～新しいテストコントローラーが、Type-C搭載デバイスのあらゆるステートや対応規格を自動制御～

■新しいType-Cテストコントローラー(N7018A)は、希望する電源ステート、フリップの向き、およびオルタネートモードにデバイスを設定可能
■コンプライアンスソフトウェアパッケージの最新バージョンは、N7018Aテストコントローラーを統合制御して、特性評価と検証テストを完全自動化
■USB、DisplayPort、Thunderboltなど複数の規格の自動切り替えにも対応。シーケンシングソフトウェアにより、人の常時監視を必要としない自動試験を実現

キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長：チエ ジュン、本社：東京都八王子市高倉町9番1号)は、USB 3.1、Thunderbolt 3およびDisplayPortのType-Cに対する自動検証を可能にするN7018A Type-Cテストコントローラーを発表します。このN7018Aはキーサイトの検証システムの重要なコンポーネントであり、電力を最大100ワット、デバイスをDisplayPortとThunderboltのオルタネートモード(alternate mode：代替モード)に設定できます。

N7018Aは、オルタネートモードテスト時にはSBUラインにルーティングし、USB3.1デバイスの制御時には低周波周期信号(LFPS)信号を供給することにより、テストデバイスを完全に制御できます。このテストコントローラーは、Type-CインタフェースのCC、VBUSおよびSBUラインの制御とアクセスを可能にし、より迅速な起動とデバッグを保証します。エンジニアは、スタンドアロンのグラフィカルユーザーインターフェイス、またはコンプライアンスアプリケーションに統合されたアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)から、テストコントローラーを操作できます。

完全自動化ソリューションには、新しく拡張されたN5452Aリモートプログラミング・ツールキット・ソフトウェアも含まれています。これにより、ワンタイムセットアップ後にさまざまなコンプライアンスパッケージを自動的にシーケンシングすることで無人テストが可能になります。 ユーザーは、複数の標準のテストスイートを1回のセットアップだけで実行することができ、介入する必要はありません。

当社のワイヤレスデバイスおよびオペレーターのバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Kailash Narayananは以下のように述べています。「キーサイトでは、コンプライアンス計画だけでなく、特性評価と検証のプロセス全体に対応することが重要でだと考えています。あらゆる状況でType-Cデバイスが最適な規格試験を提供し、検証エンジニアが規格に準拠したコンプライアンステストとコーナーケーステストを効率的に実行できるようにする完璧な成功事例です。 」