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【カタログプレビュー】リチウムイオン電池用合剤電極作製に使用された例:掲載技術単行本のご紹介の詳細

電極全体の電子伝導特性と電気化学反応の均一性確保のため、導電助剤と混合し合剤電極とする。その混合に弊社擂潰機AGAを用いている

【本のご紹介】
・タイトル:リチウムイオン電池・全固体電池の材料技術 ~プロセス・評価技術まで~
・編著: 櫻井 庸司氏(豊橋技術科学大学)
・共著: 稲田 亮史氏(豊橋技術科学大学)
    東城 友都氏(静岡理工科大学)
    引間 和浩氏(豊橋技術科学大学)
    松田 厚範氏(豊橋技術科学大学)
    武藤 浩行氏(豊橋技術科学大学)
・発行元:科学情報出版株式会社
URL:https://www.it-book.co.jp/books/124.html

「結着材を用いた合剤電極作製」
ある電極物質について、リチウムイオン電池電極としての電気化学特性を調べる際には、電極活物質を測定に合わせて調製する必要がある。多くの場合、種々の方法で合成された粉末試料を使用するため、電極全体の電子伝導特性と電気化学反応の均一性を確保するために、導電助剤と混合して合剤電極とする。導電助剤としては、一般にカーボンブラックなどの炭素系微粉末材料が用いられる。電極内において、導電助剤は電解液を保持する役割も担うことになる。混合作業は、乳鉢を用いて手動で行うこともあれば、ボールミルや擂潰機等を用いて自動で行う場合もある。

企業基本情報

社名:
株式会社石川工場
住所:
〒 135-0053
東京都 江東区辰巳一丁目1-8
Web:
https://www.ishikawakojo.jp/
TEL:
03-3522-1018