【カタログプレビュー】データロガー LR8101

バッテリーパックは、直列に接続された多数のバッテリーセルにより構成されています。セルの特性のばらつきがバッテリーパック全体の性能低下を招くため、セル単位で電圧や温度の挙動を把握することは、極めて重要です。
さらに充放電試験においては、総電圧と総電流を各セルの電圧や温度と同期して計測し、バッテリーパック全体の特性を包括的に評価することが求められます。
一方、電気自動車に搭載するバッテリーの高電圧化が進んでいます。バッテリーの電圧は400 Vから800 Vへ実用が進んでおり、このような高電圧バッテリーパックの充放電試験でバッテリーセルの電圧や温度を安全に測定するためには、計測器の対地間電圧とモジュール間電圧が重要になります。