FutureNet MA-E300シリーズの新機種を発売
FutureNet MA-E300 シリーズは高い信頼性が求められるIoT や産業用途向けに多様なインタフェースと通信機能を搭載したLinux プラットフォーム製品です。様々なセンサや機器と、離れた場所にあるアプリケーションを繋ぐために必要なすべての機能を本機1 台で提供できるのが最大の特徴です。OS にはUbuntuディストリビューションのサブセットをプリインストールしています。強力なソフトウェアを稼働できるLinux機としての特性を生かし、ネットワークシステムの様々なニーズに対応します。
今回新たに提供するのは、マルチキャリア対応のモバイル通信機能を搭載し、従来機種よりインタフェースを拡張した3 機種です。FutureNet MA-E350/LD-32 は標準インタフェース(LAN、RS-232、USB)に加え、接点入力(DI) 24 ポート、接点出力(DO) 8 ポートとRS-485 を搭載します。FutureNet MA-E350/LAD-36 は、MA-E350/LD-32 にアナログ入力 4 ポートを追加した機種です。 FutureNet MA-E350/LAD-40 は、標準インタフェースに加え、接点入力 16 ポート、接点出力 16 ポート、アナログ入力 8 ポートとRS-485 を搭載します。これらの新機種はコネクタ形状をスクリューレス端子台タイプに変更し、従来機種で使用していた専用ケーブルを使わないことでコストダウンを図っています。
IoT のシステムでは、1 箇所に複数のセンサを配置してデータを集めるケースがあります。設備の遠隔監視/制御システムでも監視内容や自動化範囲の拡大に伴って、より多くのインタフェースが求められます。新機種でポート数を拡張した接点入力には、設備の警報出力、状態通知出力や、電力量計などのパルス出力を持つ装置が接続できます。接点出力はゲート制御装置や回転灯のように接点のON/OFFで制御できる外部装置との連動に利用できます。アナログ入力は電流/電圧の切替が可能で、16bit の精度を持ち、水位センサや温度センサなどのアナログ出力を持つ様々なセンサを接続できます。いずれ
のインタフェースもLinux の標準的な方法で利用できます。
IoT や遠隔監視/制御のシステムで複数のセンサや接点を扱う場合、これらの機種を利用すれば全体のしくみをシンプルに実現できます。また、メーカの異なる複数の装置を組み合わせて実現する方法と比べ、システムの保守性、信頼性も大幅に高められます。
≪価格、販売等≫
・FutureNet MA-E350/LD-32
価格:オープンプライス
販売開始: 2019 年 3 月1 日(予定)
標準添付品: ドキュメント(ダウンロード提供)、AC アダプタ
・FutureNet MA-E350/LAD-36
価格:オープンプライス
販売開始: 2019 年 3 月1 日(予定)
標準添付品: ドキュメント(ダウンロード提供)、AC アダプタ
・FutureNet MA-E350/LAD-40
価格:オープンプライス
販売開始: 2019 年 3 月1 日(予定)
標準添付品: ドキュメント(ダウンロード提供)、AC アダプタ
なお、別売オプションについては従来から変更ありません。
製品のご購入については弊社もしくは弊社代理店様にお問い合わせください。
