹介いたします。
引き続きどうぞお楽しみください。
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塩化ビニルライニング鋼管(VLP)を延命!「NMRパイプテクター®」-連載・第2回-
◆はじめに
前回は、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)とNMRパイプテクター®についてご紹介させて頂きました。
気になる方はぜひ、連載第一回もお読みくださいね。
連載2回目はNMRパイプテクター®の魅力の一つである業界唯一の効果保証について簡単にご紹介いたします。
コスモ梶が谷ル・セーヌがNMRパイプテクター®を導入する決め手となった効果保障とはどのような内容だったのでしょうか。
なお、効果保障の内容については、最新の情報を必ずご確認頂きますよう宜しくお願い致します。
◆NMRパイプテクター®の保障内容
コスモ梶が谷ル・セーヌがNMRパイプテクター®を導入する決め手となった効果保障とはどのような内容だったのでしょうか。なお、効果保障の内容については、最新の情報を必ずご確認頂きますよう宜しくお願い致します。NMRパイプテクター®は、設置日より10年間の製品保証が設定されています。つまり製品の不具合があった場合、無償で新品と交換する事が可能なのです。また条件によっては、マンションに限り、1年間以上の長期間の防錆効果返金保証が適用されます。返金保証期間内でNMRパイプテクター®の赤錆防止効果が確認できない場合は、代金を返金の上、NMRパイプテクター®の装置を取り外し配管をもとの状態に戻します。こういった充実した保障があるので、多くの建物に安心して導入頂けているのではないでしょうか。
◆効果測定方法について
NMRパイプテクター®は導入後、最短およそ1ヶ月以内という短期間でその効果を確認できます。効果測定は建物別に最適な方法を選定します。日本システム企画株式会社では、物件種類や配管系統などによって、測定方法を変えているのです。主となる測定方法は、内視鏡・フィルター・採水・抜管の4種類です。一般的なマンションでは内視鏡で配管内の赤錆閉塞状態を確認し、専用の機材にて赤錆閉塞率を計測し、その赤錆閉塞が増加しない事で防錆効果を測定します。また病院やホテルなどの施設の給水配管ではフィルターを使用し、そこに付着する赤錆量が大幅に減少する事で防錆効果を検証します。一定期間蛇口に装着し、補足物を水に溶かして水中の鉄分値を計測し、効果を測定します。このようにお客様が確かな効果を実感できるよう、建物ごとに測定方法を変え、正確な効果を測定しているのです。
◆導入にあたってのご注意
NMRパイプテクター®は、築年数が40年を過ぎ、老朽化した建物の配管は赤錆によってネジ山の殆んどが脱落しているケースが多いので、このような配管には適用が困難になります。そのためNMRパイプテクター®は、早めの導入が重要です。NMRパイプテクター®は、早めに導入して頂ければそれ以降のメンテナンスの必要もなく、配管を建物寿命まで延命する効果があります。
◆まとめ
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、ビルや家庭の給水管や排水管など、多くの用途に利用されています。亜鉛メッキ鋼管より性能が優れており、耐久性と直管部の防食性も抜群です。ただし継手部の断面に赤錆が発生するのに加え、そのための配管更生工事や配管洗浄など、メンテナンスコストの高さに悩む方が多いのも事実です。NMRパイプテクター®は、塩化ビニルライニング鋼管の延命に効果的な製品です。継手部に発生する赤錆を黒錆に変換し、赤錆閉塞や赤水の発生、水漏れなどの問題を解決します。配管の外側に設置するだけなので、断水なども必要ありません。施設の運用を止めることなく、設置工事が可能なのです。NMRパイプテクター®にご興味がある方は、ぜひ日本システム企画株式会社までお気軽にお問い合わせください。
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日本システム企画株式会社
コラム#15「塩化ビニルライニング鋼管(VLP)を延命!NMRパイプテクター®」
◆はじめに
連載マンションの資産価値向上に貢献!「NMRパイプテクター®」でご紹介致しました「コスモ梶が谷ル・セーヌ」では主に塩化ビニルライニング鋼管(VLP)が使用されていました。
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、どのような建物に使われ、どのような特長があるのでしょうか。
具体的な内容を知って、住宅選びや配管メンテナンスを効率化したいという方もいるでしょう。
