NMRパイプテクター導入先紹介、スコットランド王立銀行(RBS)の設置例 最終回
2020/05/29
日本システム企画株式会社
NMRパイプテクター導入先紹介 スコットランド王立銀行(RBS)の設置例 最終回
◆「スコットランド王立銀行(RBS)」での設置例 前回までのお話し
今回は、英国のスコットランド王立銀行でのNMRパイプテクターの設置事例のご紹介、第2回目になります。
前回は、スコットランド王立銀行の歴史や、NMRパイプテクターが導入されるまでのお話しをしました。
スコットランド王立銀行の、環境保護にも力を入れるという経営方針の変化から、薬剤等の使用が不要なNMRパイプテクターが導入されましたが、今回は実際に導入された、スコットランド王立銀行 第250支店での、その後の防錆効果等についてご紹介いたします。
◆NMRパイプテクターの防錆効果を採水検査で立証
2018年3月にスコットランド王立銀行 第250支店の、空調温水配管にNMRパイプテクターが設置されました。
この時には、第250支店の空調温水配管内の温水は赤錆の影響で、赤茶色に変色しているのが目視で分かる状況となっていました。
採水検査を実施し、NMRパイプテクターの設置前と設置後の鉄分値を測定しました。その結果、設置前の温水中の鉄分値は、1.10mg/lとイギリスの水質基準値を大幅に超えた数値でした。
NMRパイプテクターの設置6週間後の採水検査では、鉄分値が0.41mg/lまで減少し、さらに設置1年後の採水検査では0.03mg/lとなり、飲料水の水質基準値の0.2mg/l以下まで鉄分値を下げた事が確認されました。
この事により、配管の赤錆進行は止まり、NMRパイプテクターの設置前に出来ていた赤錆の表面は、黒錆に変化していました。また、この黒錆の被膜によって、赤錆が水中に溶けだす事もない状態になっています。
◆NMRパイプテクターで環境保護の取り組みに貢献
スコットランド王立銀行の目的は、環境保護の経営方針に沿った配管の赤錆劣化対策でしたが、NMRパイプテクターは、配管の外側に装着する装置の為に、断水を伴う工事は必要ありません。
設置後は、ランニングコストは一切かからず、薬剤等の使用も必要ない事から、環境にも優しい製品となり、スコットランド王立銀行の環境保護と、配管の赤錆劣化の両方の問題を解決する事ができました。
NMRパイプテクターの防錆効果は、40年以上持続される事から、今後も長期にわたって配管を延命する事が可能となります。
そして、NMRパイプテクターの設置前に使用されていた、防錆剤に必要なコストも考えると、大幅な防錆対策費用の削減が可能となったと言えるのではないでしょうか。
◆NMRパイプテクターが起こす防錆効果
では、NMRパイプテクターが、実際にどの様な事を配管内で起こしているかの説明です。
NMRパイプテクターの設置された配管内を通過した水は、赤錆に対し還元作用を起こす事が可能になります。この還元作用によって赤錆が黒錆に変化します。
黒錆は赤錆の体積の1/10の大きさで、固い結晶の不導体である事から、配管の詰りは改善し、赤錆の様に水に溶けださず、配管内の赤錆を黒錆の被膜でコーティングする状態となる為に、配管内の強化がされるのです。
その防錆効果は、40年以上は持続する材質でNMRパイプテクターは造られている為に、長期間にわたって配管延命が可能となるのです。
◆NMRパイプテクターの可能性
スコットランド王立銀行の事例からも、NMRパイプテクターの防錆効果はもちろんの事、長期的に見てもNMRパイプテクターはコスト面で優れており、環境保護にもつながる事が改めて実証されました。
NMRパイプテクターは、配管内の赤錆防止を目的とした装置ですが、水質を改善する事が可能な事から、水質環境が良好でない国々でのNMRパイプテクター導入によって、飲料用水のペットボトルの消費量、廃棄量の削減が期待され、環境問題にも対応した装置となります。
今回のご紹介で、NMRパイプテクター導入での配管内の赤錆防止・劣化対策は、他の配管更新工事や配管更生工法には無いメリットがある事をご確認いただけたかと思います。
配管内の赤錆防止・劣化対策をご検討中の方は、是非一度お問い合わせください。
