2018年12月4日、スウェーデン、ヨーテボリ：　SKFは本日、新しくLincoln SLCグリース計量装置を発表しました。この小型計量装置は、シングルライン潤滑システムでの使用を目的に開発されました。コンパクトなモジュラーデザインの採用により、接合部を減らし漏れリスクが低くなっていることが特長です。

バネによってリセットされる制御ピストンが特徴的な同装置は、最大でNLGIちょう度クラス2のグリースに対応可能な高圧を実現、厳しい条件下や低温時でも信頼の運転を提供します。吐出量は調整ネジで調整するか注入ネジで設定しますが、いずれの方法でも各潤滑ポイントに所定量の潤滑剤が確実に供給されます。

SLCには、アウトレット1～12個用のSLC1とアウトレット1～6個用のSLC2の2つのバージョンがあります。どちらのバージョンもBSPまたはNPTネジ穴付きで、腐食性分類はC3となっています。インレットおよびアウトレットの接続金具は、メートル系寸法と英ヤード・ポンド系寸法のものが含まれています。

このクラスで最もコンパクトな構造のSLCは、再生可能エネルギー、建設、鉱業での用途のほか、小型の中圧デュアルライン潤滑システムとの交換用としても適しています。

100年以上に及ぶSKFおよびLincolnの専門知識を結集し、SKFは手動潤滑装置および工具から最先端の集中潤滑システムまで、業界で最も充実した革新的潤滑ソリューションを提供しています。

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