～自動車システム向け超高精度測定を実現～

半導体と電子部品の幅広い品揃えと新製品投入(New Product Introduction：NPI)のリーディング・ディストリビュータであるMouser Electronics(マウザー・エレクトロニクス 本社：米国テキサス州マンスフィールド、以下マウザー)は、アナログチップと組込みプロセッシングチップの設計、製造、テスト、販売で世界をリードするグローバル半導体企業のTexas Instruments(本社：米国テキサス州ダラス、以下テキサス・インスツルメンツ)のAWRL1432ミリ波レーダーセンサの取り扱いを開始いたしました。
本製品は統合型シングルチップのミリ波レーダーセンサであり、周波数変調連続波(FMCW)レーダー技術に基づき、低消費電力で高精度な測定を実現します。自動車の自己監視型レーダーシステム向けに設計されており、キック操作によるトランク開閉、パーキングアシスト、ブラインドスポット検出、ドア障害物検出などに適しています。

マウザーで取り扱うTexas InstrumentsのAWRL1432ミリ波レーダーセンサは、76GHz～81GHzの周波数帯で動作し、5GHzの連続帯域幅を備えています。RF／アナログ・サブシステム、フロントエンド・コントローラ・サブシステム(FECSS)、アプリケーション・サブシステム(APPSS)、およびハードウェア・アクセラレータ(HWA)の4つのパワードメインに分割されており、それぞれを個別に制御できるため、使用状況に応じて柔軟にオン・オフを切り替えることができます。また、クロックゲーティングや内部IPブロックをオフにすることで、スリープやディープスリープなどの低消費電力モードに移行できます。低消費電力状態でもアプリケーションイメージやRFプロファイルなどの一部内容をデバイスに保持しているため、迅速に動作を再開することが可能です。

AWRL1432ミリ波レーダーセンサは効率的な信号制御を実現するため、単精度浮動小数点演算ユニット(FPU)を備えた160MHz動作のArm® M4F®コアを搭載しています。加えて、高速フーリエ変換(FFT)、対数振幅演算、一定誤警報率(CFAR)演算などの処理を行うTexas Instrumentsのレーダー・ハードウェア・アクセラレータ(HWA 1.2)を備えています。

マウザーで取り扱うTexas InstrumentsのAWRL1432ミリ波レーダーセンサの詳細は以下よりご覧ください。
https://www.mouser.jp/new/texas-instruments/ti-awrl1432-mmwave-radar-sensor/


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