FTDI Chip社は日本の技術半導体商社である株式会社アルティマとのパートナーシップについて発表した。両社はFTDI Chip社のFT311/FT312 AndroidホストIC群から、X-Chipシリーズ最新USBインターフェイスIC 群、HシリーズHi-speed USBホスト/デバイスブリッジIC群、EVE（Embedded Video Engine）グラフィックコントローラIC群にわたる広範な製品ポートフォリオ全般に関する包括的契約を取り交わし、製品の販売・供給を開始する。日本国内の有力セットメーカーの多くを顧客とするアルティマは国内でも最も効率的で評価の高い半導体商社の一社で、横浜市の本社に加え国内各地に営業拠点を構え、約250名の従業員を擁する。多くの技術サポート要員を配置し、サポート力に定評がある。顧客はその幅広いリソースにアクセスすることで設計開発のプロセスを加速することができる。

「FTDI Chipを弊社ラインカードに加えられたことは非常に重要で、同社およびその独創的な製品の販売代理店として活動できることは、非常に喜ばしいことです。」とはアルティマ代表取締役社長　三好哲暢 のコメント。「このパートナーシップが非常に成功することを期待しています。」

「FTDI Chipには日本国内にはまだまだ大きな販売機会が存在し、よってこのエリアで最良の販売代理店と提携することが必須です。」とはFTDI Chip創業者でCEOのFred Daftのコメント。「次世代のディスプレイシステムやUSBによるコネクティビティを開発するために弊社が提供する先端の半導体ソリューションにより、日本のセットメーカーに対し納得のいくご提案をさし上げられます。アルティマが提供する物流的・技術的サポートと、その日本の市場知識により、顧客の要望によりお応えできるようになるでしょう。」

【アルティマについて】
株式会社アルティマは1991年に株式会社マクニカの完全子会社として設立され、高付加価値な半導体、電子部品、サブシステム、システムおよびソフトウェアを、エレクトロニクス、通信およびITなど幅広いお客様に提供しています。30を超える製品ラインを抱え、マクニカグループの世界中の拠点を通じ海外へのサポートも提供します。アルティマはその技術サポート力によりお客様の課題を解決し、さらには製品付加価値を高める技術提案により高く評価されています。アルティマに関する詳細はウェブサイトwww.altima.co.jpを参照ください。

【FTDI Chipについて】
FTDI Chipは高度な半導体およびソフトウェアソリューションを提供するスペシャリストです。設計者が多機能で容易に使える堅牢な製品を提供し、製品化の加速とコスト低減に貢献します。その広範なUSB製品のポートフォリオで知られるFTDI Chipは、使いやすいICとすぐに使えて実証済みの無償ファームウェアおよびソフトウェアドライバを合わせて提供することで、USBへの移行を非常に容易にしています。RS232、RS422、RS485、I2C、SPIなどをUSBに変換するシンプルなブリッジデバイスから、マイコン内蔵で高度な開発環境も提供する高集積な製品まで広範な製品を提供します。
FTDI Chipは最近「それを簡単に」という方針を更に拡大しディスプレイ、オーディオおよびタッチ機能を小さなパッケージに統合し、幅広い低消費電力マイコンのためにGUIを開発できる専用の開発ソフトウェアと共に提供する、使いやすいディスプレイコントローラをラインナップに加えました。
FTDI Chipは本社を英国グラスゴー市に置くファブレス半導体メーカーで、グラスゴー、シンガポールおよび台湾に開発拠点を、またグラスゴー、米国オレゴン州ポートランド、中国上海市および台北に営業拠点を配置しています。

詳しい情報についてはhttp://www.ftdichip.comを参照ください。

各地域の営業拠点および各地の販売代理店については以下を参照ください。http://www.ftdichip.com/FTSalesNetwork.htm