高生産性と高効率化に向けた最新版FloEFDによる新しいアプリケーション・サポートとGUIのローカライズを発表
2011/11/29
シーメンスEDAジャパン株式会社
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、輻射熱、燃焼、極超音速流などの現実世界の課題に幅広く対応できるコンカレント数値流体力学(CFD)シミュレーション製品であるFloEFDの次世代版を発表しました。その直感的なユーザ・インタフェースでは、工学分野における主要言語であるドイツ語、フランス語、日本語、中国語がサポートされ、エンジニアが母国語で作業できるようになったため、生産効率を向上できます。圧倒的な使いやすさを誇るFloEFDを使用することで、流体力学や熱シミュレーションを専門としない機械エンジニアであっても、効果的に解析を実行し、より良い製品を短期間で開発できるようになります。
オランダのナイケルクを拠点とするBronswerk Heat Transfer BV(以下Bronswerk)は、エネルギー産業とプロセス産業向けに、市場をリードする革新的な伝熱および液体流れを利用した装置を製造しています。Bronswerkのエンジニアリング・チームは、FloEFDを用いて競合製品よりも優れた効率的な次世代空冷システムを開発しました。「Whiz-Wheelの解析と検証には、実績あるコンカレントCFDツールセットであるFloEFDを選びました。この数年間、Bronswerkは大型空冷システムの動作、特に空気力学の特性評価には、CDFツールと実機測定の両方を用いてきました。物理的な制約やハイゼンベルグ理論といったデータは測定からは得られませんが、コンカレントCFDによって得られることが多いと分かり、真に画期的な設計を生み出すことができるようになりました。BronswerkのWhiz-Wheelクーリング・システムは、エネルギー効率、騒音抑制、軽量化のすべてで業界新記録を打ち立てました。」Bronswerk、Advanced Design and Analysis、Associate Director、Guus Bertels氏は、上記のように語っています。
「コンカレントCFD製品であるFloEFDの最新版は、高度なシミュレーション機能と解析機能を持ち、顧客が抱える主要課題に対処できます。この使いやすく強力なMulti-CAD統合型CFDソリューションは、技術レベルに関係なく、設計上の問題をすばやく特定し、製品品質を向上するのに役立つ、使いやすいシミュレーション・ツールなのです。」メンター・グラフィックス、Mechanical Analysis Division、General Manager、Erich Buergelは、上記のように語っています。
FFloEFD製品には、高度な生産性と効率性のための以下の機能を含む、2つの新しい最適モジュールが付加されました。
燃焼フローと極超音速フローの「高機能モジュール」
FloEFDでは、平衡アプローチを使用して気相混合物(燃料や酸化剤)の燃焼をシミュレーションできます。気体混合時の予混合燃焼においても、平衡モデルを使用したより効果的な解析が可能になり、また分子の解離や電離など気流の物理的変化も解析できます。
輻射熱と快適性パラメータ用の「HVACモジュール」
半透明体の高度な輻射モデル: 自動車やHVACアプリケーションの分野でこれまでFloEFDを使用してきたユーザからの要望に応え、ガラスやプレキシグラスといった半透明の固体でも輻射モデルを使用できるようになりました。室内暖房機、自動車のライト、業務用照明器具、ガラス製の壁や窓などへの使用が適しています。
熱効率と換気用の快適性パラメータ: FloEFDでは、PMV(Predicted Mean Vote)、ドラフト温度、PPD(Predicted Percent Dissatisfied)、流れ角、流体の局部空気質指数などの快適性パラメータを測定できます。
これらの新モジュールは、Pro/ENGINEERおよびCreo Elements/Pro向けFloEFD、CATIA V5向けFloEFD、FloEFD for NXを含む、FloEFDの全ラインアップで使用できます。
高生産性と高信頼性のためのコンカレントCFD
メンター・グラフィックスによるCFDの計算手法は、従来のCFDツールに比べ、シミュレーション時間を65〜75%短縮します。このため、試作や開発にかかる時間や、試作によるコストを削減しながら製品の性能と信頼性を最適化できます。FloEFDは専門のCFD開発チームがサポートを行っており、すでにテクノロジとして豊富な実績を確立しています。メンター・グラフィックスは世界第3位の汎用CFDプロバイダでもあり、特に電子機器の冷却に関しては最大規模のナレッジベースを保有しています。
メンター・グラフィックスの熱流体解析および熱抵抗測定関連製品の詳細については、http://www.mentorg.co.jp/products/mechanical/をご覧ください。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックスは、EDA(Electronic Design Automation)のテクノロジ・リーダーとして、高性能な電子機器を短期間でよりコスト効率よく開発するためのハードウェアおよびソフトウェアのソリューションを提供しています。ますます複雑化する基板およびチップ設計の世界でエンジニアが直面する様々な設計上の課題を克服するための革新的な製品およびソリューションを提供します。メンター・グラフィックスは業界で最も幅広いクラス最高の製品ポートフォリオを有し、EDAベンダとして唯一組込みソフトウェア・ソリューションを持っている企業です。メンター・グラフィックスについての詳しい情報はhttp://www.mentorg.co.jpをご覧ください。
Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
オランダのナイケルクを拠点とするBronswerk Heat Transfer BV(以下Bronswerk)は、エネルギー産業とプロセス産業向けに、市場をリードする革新的な伝熱および液体流れを利用した装置を製造しています。Bronswerkのエンジニアリング・チームは、FloEFDを用いて競合製品よりも優れた効率的な次世代空冷システムを開発しました。「Whiz-Wheelの解析と検証には、実績あるコンカレントCFDツールセットであるFloEFDを選びました。この数年間、Bronswerkは大型空冷システムの動作、特に空気力学の特性評価には、CDFツールと実機測定の両方を用いてきました。物理的な制約やハイゼンベルグ理論といったデータは測定からは得られませんが、コンカレントCFDによって得られることが多いと分かり、真に画期的な設計を生み出すことができるようになりました。BronswerkのWhiz-Wheelクーリング・システムは、エネルギー効率、騒音抑制、軽量化のすべてで業界新記録を打ち立てました。」Bronswerk、Advanced Design and Analysis、Associate Director、Guus Bertels氏は、上記のように語っています。
「コンカレントCFD製品であるFloEFDの最新版は、高度なシミュレーション機能と解析機能を持ち、顧客が抱える主要課題に対処できます。この使いやすく強力なMulti-CAD統合型CFDソリューションは、技術レベルに関係なく、設計上の問題をすばやく特定し、製品品質を向上するのに役立つ、使いやすいシミュレーション・ツールなのです。」メンター・グラフィックス、Mechanical Analysis Division、General Manager、Erich Buergelは、上記のように語っています。
FFloEFD製品には、高度な生産性と効率性のための以下の機能を含む、2つの新しい最適モジュールが付加されました。
燃焼フローと極超音速フローの「高機能モジュール」
FloEFDでは、平衡アプローチを使用して気相混合物(燃料や酸化剤)の燃焼をシミュレーションできます。気体混合時の予混合燃焼においても、平衡モデルを使用したより効果的な解析が可能になり、また分子の解離や電離など気流の物理的変化も解析できます。
輻射熱と快適性パラメータ用の「HVACモジュール」
半透明体の高度な輻射モデル: 自動車やHVACアプリケーションの分野でこれまでFloEFDを使用してきたユーザからの要望に応え、ガラスやプレキシグラスといった半透明の固体でも輻射モデルを使用できるようになりました。室内暖房機、自動車のライト、業務用照明器具、ガラス製の壁や窓などへの使用が適しています。
熱効率と換気用の快適性パラメータ: FloEFDでは、PMV(Predicted Mean Vote)、ドラフト温度、PPD(Predicted Percent Dissatisfied)、流れ角、流体の局部空気質指数などの快適性パラメータを測定できます。
これらの新モジュールは、Pro/ENGINEERおよびCreo Elements/Pro向けFloEFD、CATIA V5向けFloEFD、FloEFD for NXを含む、FloEFDの全ラインアップで使用できます。
高生産性と高信頼性のためのコンカレントCFD
メンター・グラフィックスによるCFDの計算手法は、従来のCFDツールに比べ、シミュレーション時間を65〜75%短縮します。このため、試作や開発にかかる時間や、試作によるコストを削減しながら製品の性能と信頼性を最適化できます。FloEFDは専門のCFD開発チームがサポートを行っており、すでにテクノロジとして豊富な実績を確立しています。メンター・グラフィックスは世界第3位の汎用CFDプロバイダでもあり、特に電子機器の冷却に関しては最大規模のナレッジベースを保有しています。
メンター・グラフィックスの熱流体解析および熱抵抗測定関連製品の詳細については、http://www.mentorg.co.jp/products/mechanical/をご覧ください。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックスは、EDA(Electronic Design Automation)のテクノロジ・リーダーとして、高性能な電子機器を短期間でよりコスト効率よく開発するためのハードウェアおよびソフトウェアのソリューションを提供しています。ますます複雑化する基板およびチップ設計の世界でエンジニアが直面する様々な設計上の課題を克服するための革新的な製品およびソリューションを提供します。メンター・グラフィックスは業界で最も幅広いクラス最高の製品ポートフォリオを有し、EDAベンダとして唯一組込みソフトウェア・ソリューションを持っている企業です。メンター・グラフィックスについての詳しい情報はhttp://www.mentorg.co.jpをご覧ください。
Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。