仕様
用途 | 生産設備において、主に以下の目的を達成する手段として使用されます。 【生産性の向上】 a) センサ等の複数の入出力信号タイプをIO-Linkに集約することにより、センサやI/Oの製品選定や設計を効率化。 b) IO-Link通信により、PLCからセンサ・アクチュエイタの機器設定の制御が可能となり、これら設定にかかる時間を削減 c) ネットワークを利用しリモートでデバイスの管理・設定が可能。 【コスト削減】 a) IO-Linkに集約することで在庫を削減可能です。 b) FDTフレーム等の利用により、PC上での機器設定が可能となり、エンジニアリング時間や作業マニュアル作成時間の削減が可能。 c) PLCからの直接にIO-Linkデバイスの機器状態の確認や各種設定が可能となり、センサ等の設定工数や表示が必要な機器の削減が可能。 【メンテナンス性の向上】 a) IO-Linkの持つデータストレージ機能などを活用することにより交換機器のパラメータの自動設定化でダウンタイムの削減が可能。 b) IO-Linkデバイスの機器診断機能やアラーム機能によりダウンタイムの削減が可能。 |
---|---|
その他の情報
- 【IO-Linkの概要】
IO-Linkはそれに対応したセンサ、アクチュエータなどの末端機器とIO-Linkマスタとの間で通信を行うシリアル通信プロトコルです。
センサ、アクチュエータなどの末端機器がIO-Linkデバイスとなり、リモートI/OなどがIO-Linkマスタとなります。このIO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間で1対1のシリアル通信を行います。
IO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間の接続ケーブルには汎用センサ・アクチュエータ用の非シールドの3芯ケーブルが使用可能です。
入出力信号(I/Oプロセスデータ)だけでなく、機器の識別情報や診断情報の取得、機器のパラメータ設定などを行うことが可能です。
センサやアクチュエイターなどのIO-Link対応機器の各種設定や情報の取得はPLCから直接制御することができます。さらに、エンジニアリングツールで行い、タークはさらにFDTフレーム(PACTware等)でマルチプロトコル、マルチベンダーで一括して設定することも可能です。
国際規IE61131-9で規定されたオープンな規格です。
動画
製品カタログ・資料
- IO-Link 通信 対応製品 ダイジェスト
ファイル形式:pdf ファイルサイズ:20.83MBタークのIO-Link通信 対応製品のダイジェストカタログ 総224ページ
関連製品カタログ・資料
会社情報
TURCK(ターク)は、ドイツに本社を置き、近接センサなど15,000種類以上の各種FA用センサ、コネクタ関連製品、伝送カプラ、インターフェース製品や各種フィールドバス製品を世界87ヵ国以上で販売。
ターク・ジャパン株式会社
お客様の生産性向上の為、最新のソリューション提案を行なっております。
〒 110-0016 台東区台東1-24-2 ISM秋葉原1F
電話 : 03-5817-4253
https://www.turck.jp/ja/詳細はこちら
特に、IO-Link通信に関する製品については、トップクラスの企業としてIO-Linkを使用したソリューションを幅広く展開。本カタログは同社のIO-Link通信に関する製品をまとめたダイジェストとなる。
タークはI/O制御用のPLCやHMIから、ボックス内での使用を前提としたIP20および耐環境性のあるIP67の各種IO-Linkマスタ、さらにはIO-Link通信に対応した各種IO-Linkデバイスをラインナップし、ユーザーに製品単体のみならずシステム全体での提案を行うことができる。
【タークのIO-Linkデバイス】
IO-Linkマスタ、近接センサ、静電容量センサ、超音波センサ、圧力センサ、エンコーダ、リニアポジションセンサ、温度センサ、LED照明、非接触式伝送カプラ、各種コネクタおよびケーブルなど。