ディスプレイの光学測定をサポート
2011/04/22
ローデ・シュワルツ・ジャパン(株)
ビデオ信号発生器R&S DVSGに、コニカミノルタ社製 輝度・色彩計解析ソフトが標準で装備されました
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井 伸啓)は、2010年7月30日から、デジタルビデオ信号発生器R&S DVSGに、コニカミノルタセンシング株式会社(本社:大阪府堺市、社長:唐 敏彦 以下コニカミノルタ)製の解析ソフトウェアCS-S10w※を標準装備することを発表いたします。
デジタルビデオ信号発生器R&S DVSGは、最新のHDMIやVGA、コンポジットビデオ端子など、最新のFPD(Flat Panel Display)のAV端子に対応した試験信号を発生するテストパターンジェネレータ(信号源)です。FPDの光学測定には、試験信号を発生するパターンジェネレータと、輝度・色度を測定するセンサが用いられます。ガンマやホワイトバランスの調整の作業においては、評価用の信号を発生し、測定を行い、記録する作業が繰り返し行われますが、信号源とセンサそれぞれ独立したセットアップが必要でした。今回デジタルビデオ信号源R&S DVSGに、コニカミノルタ社が提供する分光放射輝度計 CS-2000※、 CS-200※用リモートコントロールソフトCS-S10w※を標準インストールいたします。これにより、作業場所を変えることなく、信号源の作業画面より、光学測定における信号源の設定から測定データの収集まで、全てのセットアップを行うことができます。
近年、新しい表示デバイスや液晶ディスプレイにおけるLEDバックライトの採用等、ディスプレイの色の再現性が向上しています。そして映像表現の手段がより高度化・複雑化しており、ディスプレイの光学特性の管理が重要度を増しています。
R&S DVSGは、これからのFPDの光学測定において3つの優位性をもちます。
1.操作性の向上
R&S DVSGには、CS200※とCS2000※用のデータ管理ソフトウェアCS-S10wが標準インストールされており、R&S DVSGから直接操作することができます。そして、すべてのデータは R&S DVSGのGUI環境で確認することが可能なため、光学センサと信号源の従来の独立した設定作業から開放されます。
2.スイッチングコストの低減
コニカミノルタ社の光学センサは、ディスプレイの光学測定の現場において、最も頻繁に利用される測定器です。R&S DVSGをUSBケーブルで接続するだけで、CS200※、 CS2000※を制御する測定システムを直ちに構築できます。ソフトウェアのインストールやパソコン、装置の追加は必要ありません。
3.高速設定
R&S DVSGは、解像度:1080p、WUXGAで色深度:Deep color(30/36bit)、xvYCCといった最新の高品位の映像信号フォーマットをサポートするために、ハイビットレートの信号を出力することが可能です。通常、ハイビットレートの信号コンテンツはファイルサイズが大きく、パターン信号のロードに時間を要します。光学測定において、測定に必要な信号コンテンツを読み出すロード時間を必要としますが、R&S DVSGは、調整パターンの選択と独立して映像各色の信号振幅の設定が可能なため、ホワイトバランスやガンマの調整時に必要な階調の異なるコンテンツをロードする時間が発生しません。また、再生中の試験信号をポーズしたり、フレーム単位で呼び出すことが可能です。添付のソフトウエアを使って、試験パターンのシーケンスを作成すると、信号を読み込む時間を考えることなく測定システムを構築することが可能です。R&S DVSGでは最大4GBのサイズの非圧縮のコンテンツを再生することが可能です。
液晶ディスプレイにおけるLEDバックライトの採用や、有機ELディスプレイの登場により、色度域が広くなり各社の特徴を打ち出しやすくなる一方で、生産現場の海外移転に伴い、日本で設計された色設定の管理が難しくなる傾向にあります。ローデ・シュワルツ・ジャパンでは、TVディスプレイの品質管理において、高品位、高い再現性、そして、作業の効率化ができる測定システムを提案してまいります。
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井 伸啓)は、2010年7月30日から、デジタルビデオ信号発生器R&S DVSGに、コニカミノルタセンシング株式会社(本社:大阪府堺市、社長:唐 敏彦 以下コニカミノルタ)製の解析ソフトウェアCS-S10w※を標準装備することを発表いたします。
デジタルビデオ信号発生器R&S DVSGは、最新のHDMIやVGA、コンポジットビデオ端子など、最新のFPD(Flat Panel Display)のAV端子に対応した試験信号を発生するテストパターンジェネレータ(信号源)です。FPDの光学測定には、試験信号を発生するパターンジェネレータと、輝度・色度を測定するセンサが用いられます。ガンマやホワイトバランスの調整の作業においては、評価用の信号を発生し、測定を行い、記録する作業が繰り返し行われますが、信号源とセンサそれぞれ独立したセットアップが必要でした。今回デジタルビデオ信号源R&S DVSGに、コニカミノルタ社が提供する分光放射輝度計 CS-2000※、 CS-200※用リモートコントロールソフトCS-S10w※を標準インストールいたします。これにより、作業場所を変えることなく、信号源の作業画面より、光学測定における信号源の設定から測定データの収集まで、全てのセットアップを行うことができます。
近年、新しい表示デバイスや液晶ディスプレイにおけるLEDバックライトの採用等、ディスプレイの色の再現性が向上しています。そして映像表現の手段がより高度化・複雑化しており、ディスプレイの光学特性の管理が重要度を増しています。
R&S DVSGは、これからのFPDの光学測定において3つの優位性をもちます。
1.操作性の向上
R&S DVSGには、CS200※とCS2000※用のデータ管理ソフトウェアCS-S10wが標準インストールされており、R&S DVSGから直接操作することができます。そして、すべてのデータは R&S DVSGのGUI環境で確認することが可能なため、光学センサと信号源の従来の独立した設定作業から開放されます。
2.スイッチングコストの低減
コニカミノルタ社の光学センサは、ディスプレイの光学測定の現場において、最も頻繁に利用される測定器です。R&S DVSGをUSBケーブルで接続するだけで、CS200※、 CS2000※を制御する測定システムを直ちに構築できます。ソフトウェアのインストールやパソコン、装置の追加は必要ありません。
3.高速設定
R&S DVSGは、解像度:1080p、WUXGAで色深度:Deep color(30/36bit)、xvYCCといった最新の高品位の映像信号フォーマットをサポートするために、ハイビットレートの信号を出力することが可能です。通常、ハイビットレートの信号コンテンツはファイルサイズが大きく、パターン信号のロードに時間を要します。光学測定において、測定に必要な信号コンテンツを読み出すロード時間を必要としますが、R&S DVSGは、調整パターンの選択と独立して映像各色の信号振幅の設定が可能なため、ホワイトバランスやガンマの調整時に必要な階調の異なるコンテンツをロードする時間が発生しません。また、再生中の試験信号をポーズしたり、フレーム単位で呼び出すことが可能です。添付のソフトウエアを使って、試験パターンのシーケンスを作成すると、信号を読み込む時間を考えることなく測定システムを構築することが可能です。R&S DVSGでは最大4GBのサイズの非圧縮のコンテンツを再生することが可能です。
液晶ディスプレイにおけるLEDバックライトの採用や、有機ELディスプレイの登場により、色度域が広くなり各社の特徴を打ち出しやすくなる一方で、生産現場の海外移転に伴い、日本で設計された色設定の管理が難しくなる傾向にあります。ローデ・シュワルツ・ジャパンでは、TVディスプレイの品質管理において、高品位、高い再現性、そして、作業の効率化ができる測定システムを提案してまいります。
