超低電力磁気センサーの新型TMRスイッチ 「LF21112TMRオムニポーラスイッチ」・「LF11215TMRバイポーラスイッチ」を発売
2025/12/25
Littelfuseジャパン合同会社
~スマートメーター、IoT デバイス、小型電子機器対応、高い感度と最小限の消費電力が特長~
持続可能な社会と安全な暮らしを支える工業技術を提供するグローバル企業リテルヒューズ・インク(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人Littelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、2つの次世代型トンネル磁気抵抗(TMR)磁気スイッチである、「LF21112TMRオムニポーラスイッチ」・「LF11215TMRバイポーラスイッチ」を12月下旬に発売します。本製品は、優れた磁気感度、熱安定性、超低消費電力を特長とし、スマートメーター、ウェアラブルデバイス、民生用電子機器、工業オートメーション、およびホームセキュリティシステム向けに、エネルギー効率に優れたセンシングソリューションを提供します。
TMRセンサー製品ラインアップを拡充
TMR技術と超低消費電力CMOS設計を組み合わせることで、両製品は従来のホール効果センサーや磁気スイッチ技術と比べ、優れた性能を発揮します。今回の新製品により、バッテリー消費に敏感な常時稼働アプリケーションに対応が可能となり、リテルヒューズの磁気センサー製品ラインアップを大幅に拡充します。
「LF21112TMR オムニポーラスイッチ」
N磁極とS磁極の両方を検出できるリテルヒューズ初のオムニポーラTMRスイッチは、柔軟な磁石の配置を可能とし、設計の簡素化を可能にします。標準消費電流はわずか200nAで、超低消費電力が求められるアプリケーションに最適です。
「LF11215TMR バイポーラスイッチ」
1.5μAの超低消費電流とわずか17ガウスの高感度により、高速かつ高精度の検出を実現するバイポーラデジタルTMRスイッチです。方向検出を必要とするより複雑なセンシング・アプリケーションにおいても優れた性能を発揮します。
オムニポーラとバイポーラの違い
オムニポーラスイッチは、N磁極とS磁極のいずれに対しても反応するため、省スペース設計や、磁石のアライメント制御が難しいアプリケーションに最適です。一方、バイポーラスイッチは特定の磁気極性(一般にN極)で作動し、反対の極(S極)でリセットされます。この指向性により、回転センシングや方向検出が求められるアプリケーションに適しています。
【特長】
いずれのシリーズもコンパクトなSOT23-3パッケージの製品で、以下の特長を備えています。
・より高い感度と熱安定性を実現するTMR技術
・クリーンなデジタル信号を出力するプッシュプルCMOS出力
・ノイズを低減し信頼性を向上させるシュミットトリガー入力
・外部磁気干渉に対する優れた耐性
・広い動作電圧:1.8~5.0V
本製品は、機械的構造の簡素化と、バッテリー寿命の延長に貢献し、より小型でスマート、かつ省エネルギーな製品開発をサポートします。
【市場とアプリケーション】
・スマートユーティリティメーター(ガス、水道、熱)
・バッテリー式ウェアラブルデバイス・IoTセンサー
・電化製品や電動工具のフタやカバーの検知
・ホームオートメーションやビルオートメーションにおける改ざん検知
・軽工業機器やロボット機器のロータリー位置検知・リニア位置検知
本製品は、バッテリーの寿命の延長や磁気アライメントの簡素化を実現し、ノイズが多く過酷な温度環境でも信頼性の高いセンシングを可能にします。これにより、エンジニアはより効率的な設計を行えます。
TMR磁気スイッチに関するよくあるご質問
1. ホール効果センサーと比べた場合、TMRスイッチはどのような利点がありますか?
トンネル磁気抵抗(TMR)スイッチは、ホール効果センサーと比べて圧倒的に高い磁気感度ときわめて低い消費電力を実現します。これにより、バッテリー寿命を伸ばし、スマートメーターやウェアラブルデバイスなど、コンパクトで常時稼働する機器において信頼性の高いセンシング性能を提供します。
2. オムニポーラTMRスイッチとバイポーラTMRスイッチの違いは?
