メンター・グラフィックスのMentor Embedded組込みソフトウェア、高性能信号処理/画像処理アプリケーション開発を加速し、MATLABおよびARMプラットフォームをサポート
2012/12/11
シーメンスEDAジャパン株式会社
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、最新のMentor® Embedded Sourcery™ VSIPL++を発表しました。今回発表したSourcery VSIPL++は、NEONテクノロジによるSIMD(単一命令複数データ処理)に対応したARM v7 Cortex Aをサポートしており、信号処理/画像処理アルゴリズムを変換するMATLABとのインタフェースも備えています。MATLABとのインタフェースを使用することで、アルゴリズムモデルからVSIPL++互換C++コードへの変換が容易になり、個別のターゲットシステム上に配置したコードが機能的に正しいかどうかを検証することができます。
オープン規格に基づく高位C++の画像処理および信号処理ライブラリであるSourcery VSIPL++は、高性能コンピューティング(HPC)アプリケーションに最適です。最新のSourcery VSIPL++では、組込みシステムに使用する信号処理/画像処理アルゴリズムを高位言語であるC++コードを使って表現することができるため、アプリケーションを多種多様なコンピューティング・プラットフォームに移植すると同時に、アプリケーションの速度性能とソフトウェア開発効率を向上させることが可能になります。Sourcery VSIPL++を活用している主な領域には、軍事/航空宇宙分野で使用するレーダー、医療診断用画像処理、産業用制御システムや自動車産業のコンピュータビジョンがあります。
メンター・グラフィックスとObject Management Group(OMG)は、組込みシステムを対象としたコンピューティング集約型アプリケーションの世界標準規格としてVSIPL++仕様を推進するために、緊密に協力してきました。2012年11月にはVSIPL++仕様がOMGによって正式に採用され、High Performance Embedded Computing Software Initiative(HPEC-SI)とOMG Technology Adoption Processのスムーズかつ迅速な連携が実現しました。HPEC-SIは、「Write-Once/Run-Anywhere」機能(一度コードを記述したらどこでも実行可能)によるソフトウェア移植性を高性能組込みコンピューティング(HPEC)アプリケーションにもたらすことを使命としています。
「VSIPL++は、アプリケーションの移植性が実現できていなかった最後の分野であるHPCアプリケーションにおいて、相互運用性、移植性、および再利用性を推し進めるための重要な一歩です。ほかの市場で採用されている『Write-Once/Run-Anywhere』標準を高性能な組込みコンピューティング・システムの開発者が導入しない理由はありません。VSIPL++仕様の策定に向けてメンター・グラフィックスが果たした主導的役割は、これらの開発者に強く支持されています。」OMG会長兼CEO、Mark Soley氏は、上記のように述べています。
「メンター・グラフィックスの組込みソフトウェア事業部は、VSIPL++仕様の標準化を進めているOMGの取り組みに大きく貢献していることを誇りに思います。この標準仕様に適合した最新のSourcery VSIPL++に追加された拡張機能は、コンピューティング集約型アプリケーションを手掛けるますます多くの開発者に役立つものと期待しています。」メンター・グラフィックス、Embedded Software Division、General Manager、Glenn Perryは、上記のように述べています。
Sourcery VSIPL++についての詳細は、http://www.mentorg.co.jp/embedded-software/sourcery-tools/sourcery-vsipl/をご覧ください。
オープン規格に基づく高位C++の画像処理および信号処理ライブラリであるSourcery VSIPL++は、高性能コンピューティング(HPC)アプリケーションに最適です。最新のSourcery VSIPL++では、組込みシステムに使用する信号処理/画像処理アルゴリズムを高位言語であるC++コードを使って表現することができるため、アプリケーションを多種多様なコンピューティング・プラットフォームに移植すると同時に、アプリケーションの速度性能とソフトウェア開発効率を向上させることが可能になります。Sourcery VSIPL++を活用している主な領域には、軍事/航空宇宙分野で使用するレーダー、医療診断用画像処理、産業用制御システムや自動車産業のコンピュータビジョンがあります。
メンター・グラフィックスとObject Management Group(OMG)は、組込みシステムを対象としたコンピューティング集約型アプリケーションの世界標準規格としてVSIPL++仕様を推進するために、緊密に協力してきました。2012年11月にはVSIPL++仕様がOMGによって正式に採用され、High Performance Embedded Computing Software Initiative(HPEC-SI)とOMG Technology Adoption Processのスムーズかつ迅速な連携が実現しました。HPEC-SIは、「Write-Once/Run-Anywhere」機能(一度コードを記述したらどこでも実行可能)によるソフトウェア移植性を高性能組込みコンピューティング(HPEC)アプリケーションにもたらすことを使命としています。
「VSIPL++は、アプリケーションの移植性が実現できていなかった最後の分野であるHPCアプリケーションにおいて、相互運用性、移植性、および再利用性を推し進めるための重要な一歩です。ほかの市場で採用されている『Write-Once/Run-Anywhere』標準を高性能な組込みコンピューティング・システムの開発者が導入しない理由はありません。VSIPL++仕様の策定に向けてメンター・グラフィックスが果たした主導的役割は、これらの開発者に強く支持されています。」OMG会長兼CEO、Mark Soley氏は、上記のように述べています。
「メンター・グラフィックスの組込みソフトウェア事業部は、VSIPL++仕様の標準化を進めているOMGの取り組みに大きく貢献していることを誇りに思います。この標準仕様に適合した最新のSourcery VSIPL++に追加された拡張機能は、コンピューティング集約型アプリケーションを手掛けるますます多くの開発者に役立つものと期待しています。」メンター・グラフィックス、Embedded Software Division、General Manager、Glenn Perryは、上記のように述べています。
Sourcery VSIPL++についての詳細は、http://www.mentorg.co.jp/embedded-software/sourcery-tools/sourcery-vsipl/をご覧ください。