NMRパイプテクター導入先紹介、ウィッティントン病院の設置例・最終回
2020/06/04
日本システム企画株式会社
◆「ウィッティントン病院」での設置例 前回までのお話し
前回は、ウィッティントン病院についての概要や、NMRパイプテクターの防錆効果についてお話しをしました。
毎朝、給湯配管での赤水が発生していたウィッティントン病院では、赤錆劣化の進行により、漏水等のリスクが懸念されていた為、その対策としてNMRパイプテクターの導入を決定しました。
前回のご紹介をご覧になっていない方は、是非ご覧ください!
今回は、その後のウィッティントン病院での、防錆効果検証の結果等について紹介いたします。
◆「ウィッティントン病院」でのNMRパイプテクターの設置結果は?
ウィッティントン病院では、2006年5月にNMRパイプテクターの導入がされました。設置箇所は赤水問題の起こっていた、C棟の給湯配管です。
NMRパイプテクターの防錆効果の検証については、採水検査にて実施しました。 まずは、NMRパイプテクターの設置前の採水検査での水質状態です。
その結果は、鉄分値が7.3mg/lである事がわかりました。
イギリスの水道法に基づく水質基準値は0.2mg/lである事から、配管内での赤錆劣化が大変進んでいる事が明らかな数値が検出されました。
NMRパイプテクターを設置19日後の採水検査では、0.388mg/lまで鉄分値が減少した事が確認されました。この段階で大幅に水質の改善は見られましたが、水質基準値は0.2mg/lですから、まだ十分ではありません。
その後、NMRパイプテクターを設置29日後の採水検査では0.077mg/lまで鉄分値が減少され、イギリスの水質基準値0.2mg/l以下となり、赤錆の黒錆化と新規赤錆発生の防止が認められました。
◆NMRパイプテクターは配管を強化します
NMRパイプテクターの設置により、1ヵ月足らずでウィッティントン病院にて毎朝出ていた赤水は改善し、採水検査での鉄分値の数字からも、防錆効果の立証がされました。
NMRパイプテクターの効果は赤錆の発生を止めただけではありません。前回のご紹介でお話しした通り、既に配管内にある赤錆は、還元作用により黒錆に変化する為、黒錆被膜により配管の強化がなされます。つまり現状維持だけではなく、さらに赤錆に強い配管に生まれ変わるのです。
黒錆についてさらに詳しく説明すると、黒錆は固い結晶の不導態である為に、水に溶け出しません。さらに赤錆の体積の1/10である為に、赤錆による閉塞は黒錆化によって縮小改善されます。
この赤錆の黒錆化こそ、他社の技術にないNMRパイプテクターの大きな特徴です。
◆長期にわたって安心を提供いたします
NMRパイプテクターは、40年以上に渡り防錆効果が持続する為、長期の配管延命が可能です。ウィッティントン病院では設置から14年以上が経過していますが、現在もNMRパイプテクターが設置されているC棟の給湯配管では、水質が良好で変わらずに防錆効果を発揮し、配管を守り続けています。
今回は、英国のウィッティントン病院での事例を紹介しましたが、他にもたくさんの事例も紹介しているので、是非ご参考にしてください。
▼コラム元はこちら
#21 ウィッティントン病院への導入事例|コラム|製品情報|日本システム企画株式会
▼関連情報
ウィッティントン病院|NMRパイプテクター導入実績|日本システム企画株式会社
▼メーカ公式サイトはこちら
日本システム企画株式会社
前回は、ウィッティントン病院についての概要や、NMRパイプテクターの防錆効果についてお話しをしました。
毎朝、給湯配管での赤水が発生していたウィッティントン病院では、赤錆劣化の進行により、漏水等のリスクが懸念されていた為、その対策としてNMRパイプテクターの導入を決定しました。
前回のご紹介をご覧になっていない方は、是非ご覧ください!
今回は、その後のウィッティントン病院での、防錆効果検証の結果等について紹介いたします。
◆「ウィッティントン病院」でのNMRパイプテクターの設置結果は?
ウィッティントン病院では、2006年5月にNMRパイプテクターの導入がされました。設置箇所は赤水問題の起こっていた、C棟の給湯配管です。
NMRパイプテクターの防錆効果の検証については、採水検査にて実施しました。 まずは、NMRパイプテクターの設置前の採水検査での水質状態です。
その結果は、鉄分値が7.3mg/lである事がわかりました。
イギリスの水道法に基づく水質基準値は0.2mg/lである事から、配管内での赤錆劣化が大変進んでいる事が明らかな数値が検出されました。
NMRパイプテクターを設置19日後の採水検査では、0.388mg/lまで鉄分値が減少した事が確認されました。この段階で大幅に水質の改善は見られましたが、水質基準値は0.2mg/lですから、まだ十分ではありません。
その後、NMRパイプテクターを設置29日後の採水検査では0.077mg/lまで鉄分値が減少され、イギリスの水質基準値0.2mg/l以下となり、赤錆の黒錆化と新規赤錆発生の防止が認められました。
◆NMRパイプテクターは配管を強化します
NMRパイプテクターの設置により、1ヵ月足らずでウィッティントン病院にて毎朝出ていた赤水は改善し、採水検査での鉄分値の数字からも、防錆効果の立証がされました。
NMRパイプテクターの効果は赤錆の発生を止めただけではありません。前回のご紹介でお話しした通り、既に配管内にある赤錆は、還元作用により黒錆に変化する為、黒錆被膜により配管の強化がなされます。つまり現状維持だけではなく、さらに赤錆に強い配管に生まれ変わるのです。
黒錆についてさらに詳しく説明すると、黒錆は固い結晶の不導態である為に、水に溶け出しません。さらに赤錆の体積の1/10である為に、赤錆による閉塞は黒錆化によって縮小改善されます。
この赤錆の黒錆化こそ、他社の技術にないNMRパイプテクターの大きな特徴です。
◆長期にわたって安心を提供いたします
NMRパイプテクターは、40年以上に渡り防錆効果が持続する為、長期の配管延命が可能です。ウィッティントン病院では設置から14年以上が経過していますが、現在もNMRパイプテクターが設置されているC棟の給湯配管では、水質が良好で変わらずに防錆効果を発揮し、配管を守り続けています。
今回は、英国のウィッティントン病院での事例を紹介しましたが、他にもたくさんの事例も紹介しているので、是非ご参考にしてください。
▼コラム元はこちら
#21 ウィッティントン病院への導入事例|コラム|製品情報|日本システム企画株式会
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