HIOKI（日置電機株式会社：長野県上田市、代表取締役社長：岡澤尊宏）は、パワーアナライザPW8001と組み合わせて高精度な電力測定を実現する新型電流センサーの出荷を本日開始いたします。新型電流センサーは本年9月の発表時から新たに14機種追加し、16機種を用意しました。
なお、PW8001は、2021年12月24日（金）に出荷開始予定です。

■特長
1.豊富なラインアップ
高精度な電力測定のためには、測定対象に適した電流センサー選択が必要です。新型電流センサーは定格50A～2000Aを揃え、直流から最大10MHzまでの広帯域測定を実現します。またケーブル長を3mと10mから選択でき、測定環境に最適なセンサーを提案します。
2.すぐに測定できる
PW8001では、測定に応じてさまざまな種類の電流センサーが選択できますが、正確な電力測定のためには、電流センサーの設定が必要です。新型電流センサーは、PW8001に接続するだけで自動的に設定が完了します。すぐに測定を開始でき、作業者の設定ミスによる測定値の間違いも防ぐことができます。
3.センサーと組み合わせて高確度な測定を実現
新型電流センサー内部には、形名や製造番号、校正データなどのセンサー個体ごとの情報が記録されています。校正データが自動的にPW8001に送信されることで、従来よりも高確度な電力測定を実現します。

■主な用途
・電源機器やモーターの開発における電力変換効率評価
・電源機器の生産工程における性能検査
・トランス、リアクトルなどの損失評価試験

■想定する顧客
・EV、FCV（燃料電池自動車）などの自動車メーカー
・トランス、モーター、リアクトルなどの電気機器メーカー
・風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー関連の機器メーカー
・電源機器に関連する研究開発機関

■出荷開始日（国内、外国）
新型電流センサー16機種　2021年12月17日（金）
パワーアナライザPW8001　2021年12月24日（金）

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