産業用途での課題を解決するコンパクトスイッチング電源「UNO POWER(ウノ・パワー)」を販売開始
2013/06/13
フエニックス・コンタクト(株)
フエニックス・コンタクト株式会社(本社:横浜市、代表取締役:青木良行)は、産業用コンパクトスイッチング電源「UNO POWER(ウノ・パワー)」の国内販売を開始いたしました。
近年、あらゆる産業でのDC電圧制御が増加し、制御盤やボックスにスイッチング電源を設置するケースが多くなっています。しかし、制御盤やボックスにはDINレールが標準的に使用されており、ほとんどの機器がDINレール取付けになっている一方、スイッチング電源のDINレール化が遅れているため、スイッチング電源は扱い難いとされているのも事実です。取付けにはオプションの金具を使用したり、レイアウトが合わなければ自作したりするユーザも多い中、当社では長年、DINレール設置のスイッチング電源をリリースし、より使いやすいようさまざまな改良を加えてきました。できるだけシンプルかつ基本性能が高い電源を目指したのが、このUNO POWERです。
○スリム&コンパクト
横幅と体積を極限まで削減
隣り合う機器と密接接続可、 無駄なスペースを削減
○高効率&低待機電力
クラスNo.1相当の高効率
国際エネルギースタープログラムで クラスVを獲得
○高い基本性能
−20℃〜+70℃まで使用可、55℃まで100%出力
低リップルノイズ
UNO POWERは、外観だけではなく、スイッチング電源の基本性能向上に対する努力を重ね、さまざまな特長が生み出されました。まず、効率を上げることを目標とし、部品選定から回路設計において発熱を抑え、効率改善を実現しました。その結果、コンパクトで使用温度範囲拡大にも成功。使用温度を広げ、55℃まで定格の100%出力を実現し、産業界での「盤設計温度=50℃」という現実的な問題もクリアしました。
■ 電源選定の新基準を提案
ほとんどのスイッチング電源では、設計温度は考慮されず、40℃まで100%出力を保証するに留まるため、設計者は必要な電源よりも大きいスイッチング電源の選定を求められます。たとえば、設計温度が50℃で50Wが必要な時、ほとんどの電源は50℃時には60%ほどの出力しか保証されないため100Wの電源が選定されます。UNO POWERでは55℃でも100%出力を保証しているため、60Wを選定すれば良いことになります。電源自体もコンパクトになり、コストダウンにつながります。これがUNO POWERは電源選定の新基準です。
■ 主な仕様とラインアップ
・入力電圧: AC 85〜 264V
・出力電圧: DC24V, DC12V
・容量: 30W 〜 100W
・ラインアップ: 全5機種 DC24V/30W, DC24V/60W, DC24V/100W, DC12V/30W, DC12V/55W
■ ターゲット市場
一般産業用機械(食品・包装機械、工作機械、搬送装置、各種専用機)、ロボット、インフラ設備、ビルオートメーション等
■ 売上目標
2013年度:10,000台
■ 発売時期
2013年6月〜
【本件に関する問い合わせ】
フエニックス・コンタクト株式会社
045-471-0059
info@phoenixcontact.co.jp
【フエニックス・コンタクト株式会社について】
ドイツの接続機器、インターフェース製品のトップメーカー、フエニックス・コンタクト社の日本法人。レール搭載用端子台・プリント基板用端子台・産業用コネクタの接続機器、信号変換器・電源・リレーを中心とする電子機器、サージ電圧保護技術を中心とする産業用コンポーネントおよびフィールドバスオートメーションシステムの国内販売を行っている。
近年、あらゆる産業でのDC電圧制御が増加し、制御盤やボックスにスイッチング電源を設置するケースが多くなっています。しかし、制御盤やボックスにはDINレールが標準的に使用されており、ほとんどの機器がDINレール取付けになっている一方、スイッチング電源のDINレール化が遅れているため、スイッチング電源は扱い難いとされているのも事実です。取付けにはオプションの金具を使用したり、レイアウトが合わなければ自作したりするユーザも多い中、当社では長年、DINレール設置のスイッチング電源をリリースし、より使いやすいようさまざまな改良を加えてきました。できるだけシンプルかつ基本性能が高い電源を目指したのが、このUNO POWERです。
○スリム&コンパクト
横幅と体積を極限まで削減
隣り合う機器と密接接続可、 無駄なスペースを削減
○高効率&低待機電力
クラスNo.1相当の高効率
国際エネルギースタープログラムで クラスVを獲得
○高い基本性能
−20℃〜+70℃まで使用可、55℃まで100%出力
低リップルノイズ
UNO POWERは、外観だけではなく、スイッチング電源の基本性能向上に対する努力を重ね、さまざまな特長が生み出されました。まず、効率を上げることを目標とし、部品選定から回路設計において発熱を抑え、効率改善を実現しました。その結果、コンパクトで使用温度範囲拡大にも成功。使用温度を広げ、55℃まで定格の100%出力を実現し、産業界での「盤設計温度=50℃」という現実的な問題もクリアしました。
■ 電源選定の新基準を提案
ほとんどのスイッチング電源では、設計温度は考慮されず、40℃まで100%出力を保証するに留まるため、設計者は必要な電源よりも大きいスイッチング電源の選定を求められます。たとえば、設計温度が50℃で50Wが必要な時、ほとんどの電源は50℃時には60%ほどの出力しか保証されないため100Wの電源が選定されます。UNO POWERでは55℃でも100%出力を保証しているため、60Wを選定すれば良いことになります。電源自体もコンパクトになり、コストダウンにつながります。これがUNO POWERは電源選定の新基準です。
■ 主な仕様とラインアップ
・入力電圧: AC 85〜 264V
・出力電圧: DC24V, DC12V
・容量: 30W 〜 100W
・ラインアップ: 全5機種 DC24V/30W, DC24V/60W, DC24V/100W, DC12V/30W, DC12V/55W
■ ターゲット市場
一般産業用機械(食品・包装機械、工作機械、搬送装置、各種専用機)、ロボット、インフラ設備、ビルオートメーション等
■ 売上目標
2013年度:10,000台
■ 発売時期
2013年6月〜
【本件に関する問い合わせ】
フエニックス・コンタクト株式会社
045-471-0059
info@phoenixcontact.co.jp
【フエニックス・コンタクト株式会社について】
ドイツの接続機器、インターフェース製品のトップメーカー、フエニックス・コンタクト社の日本法人。レール搭載用端子台・プリント基板用端子台・産業用コネクタの接続機器、信号変換器・電源・リレーを中心とする電子機器、サージ電圧保護技術を中心とする産業用コンポーネントおよびフィールドバスオートメーションシステムの国内販売を行っている。
