【カタログプレビュー】低摩擦リング(表面加工)

(1)特殊配合材料加工
ゴム材料にテフロン樹脂PTFE、モリブデン、オイルなどを混練りし、すべり性を良くする方法。
(2)表面処理加工
■ライニング方式
テフロン(PTFE)フィルムを部分、もしくは全面にインサート成形することで、はく離強度が強く、過多運動にも比較的対応可能。
■コーティング(コート)方式
製品表面へテフロン、シリコーン、ウレタンなどの塗装被膜をつける方法で、少量から大量生産にも対応可能。
■二重構造/テフロン被覆/被膜方式(Duetリング)
ストローチューブ状テフロン樹脂(PFA、FEP)の中へゴム丸ヒモ(紐)を挿入し、ストローの端面と端面をシームレスジョイント(溶着)加工で製作するので少量より製作可能。
■表面化学処理加工(ハロゲン処理)方式
薬品の化学作用によりゴム部表面上にすべり性を持たせる方法。ゴム本体の物性値に変化がないことから効果の持続性が期待できる。