レクロイ・ジャパン株式会社（本社：東京都府中市緑町、代表取締役社長：原 直）は、今後成長が見込まれる新たな自動車用通信バスのソリューションとして、MOST 50 e、MOST150 o及びBroadR-Reachの3種類を市場に投入すると発表しました。これら3つのソリューションは、自動車用通信バス用の半導体を提供するBroadcom(R)社と業界団体であるMOST(R)コーポレーションが、レクロイと共同で開発した次世代通信のテストソリューションです。

QualiPHY(QPHY)はレクロイのオシロスコープに搭載し、規格に沿った測定を自動で実行するためのソフトウェアシリーズです。

MOST 50 ePHYと150 oPHYは、ビデオディスプレイと車載情報システムに接続されたデバイスのために急速に増加し、顧客の需要に対応するために年々増加しており過去5年間で目覚しく発展してきました。ビデオディスプレイ、GPSナビゲーション、オーディオ、DVD、CD、衛星ラジオ、Bluetooth接続機器および音声のマイクシステムは中断することなくネットワークに接続し使用できるよう、技術者はより多くのテストをする必要があります。
MOST(Media Oriented Systems Transport)は、自動車市場におけるマルチメディアおよび情報ネットワーキング用に広く使用されている標準規格です。詳しくは、MOSTのウェヴサイトをご覧ください。(http://www.mostcooperation.com)

BroadR-Reachは、これまでBroadcom社で開発が進められてきた、100Mbpsのイーサネット上で行う通信で、自動車業界の厳しい要件を満たすように設計されたBroadR-Reachは、複数の車載アプリケーション用に最適化され様々な外部デバイスの接続をサポートしています。
レクロイは、このBroadR-Ranchの物理層テストソリューションを提供する唯一の企業です。ソリューションは、自動化コンプライアンステストパッケージQPHY-BroadR-Reach、テストフィクスチャ、接続用ケーブルが含まれます。BroadR-Reachに関する詳しい情報は、Broadcom社のウェヴサイトをご覧ください。( http://www.broadcom.com/)