MUTOHホールディングス傘下で、大判インクジェットプリンタならびに3Dプリンタの開発・製造・販売を展開している武藤工業株式会社（本社︓世田谷区、社長︓礒邊泰彦、以下︓武藤工業）は、環境配慮型プリンタ「HydrAton 1642（ハイドラトン）」が、欧州の「EDP Award 2025」を受賞したことをお知らせいたします。

「EDP Award」は、欧州の印刷専門誌により構成される団体組織であるEDP協会（European Digital Press Association）から、毎年、デジタル印刷関連の製品や技術の中から部門毎に最高の評価を得た製品・技術に対して贈られる賞です。

「HydrAton 1642」は、富士フイルム社のAQUAFUZE™*技術と武藤工業のプリントコントロール技術の連携により誕生した、新しい環境配慮型のプリンタです。本製品はAQUAFUZE™技術を用いたインクの性能を最大限引き出すために新規開発した、独自の印刷制御および特有の成膜プロセスを搭載しています。

今回の受賞は、「HydrAton 1642」が、「汎用性が高く、プラスチックや紙など様々なメディアに印刷が可能であること、鮮やかな色彩を実現しながらも消費電力を削減できる点」などが評価されたものです。
当社は、昨年も、1,420×700mm のテーブルサイズのフラットベッドUV-LEDプリンタ「XpertJet 1462UF」で「EDP Award」を受賞しており、今年で２年連続の受賞となります。

また、「HydrAton 1642」に搭載されている富士フイルム社製の「AQUAFUZE™」インクも、「UVインクと水性インクの長所を兼ね備えたもので、プレコートプライマーやオプティマイザーを必要とせず、幅広いメディアに対して優れた接着性を有している」等の点が評価され、同アワードを受賞しました。

「HydrAton 1642」の詳細については下記ご参照ください。
https://www.mutoh.co.jp/products/ha/ha-1642/index.html

■EDP協会（European Digital Press Association）について
EDP協会（European Digital Press Association）は、ヨーロッパ全土のデジタル印刷会社と専門家を代表する独立した非営利団体です。EDP協会の主な目的は、デジタル印刷、出版、パッケージングにおける最高クラスのイノベーションを表彰することです。EDP協会が主催する毎年恒例のコンペティションで、部門別に最高評価を得た製品に与えられるのが「EDP Award」です。審査員は、ヨーロッパの20の主要な業界誌の独立した専門家で構成され、コンサルタント、編集者、エンジニア、その他のグラフィック業界関連の専門家が、生産性、品質、使いやすさを向上させながら環境への影響と製造コストを削減する機器やソフトウェアソリューションを評価します。