オムニポーラスイッチ(LF21112TMRなど)は、どちらの磁極にも反応するためアライメントの簡素化が可能となり、設計の柔軟性を高めます。一方、バイポーラスイッチ(LF11215TMRなど)は、片方の極で作動し、もう片方の極でリセットするため、正確な方向または回転の検知が可能です。
3. なぜこれらのスイッチはバッテリー式デバイスやIoTデバイスに最適なのか?
オムニポーラで200nA、バイポーラで1.5μAというわずかな消費電力により、エネルギーに敏感なアプリケーションに最適です。統合型CMOS設計により、高い応答性を維持しながら、ウェアラブル機器、センサー、計測デバイスの動作寿命を延ばします。
4. 本製品に最適なアプリケーションは?
スマートユーティリティメーター、ウェアラブルデバイス、IoTデバイス、電化製品、自動化システムなど、バッテリー駆動型のアプリケーションやスペースに制約のある環境に最適です。コンパクトなSOT23-3パッケージ、1.8~5.0Vの広い動作範囲、堅牢な磁気耐性により、最新の小型電子機器への容易な統合を可能にします。
5. これらのTMRスイッチは既存設計のホール効果センサーを代替できますか?
大がかりな設計の見直しをすることなく、多くの場合、どちらのシリーズも既存のホール効果スイッチ回路へ組み込むことが可能です。プッシュプルCMOS出力と標準SOT23-3フットプリントにより代替が容易になり、広い電圧範囲と高感度が性能向上と消費電力低減に貢献します。TMRの動作方向は「X」軸、ホール効果は「Z」軸です。
【入手方法】
リテルヒューズ正規代理店にお問い合わせください。リテルヒューズの正規代理店はlittelfuse.comでご確認いただけます。
詳細については、「LF21112TMRオムニポーラスイッチ」(https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/sensors/speed-sensors/tmr-magnetic-ics/tmr-switch/lf21112tmr)
「LF11215TMRバイポーラスイッチ」(https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/sensors/speed-sensors/tmr-magnetic-ics/tmr-switch/lf11215tmr)の製品ページをご覧ください。
製品紹介動画:https://players.brightcove.net/1799386164001/default_default/index.html?videoId=6384544614112
持続可能な社会と安全な暮らしを支える工業技術を提供するグローバル企業リテルヒューズ・インク(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人Littelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、2つの次世代型トンネル磁気抵抗(TMR)磁気スイッチである、「LF21112TMRオムニポーラスイッチ」・「LF11215TMRバイポーラスイッチ」を12月下旬に発売します。本製品は、優れた磁気感度、熱安定性、超低消費電力を特長とし、スマートメーター、ウェアラブルデバイス、民生用電子機器、工業オートメーション、およびホームセキュリティシステム向けに、エネルギー効率に優れたセンシングソリューションを提供します。
TMRセンサー製品ラインアップを拡充
TMR技術と超低消費電力CMOS設計を組み合わせることで、両製品は従来のホール効果センサーや磁気スイッチ技術と比べ、優れた性能を発揮します。今回の新製品により、バッテリー消費に敏感な常時稼働アプリケーションに対応が可能となり、リテルヒューズの磁気センサー製品ラインアップを大幅に拡充します。
「LF21112TMR オムニポーラスイッチ」
N磁極とS磁極の両方を検出できるリテルヒューズ初のオムニポーラTMRスイッチは、柔軟な磁石の配置を可能とし、設計の簡素化を可能にします。標準消費電流はわずか200nAで、超低消費電力が求められるアプリケーションに最適です。
「LF11215TMR バイポーラスイッチ」
1.5μAの超低消費電流とわずか17ガウスの高感度により、高速かつ高精度の検出を実現するバイポーラデジタルTMRスイッチです。方向検出を必要とするより複雑なセンシング・アプリケーションにおいても優れた性能を発揮します。
オムニポーラとバイポーラの違い
