LED解析ソリューション製品である「FloEFD」、熱測定および光特性評価ハードウェアである「T3Ster」、「TERALED」を強化し、自動車用LEDアレイに対応
2012/12/19
シーメンスEDAジャパン株式会社
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、自動車産業で利用されているヘッドライトやテールランプといったLEDアレイ照明を開発する技術者のニーズに応えるため、熱測定および光特性評価ハードウェアであるT3Ster®ならびにTERALED®、ソフトウェア・シミュレーション製品であるFloEFD™の諸機能を大幅に強化したことを発表しました。開発者は、LEDアレイから発生する熱と結露を効果的に制御し、製品の信頼性と寿命を向上させることができます。さらにT3SterとTERALEDを組み合わせて、単独のLEDとフルアレイLEDの熱特性ならびに光特性を実測できるため、適切な光源品質と色を実現できます。
メンター・グラフィックスは、LEDおよびLED SSL(ソリッドステート照明)アレイを実測、特性評価、熱シミュレーションする機能を完備したソリューションを提供する業界唯一のサプライヤです。今回の発表によりFloEFDに専用のLEDモジュールが追加されたことから、最も高度なLED製品の熱シミュレーションを実行し、「ホットルーメン」(動作温度で放出された全光束)を予測できるようになりました。この新機能を提供するLEDモデル・ライブラリの要素は、LED熱/放射/光特性評価ソリューションであるT3SterおよびTERALEDを併用して実測することによって得られます。また、FloEFDのLEDモデルは、ヘッドライトやテールランプ用レンズのような半透明の固体内で起こるふく射熱の吸収を含みます。
「ヘッドランプ用に出荷されるLEDは、2012年の1000万ユニットから、2018年の7800万ユニットへと大幅に増加する見込みです。自動車業界の品質、寿命、信頼性要件は、他の大部分の業界向けに出荷されるLEDと比べて非常に高いものとなっています。」IMSリサーチ(本社: 英ウェリングボロー、現在はIHS Inc.により買収)においてLighting and LED Research Managerを務めるJamie Fox氏は、上記のように述べています。
「自動車産業へのLED導入は急速に拡大しており、ヨーロッパが先行したものの、現在は米国とアジアでも広く普及しています。メンター・グラフィックスがこの分野に参入してからすでに数年が経過しており、より大型で発熱量が多く、今まで以上に複雑な形状のアレイが登場してきたため顧客ニーズの一歩先を見据えて、FloEFD、T3Ster、TERALEDの機能拡大を行ってきました。今回の機能強化により、LED業界は技術的進化を続けながら、製品の高い信頼性を維持しつつTime-to-marketの短縮を実現できます。」メンター・グラフィックス、Mechanical Analysis Division、General Manager、Erich Buergelは、上記のように述べています。
大型化するLEDアレイに対応するため、メンター・グラフィックスのTERALEDは光特性を評価する直径30cmの積分球に加えて、直径50cmの積分球を追加しました。直径50cmの積分球はヘッドライトとテールランプに使われるLEDを十分格納できるサイズで、光束は最大で7500ルーメン、冷却性能は最大で50Wの熱放散に対応します。新たに追加された機能を活かして、自動車産業のニーズを満たす、非常に革新的な設計のLEDアレイを開発することができます。
FloEFD、T3Ster、TERALEDについての詳細、メンター・グラフィックスのMechanical Analysis Divisionが最新情報をお届けするWebセミナー、技術文献は、http://go.mentor.com/autolightからご覧いただけます。
メンター・グラフィックスは、LEDおよびLED SSL(ソリッドステート照明)アレイを実測、特性評価、熱シミュレーションする機能を完備したソリューションを提供する業界唯一のサプライヤです。今回の発表によりFloEFDに専用のLEDモジュールが追加されたことから、最も高度なLED製品の熱シミュレーションを実行し、「ホットルーメン」(動作温度で放出された全光束)を予測できるようになりました。この新機能を提供するLEDモデル・ライブラリの要素は、LED熱/放射/光特性評価ソリューションであるT3SterおよびTERALEDを併用して実測することによって得られます。また、FloEFDのLEDモデルは、ヘッドライトやテールランプ用レンズのような半透明の固体内で起こるふく射熱の吸収を含みます。
「ヘッドランプ用に出荷されるLEDは、2012年の1000万ユニットから、2018年の7800万ユニットへと大幅に増加する見込みです。自動車業界の品質、寿命、信頼性要件は、他の大部分の業界向けに出荷されるLEDと比べて非常に高いものとなっています。」IMSリサーチ(本社: 英ウェリングボロー、現在はIHS Inc.により買収)においてLighting and LED Research Managerを務めるJamie Fox氏は、上記のように述べています。
「自動車産業へのLED導入は急速に拡大しており、ヨーロッパが先行したものの、現在は米国とアジアでも広く普及しています。メンター・グラフィックスがこの分野に参入してからすでに数年が経過しており、より大型で発熱量が多く、今まで以上に複雑な形状のアレイが登場してきたため顧客ニーズの一歩先を見据えて、FloEFD、T3Ster、TERALEDの機能拡大を行ってきました。今回の機能強化により、LED業界は技術的進化を続けながら、製品の高い信頼性を維持しつつTime-to-marketの短縮を実現できます。」メンター・グラフィックス、Mechanical Analysis Division、General Manager、Erich Buergelは、上記のように述べています。
大型化するLEDアレイに対応するため、メンター・グラフィックスのTERALEDは光特性を評価する直径30cmの積分球に加えて、直径50cmの積分球を追加しました。直径50cmの積分球はヘッドライトとテールランプに使われるLEDを十分格納できるサイズで、光束は最大で7500ルーメン、冷却性能は最大で50Wの熱放散に対応します。新たに追加された機能を活かして、自動車産業のニーズを満たす、非常に革新的な設計のLEDアレイを開発することができます。
FloEFD、T3Ster、TERALEDについての詳細、メンター・グラフィックスのMechanical Analysis Divisionが最新情報をお届けするWebセミナー、技術文献は、http://go.mentor.com/autolightからご覧いただけます。