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コラム#16「スコットランド王立銀行(RBS)への導入事例」
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◆「スコットランド王立銀行(RBS)」での設置例 前回までのお話し
今回は、英国のスコットランド王立銀行でのNMRパイプテクターの設置事例のご紹介、第2回目になります。
前回は、スコットランド王立銀行の歴史や、NMRパイプテクターが導入されるまでのお話しをしました。
スコットランド王立銀行の、環境保護にも力を入れるという経営方針の変化から、薬剤等の使用が不要なNMRパイプテクターが導入されましたが、今回は実際に導入された、スコットランド王立銀行 第250支店での、その後の防錆効果等についてご紹介いたします。
◆NMRパイプテクターの防錆効果を採水検査で立証
2018年3月にスコットランド王立銀行 第250支店の、空調温水配管にNMRパイプテクターが設置されました。
この時には、第250支店の空調温水配管内の温水は赤錆の影響で、赤茶色に変色しているのが目視で分かる状況となっていました。
採水検査を実施し、NMRパイプテクターの設置前と設置後の鉄分値を測定しました。その結果、設置前の温水中の鉄分値は、1.10mg/lとイギリスの水質基準値を大幅に超えた数値でした。
NMRパイプテクターの設置6週間後の採水検査では、鉄分値が0.41mg/lまで減少し、さらに設置1年後の採水検査では0.03mg/lとなり、飲料水の水質基準値の0.2mg/l以下まで鉄分値を下げた事が確認されました。
この事により、配管の赤錆進行は止まり、NMRパイプテクターの設置前に出来ていた赤錆の表面は、黒錆に変化していました。また、この黒錆の被膜によって、赤錆が水中に溶けだす事もない状態になっています。
◆NMRパイプテクターで環境保護の取り組みに貢献
スコットランド王立銀行の目的は、環境保護の経営方針に沿った配管の赤錆劣化対策でしたが、NMRパイプテクターは、配管の外側に装着する装置の為に、断水を伴う工事は必要ありません。
設置後は、ランニングコストは一切かからず、薬剤等の使用も必要ない事から、環境にも優しい製品となり、スコットランド王立銀行の環境保護と、配管の赤錆劣化の両方の問題を解決する事ができました。
NMRパイプテクターの防錆効果は、40年以上持続される事から、今後も長期にわたって配管を延命する事が可能となります。
そして、NMRパイプテクターの設置前に使用されていた、防錆剤に必要なコストも考えると、大幅な防錆対策費用の削減が可能となったと言えるのではないでしょうか。
◆NMRパイプテクターが起こす防錆効果
では、NMRパイプテクターが、実際にどの様な事を配管内で起こしているかの説明です。
NMRパイプテクターの設置された配管内を通過した水は、赤錆に対し還元作用を起こす事が可能になります。この還元作用によって赤錆が黒錆に変化します。
黒錆は赤錆の体積の1/10の大きさで、固い結晶の不導体である事から、配管の詰りは改善し、赤錆の様に水に溶けださず、配管内の赤錆を黒錆の被膜でコーティングする状態となる為に、配管内の強化がされるのです。
その防錆効果は、40年以上は持続する材質でNMRパイプテクターは造られている為に、長期間にわたって配管延命が可能となるのです。
◆NMRパイプテクターの可能性
スコットランド王立銀行の事例からも、NMRパイプテクターの防錆効果はもちろんの事、長期的に見てもNMRパイプテクターはコスト面で優れており、環境保護にもつながる事が改めて実証されました。
NMRパイプテクターは、配管内の赤錆防止を目的とした装置ですが、水質を改善する事が可能な事から、水質環境が良好でない国々でのNMRパイプテクター導入によって、飲料用水のペットボトルの消費量、廃棄量の削減が期待され、環境問題にも対応した装置となります。
今回のご紹介で、NMRパイプテクター導入での配管内の赤錆防止・劣化対策は、他の配管更新工事や配管更生工法には無いメリットがある事をご確認いただけたかと思います。
配管内の赤錆防止・劣化対策をご検討中の方は、是非一度お問い合わせください。
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