～フォールドバック技術でPoE、サーバー、工業用電源のDC／DCコンバータを保護～

持続可能で接続性の高い、より安全な世界を実現する工業技術製造企業リテルヒューズ・インク(本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社：東京都港区)は、過電圧過渡から敏感なDC電源ラインの保護向けに設計されたDO-214ABパッケージの5000W表面実装ソリューション、TVSダイオード「5.0SMDJ-FBシリーズ」を8月上旬に発売します。

「5.0SMDJ-FBシリーズ」はフォールドバック技術が組み込まれており、ブレイクダウン電圧(VBR)を逆方向スタンドオフ電圧(VR)以上に維持しながら、従来のソリューションと比較して最大15％低いクランピング電圧(VC)を実現します。これにより、ますます感度が高まる下流のコンポーネント、特に次世代DC／DCコンバータに対して、システムの整合性を損なうことなく、信頼性の高い保護を提供します。

システム設計が進化し、より高性能でコンパクトなDC／DCコンバータが採用されるようになるにつれ、過渡現象による故障のリスクが高まります。本シリーズは、コンパクトなフットプリント、容易な組み込み、高度な保護性能を兼ね備えたソリューションを設計エンジニアに提供し、これらの要求を満たします。

【特長】
・フォールドバック技術により、クランピング電圧を下げ、電気的高速過渡現象(EFT)、静電気放電(ESD)、その他の過電圧状態に対する保護が向上
・ブレイクダウン電圧(VBR)は常に逆方向スタンドオフ電圧(VR)を上回っているため、DC電源ラインの安定性を維持するのに最適
・5000Wのピークパルス電力定格により、過酷な電気環境でも堅牢な保護を実現
・同じコンパクトなDO-214AB(SMC)フットプリントなので、従来の5.0SMDJシリーズへのドロップイン置換が可能

【アプリケーション】
「5.0SMDJ-FBシリーズ」は、以下のような要求の厳しいさまざまなアプリケーションでDC電源ラインを保護します。
・PoE(Power over Ethernet)システム
・AIおよびデータセンターサーバー
・ICT機器用電源
・工業用DC配電

【入手方法】
リテルヒューズ正規代理店にお問い合わせください。リテルヒューズの正規代理店はlittelfuse.comでご確認いただけます。

詳細については、TVSダイオード「5.0SMDJ-FB シリーズ」の製品ページ(https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/overvoltage-protection/tvs-diodes/surface-mount/5-0smdj-fb)をご覧ください。