この連載では、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)の概要と特長を紹介します。
NMRパイプテクター®についてもあらためて解説するので、ぜひ参考にしてください。
◆塩化ビニルライニング鋼管(VLP)とは
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)とは、塩化ビニルで内部コーティングしている配管のことです。耐久性と防食性に優れており、今日ではほとんどの建築物の給水・排水管に使用されています。一方で建物の空調用冷温水配管には、亜鉛メッキ鋼管というものが使用されている事が多く、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)の使用はほとんどみられません。
◆VLPの特長:耐用年数は20年前後
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、配管とメーターやバルブ等との接合部のネジ山が赤錆劣化しやすく、20年前後で取り替える必要があります。そのまま放置すると、水漏れが起きたり、蛇口からの水の出が悪くなったりするので注意しましょう。特にメーターやバルブ周りは、異なる金属同士が接合し電気的な特性(部分電池)による電食が生じるため、赤錆が発生し、配管内の容積低下(赤錆閉塞と言います)および赤錆によるネジ山の脱落などが発生します。
◆VLPの特長:メンテナンスコスト
20年以上使用されている塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、ほとんどの場合エルボ部等の継手部で赤錆が発生しています。そのため耐用年数に近くなると配管のライニング工事(配管の内側を特別な塗料でコーティングする更生工事)などのメンテナンスが必要になります。一方でライニング工事は、30戸のマンションの場合、1戸あたり約30万円ほどの費用がかかります。つまり建物全体では1,000万円ほどの負担になるのです。さらにライニング工事の場合、7~10 年後に必ず再度赤錆が発生するため、今度は配管の取り替え工事を行わなくてはなりません。配管の取り替え工事は、中古マンションで1戸あたり60万円~100万円もの費用が必要になるばかりでなく、工事中は断水なども必要となり、生活・施設運営への悪影響も大きくなります。
◆塩化ビニルライニング鋼管(VLP)のデメリット
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、耐久性と直管部の防食性に優れた配管です。従来の亜鉛メッキ鋼管よりはるかに性能が優れています。しかしメンテナンスコストが高く、設置後数十年で継手部の赤錆による水漏れ対策などを行わなくてはなりません。多くの場合、二十年も経つと、配管内の閉塞や水漏れ、水道水の品質低下などが発生します。しかし、NMRパイプテクター®なら、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)のこうしたデメリットを解消してくれます。
◆NMRパイプテクター®とは
NMRパイプテクター®とは、日本システム企画株式会社が独自に開発した配管更正装置です。ライニング工事などの更生工事とは異なり、断水することなく、設置工事を行えます。
◆NMRパイプテクター®の仕組み
NMRパイプテクター®は、配管内に蓄積した赤錆を、配管を強化する効果のある黒錆に変換してくれます。赤錆を黒錆化する事で、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)のデメリット(赤錆による腐食やネジ山の脱落など)の発生を防ぎます。NMRパイプテクター®を導入することで、配管の寿命は40年以上延びると言われています。
◆NMRパイプテクター®のメリット
NMRパイプテクター®を選択することには、さまざまなメリットがあります。代表的なものは、以下の通りです。
・配管のメンテナンスコストを抑えられる
・施設運営を止めることなく導入できる
・業界で唯一効果保証がある
NMRパイプテクター®の導入は、通常の配管更新(取り替え工事)の1/5~1/10ほどのコストで行う事ができます。例えば大規模な配管取り替え工事では、1億円~2億円ほどの費用がかかることも珍しくありません。NMRパイプテクター®なら、その規模でも2,000万円前後までコストを抑えられる可能性があります。また、保守・点検の必要がなく、ランニングコストも発生しません。配管の外側に設置するものなので、断水もなく、施設運営を止める必要がないのです!