オムニポーラスイッチは、N磁極とS磁極のいずれに対しても反応するため、省スペース設計や、磁石のアライメント制御が難しいアプリケーションに最適です。一方、バイポーラスイッチは特定の磁気極性(一般にN極)で作動し、反対の極(S極)でリセットされます。この指向性により、回転センシングや方向検出が求められるアプリケーションに適しています。
【特長】
いずれのシリーズもコンパクトなSOT23-3パッケージの製品で、以下の特長を備えています。
・より高い感度と熱安定性を実現するTMR技術
・クリーンなデジタル信号を出力するプッシュプルCMOS出力
・ノイズを低減し信頼性を向上させるシュミットトリガー入力
・外部磁気干渉に対する優れた耐性
・広い動作電圧:1.8~5.0V
本製品は、機械的構造の簡素化と、バッテリー寿命の延長に貢献し、より小型でスマート、かつ省エネルギーな製品開発をサポートします。
【市場とアプリケーション】
・スマートユーティリティメーター(ガス、水道、熱)
・バッテリー式ウェアラブルデバイス・IoTセンサー
・電化製品や電動工具のフタやカバーの検知
・ホームオートメーションやビルオートメーションにおける改ざん検知
・軽工業機器やロボット機器のロータリー位置検知・リニア位置検知
本製品は、バッテリーの寿命の延長や磁気アライメントの簡素化を実現し、ノイズが多く過酷な温度環境でも信頼性の高いセンシングを可能にします。これにより、エンジニアはより効率的な設計を行えます。
TMR磁気スイッチに関するよくあるご質問
1. ホール効果センサーと比べた場合、TMRスイッチはどのような利点がありますか?
トンネル磁気抵抗(TMR)スイッチは、ホール効果センサーと比べて圧倒的に高い磁気感度ときわめて低い消費電力を実現します。これにより、バッテリー寿命を伸ばし、スマートメーターやウェアラブルデバイスなど、コンパクトで常時稼働する機器において信頼性の高いセンシング性能を提供します。
2. オムニポーラTMRスイッチとバイポーラTMRスイッチの違いは?
オムニポーラスイッチ(LF21112TMRなど)は、どちらの磁極にも反応するためアライメントの簡素化が可能となり、設計の柔軟性を高めます。一方、バイポーラスイッチ(LF11215TMRなど)は、片方の極で作動し、もう片方の極でリセットするため、正確な方向または回転の検知が可能です。
3. なぜこれらのスイッチはバッテリー式デバイスやIoTデバイスに最適なのか?
オムニポーラで200nA、バイポーラで1.5μAというわずかな消費電力により、エネルギーに敏感なアプリケーションに最適です。統合型CMOS設計により、高い応答性を維持しながら、ウェアラブル機器、センサー、計測デバイスの動作寿命を延ばします。
4. 本製品に最適なアプリケーションは?
スマートユーティリティメーター、ウェアラブルデバイス、IoTデバイス、電化製品、自動化システムなど、バッテリー駆動型のアプリケーションやスペースに制約のある環境に最適です。コンパクトなSOT23-3パッケージ、1.8~5.0Vの広い動作範囲、堅牢な磁気耐性により、最新の小型電子機器への容易な統合を可能にします。
5. これらのTMRスイッチは既存設計のホール効果センサーを代替できますか?
大がかりな設計の見直しをすることなく、多くの場合、どちらのシリーズも既存のホール効果スイッチ回路へ組み込むことが可能です。プッシュプルCMOS出力と標準SOT23-3フットプリントにより代替が容易になり、広い電圧範囲と高感度が性能向上と消費電力低減に貢献します。TMRの動作方向は「X」軸、ホール効果は「Z」軸です。
【入手方法】
リテルヒューズ正規代理店にお問い合わせください。リテルヒューズの正規代理店はlittelfuse.comでご確認いただけます。
詳細については、「LF21112TMRオムニポーラスイッチ」(https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/sensors/speed-sensors/tmr-magnetic-ics/tmr-switch/lf21112tmr)
「LF11215TMRバイポーラスイッチ」(https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/sensors/speed-sensors/tmr-magnetic-ics/tmr-switch/lf11215tmr)の製品ページをご覧ください。
製品紹介動画:https://players.brightcove.net/1799386164001/default_default/index.html?videoId=6384544614112



















