高機能断熱材 WDS
最終更新日:2014/02/01
このページを印刷高い断熱効果を示し、装置の小型化に貢献
【WDS】は、熱伝導率が0.021W/m・kと静止空気よりも低く、セラミックファイバーやケイ酸カルシウムといった一般的な断熱材に比べ数倍の断熱効果を持つ断熱材。超微細なヒュームドシリカと赤外線を透過させない物質で構成され、さらに空気分子の運動を規制する微細なマイクロポアー構造を有しているため、単に空気を取り込むこれまでの断熱材とは異なり、「固体の伝熱」、「空気分子の移動」、「赤外線の透過」といった熱の移動をコントロールし、熱伝導率は静止空気を凌ぐ0.021W/m・kを達成。温度依存性が極めて低く、使用温度が上昇しても熱伝導率の変化が少なく、断熱効果があまり変わらず、一般的な断熱材に比べ数倍の断熱効果があるため、断熱材の厚みを薄くすることが可能となり、装置を小型化することができる。柔らかく、壊れやすい材料なので構造材としての使用は難しいが、外部からの圧力が無ければ変形しない。製造:Porextherm社/黒崎播磨社。