～スマートホーム、民生機器、医療、モーション検知向け～

新製品投入(New Product Introduction：NPI)の業界リーダーとして、イノベーションを推進するMouser Electronics(マウザー・エレクトロニクス 本社：米国テキサス州マンスフィールド、以下マウザー)は、Analog Devices(本社：米国マサチューセッツ州ノーウッド、以下、ADI)のADXL366 3軸デジタル出力MEMS加速度センサの取り扱いを開始いたしました。本製品は、スマートホームや民生機器、医療分野におけるモーション検知に対応したセンシング用途に最適な超低消費電力センサです。

マウザーで取り扱うADIのADXL366 3軸MEMS加速度センサは、すべてのデータレートにおいて全帯域幅サンプリングを維持しており、信号エイリアスを回避するとともに、システム全体での実効的な低消費電力化を実現します。消費電力を低減するためにパワーデューティサイクリングとアンダーサンプリングに依存する従来の加速度センサとは異なり、14ビットの出力分解能を提供し、データ処理の効率化やADXL362設計との互換性を考慮した8ビット・12ビットの出力フォーマットも選択可能です。さらに、設定可能なステップ・カウンタ、マルチモード対応の大容量FIFO、マイクロパワー温度センサ、割り込み機能を備えた内部アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)を搭載しており、アナログ入力の同期変換が可能です。消費電流は出力データレート(ODR)100Hz時でわずか0.96µA、モーション検知によるウェイクアップモードでは191nAと、極めて低消費電力を実現しています。

本製品は、±2g、±4g、±8gの測定レンジを選択でき、±2gレンジでは0.25mg／LSBの高い分解能を実現します。シングルタップおよびダブルタップ検出は出力データレートに依存せず動作し、追加消費電流はわずか35nAに抑えられています。さらに、誤検知を低減するためのステート・マシンも搭載しています。サンプリング時間や外部クロックを制御する機能も備えています。動作電源電圧は1.1V～3.6Vと幅広く、異なる電圧レベルで動作するホスト機器との接続が可能です。ADXL366は、2.2×2.3×0.87mmの小型12端子LGAパッケージを採用しており、ADIのADXL367センサとピン互換性を備えているため、容易なアップグレードが可能です。

設計者はマウザーで取り扱いのあるEVAL-ADXL366Zブレークアウト・ボードおよびEVAL-XLMOUNT1取付ブロックを使用して、ADXL366 MEMS加速度センサの性能を評価できます。

Analog Devices ADXL366 3軸デジタル出力MEMS加速度センサの詳細は以下をご覧ください。
https://www.mouser.jp/new/analog-devices/adi-adxl366-accelerometers/

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