耐放射線性5Vマルチプレクサ SL71830SEH/ISL71831SEH
最終更新日:2016/03/09
このページを印刷可変ロジック・スレッショルド制御機能搭載、3.3Vと5Vの低システム電圧レールをサポート
【SL71830SEH/ISL71831SEH】は、5V単一電源で動作し、業界最高クラスのESD保護と信号処理性能を実現した耐放射線性マルチプレクサ。システム電源レールの低電圧化に対応。データ・アクイジション・システムに対し、優れた静電放電(ESD)保護機能を提供するほか、オン抵抗と入力リーク電流を低下させ、消費電力の低減と信号品質の向上を実現する。また、伝播遅延が小さく、信号処理の応答時間を大幅に改善することができる。インターシルが独自に開発したシリコン・オン・インシュレータ・プロセスを採用しており、重イオン環境でのシングル・イベント・ラッチアップ(SEL)耐性を確保している。また、いずれも5kVの強化ESD保護機能を備えており、コストの高い保護ダイオードの入力ピンへの外付けを不要にする。オン抵抗を120Ωに、伝播遅延を100ns未満に抑え、総合的な性能と、処理と多重化後にアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)入力部に伝送するテレメトリ信号の精度を向上できる。