フィルター超音波洗浄装置
最終更新日:2014/11/15
このページを印刷回転・上下遥動しながら正洗・逆洗を同時に実行
本装置は、合理的な超音波洗浄理論に基づく優れた洗浄システムにより、各種ディスクフィルター、プリーツフィルター、タービン用フィルターなどに高い効果を発揮する超音波洗浄装置。金属や化繊、不織布などを複雑に組合せたろ過用のフィルターは、材質や開孔径の大きさを問わず、洗浄が困難とされているが、同装置は、ワークをセットすると上下で自動的に中心部をシールチャックし、同時に真空状態にしてフィルターの空気を除去して除去完了後に脱気液を導入し、浸漬後ディスクフィルターを回転して超音波洗浄を開始する。この時、まず内部から水を一定時間吹き出して(逆洗・超音波)、さらに設定時間後に液の吸い込みを開始する(正洗・超音波)仕組みで、空気を完全に除去した後に、回転・上下遥動しながら正洗、逆洗を同時に実行可能。また、ステンレス線が3μ以下になると5〜275KHzの広域同時多重発振器でも、ステンレス線の溶着部の破断が出てくるため、同じ振動素子から倍周波の50〜275KHzを高効率で発振させることにより高い洗浄効果を得られ、液晶フィルムのディスクフィルター・プリーツフィルター、火力発電所のタービン空気取り入れ口HEPAフィルター、工場事務所の汎用フィルター、艦船のオイルろ過フィルターなどに使用可能。