次回はNMRパイプテクター®の魅力の一つである業界唯一の効果保証についてご紹介いたします。
引き続きどうぞお楽しみください。
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塩化ビニルライニング鋼管(VLP)を延命!「NMRパイプテクター®」-連載・第2回-
◆はじめに
前回は、塩化ビニルライニング鋼管(VLP)とNMRパイプテクター®についてご紹介させて頂きました。
気になる方はぜひ、連載第一回もお読みくださいね。
連載2回目はNMRパイプテクター®の魅力の一つである業界唯一の効果保証について簡単にご紹介いたします。
コスモ梶が谷ル・セーヌがNMRパイプテクター®を導入する決め手となった効果保障とはどのような内容だったのでしょうか。
なお、効果保障の内容については、最新の情報を必ずご確認頂きますよう宜しくお願い致します。
◆NMRパイプテクター®の保障内容
コスモ梶が谷ル・セーヌがNMRパイプテクター®を導入する決め手となった効果保障とはどのような内容だったのでしょうか。なお、効果保障の内容については、最新の情報を必ずご確認頂きますよう宜しくお願い致します。NMRパイプテクター®は、設置日より10年間の製品保証が設定されています。つまり製品の不具合があった場合、無償で新品と交換する事が可能なのです。また条件によっては、マンションに限り、1年間以上の長期間の防錆効果返金保証が適用されます。返金保証期間内でNMRパイプテクター®の赤錆防止効果が確認できない場合は、代金を返金の上、NMRパイプテクター®の装置を取り外し配管をもとの状態に戻します。こういった充実した保障があるので、多くの建物に安心して導入頂けているのではないでしょうか。
◆効果測定方法について
NMRパイプテクター®は導入後、最短およそ1ヶ月以内という短期間でその効果を確認できます。効果測定は建物別に最適な方法を選定します。日本システム企画株式会社では、物件種類や配管系統などによって、測定方法を変えているのです。主となる測定方法は、内視鏡・フィルター・採水・抜管の4種類です。一般的なマンションでは内視鏡で配管内の赤錆閉塞状態を確認し、専用の機材にて赤錆閉塞率を計測し、その赤錆閉塞が増加しない事で防錆効果を測定します。また病院やホテルなどの施設の給水配管ではフィルターを使用し、そこに付着する赤錆量が大幅に減少する事で防錆効果を検証します。一定期間蛇口に装着し、補足物を水に溶かして水中の鉄分値を計測し、効果を測定します。このようにお客様が確かな効果を実感できるよう、建物ごとに測定方法を変え、正確な効果を測定しているのです。
◆導入にあたってのご注意
NMRパイプテクター®は、築年数が40年を過ぎ、老朽化した建物の配管は赤錆によってネジ山の殆んどが脱落しているケースが多いので、このような配管には適用が困難になります。そのためNMRパイプテクター®は、早めの導入が重要です。NMRパイプテクター®は、早めに導入して頂ければそれ以降のメンテナンスの必要もなく、配管を建物寿命まで延命する効果があります。
◆まとめ
塩化ビニルライニング鋼管(VLP)は、ビルや家庭の給水管や排水管など、多くの用途に利用されています。亜鉛メッキ鋼管より性能が優れており、耐久性と直管部の防食性も抜群です。ただし継手部の断面に赤錆が発生するのに加え、そのための配管更生工事や配管洗浄など、メンテナンスコストの高さに悩む方が多いのも事実です。NMRパイプテクター®は、塩化ビニルライニング鋼管の延命に効果的な製品です。継手部に発生する赤錆を黒錆に変換し、赤錆閉塞や赤水の発生、水漏れなどの問題を解決します。配管の外側に設置するだけなので、断水なども必要ありません。施設の運用を止めることなく、設置工事が可能なのです。NMRパイプテクター®にご興味がある方は、ぜひ日本システム企画株式会社までお気軽にお問い合わせください。
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