光硬化樹脂対応、DLP方式「ML-130」を新発売

2023/03/20

武藤工業(株)

MUTOHホールディングス傘下で、3Dプリンタの製造・販売を手掛ける武藤工業株式会社(本社︓世田谷区、社長︓礒邊泰彦、以下武藤工業)は、このたび、新たにDLP方式光造形3Dプリンタ「ML-130」の販売を2023年4月より開始いたします。

今般販売を開始いたします「ML-130」は、従来モデルで採用したUV光を使ったFull-HD対応のDLP®を継承、耐久性はそのまま、新たな制御方式により細やかなUV照射を実現しました。従来の材料はもちろん新たにリリース予定の材料との組み合わせでよりシャープな表現が可能となります。
スライサーソフトウエアも更新「MUTOH Slicer Ver.2」を標準付属とし、処理速度の飛躍的な向上とユーザーライクな画面操作でのデータ処理に加えネットワークによるデータ転送も可能となりました。
今後販売予定となる新素材や、環境に考慮した材料などオープンレジン方式による柔軟な材料対応によりお客様の求める材料との組み合わせも可能となります。
「ML-130」と「MUTOH Slicer Ver2」により、工業製品のデザイン検証はもちろん、試作、フィギュアなど高い精度が求められる造形物や滑らかな表面が求められる造形物が実現できます。

詳細のカタログは以下よりダウンロード可能です。
https://www.incom.co.jp/corporation/catalog_document_detail.php?company_id=1131&paper_id=41091

おすすめ情報

【MF-900】
独立式デュアルヘッドを搭載したFFF方式3Dプリンタ。造形精度が大幅に向上し高精細な造形が可能。オプションの高温ヘッドに切り替えると、カーボン繊維入りフィラメントも使用可能。動作音も静かでオフィスに設置可能。サンプルはもちろん、治具や工具、部品製造でご利用いただけます。
【XpertJet 1462UF】
これまで日本のUVフラットベッド市場では展開されていなかった1420×700mmのテーブルサイズで高生産性と高画質を両立し、多様なユーザーニーズに応えるフラットベッドUV-LEDプリンタ。新開発の4インチUV-LEDランプを2基搭載し、カラーとホワイト・バーニッシュを独立させた千鳥配列のデュアルプリントヘッドが、2レイヤー印刷の高速化を実現。極限まで精度を高めた高剛性ボディとMUTOH独自のアルミレール構造による高いインク着弾精度で、安定した高画質印刷を実現。また、最大で1420×700mm、厚さ150mm、重量50㎏/㎡のメディアに対応し、吸引力を4段階に制御できる4分割バキュームテーブルと治具を固定するサービスホールを備えたテーブルユニットにより、メディア選択の自由度を向上。アクリルグッズ、キャンバス、ノベルティ、店舗装飾、サイン、カードのほか、銘板などの工業用製品などへ高品質を提供。
【MLT-A3N/SLT-B4C/SLT-A4C】
光を透過することにより美しさを演出するディスプレイ用途や検査用照明としても役立ち、幅広い用途に対応する薄型LEDトレース台。A3/B4/A4用紙サイズの3種類を展開。導光板による高輝度LEDの拡散発光が、チラツキのない均一な板面輝度と最適な明るさを実現。コピー用紙をはじめ、厚手の用紙でも見やすい明るさで、発熱量が少なく長時間作業にも好適。目に優しい光のため長時間作業にも対応。外付けの電源・調光スイッチにより、トレース面の明るさを無段階に調整することが可能。明るさを記憶するバックアップ機能を搭載し、電源オン・オフを繰り返しても同じ明るさで再点灯する。給電方法は安定した電源供給が可能なACアダプタを採用。