高性能シグナル・スペクトラム・アナライザ R&S FSW販売開始
2011/09/30
ローデ・シュワルツ・ジャパン(株)
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井伸啓)は、2011年9月28 日から、シグナル・スペクトラム・アナライザR&S FSWシリーズの販売を開始します。
R&S FSWは、他の追随を許さないRF性能、業界最大の160 MHz解析帯域幅、さらに評価効率を格段に向上する最新のユーザ・インタフェースを備えた、真のハイエンド・アナライザです。無線通信、航空/防衛における最先端の研究開発をこれから10年にわたって支えていく画期的なプラットフォームと自負しています。今回発表するFSWは以下の3モデルとなります。
・R&S FSW8:2 Hz 〜8 GHz
・R&S FSW13:2 Hz 〜13.6 GHz
・R&S FSW26:2 Hz 〜26.5 GHz
<圧倒的なRF性能>
位相雑音、DANL、ダイナミック・レンジなどスペクトラム・アナライザの基本性能を決めるすべてのRF特性において、従来のハイエンド機を大きく上回る性能を実現しています。例えば、アナライザ自身の位相雑音は、最大で10 dB 以上、当社従来機に比べて改善されています(-137 dBc/Hz、1 GHz、10 kHzオフセット)。これにより、キャリア近傍におけるスプリアス評価が格段に向上します。さらに、優れた位相雑音特性を持ったレーダー・システム用信号源の評価を効果的に行えます。表示平均雑音レベル(DANL)は、プリアンプを使用した場合、熱雑音による理論限界
(-174 dBm/Hz)にまた一歩近付く、-169 dBm/Hzを8 GHz帯域まで達成しており、これまで見逃していた微小信号も確実に評価することができるようになります(当社従来機から 4 dB改善)。移動体通信におけるACLR測定に重要なダイナミックレンジについては、2 GHzにおけるWCDMA ACLRで88 dB まで改善しており、これまでに無い正確なACLR評価が可能です(当社従来機から 4 dB改善)。
<160 MHz解析帯域幅と強力な解析機能>
最大160 MHzの解析帯域幅により、次世代WLANとして注目されているIEEE 802.11ac 信号の変調解析を実現します。さらに業界初となる「マルチ・スタンダード解析」が新しい信号解析を提案します。この機能は最大160 MHzの帯域内で複数の通信方式の信号(例えばWCDMAとLTE)を同一のIQ信号から解析/表示可能なので、信号間の干渉評価が格段に進歩します。また、レーダー信号の評価に最適なパルス解析機能も用意されています。パルス幅や立ち上がり/立下り時間などの基本パラメータ測定から、パルス内変調解析まで、簡単な操作で実行できるため、優れた位相雑音特性や高速スプリアス評価と合わせて理想的なレーダー信号解析環境を実現できます。
<最新のユーザ・インタフェース>
12.1インチのWXGAワイド・タッチスクリーンをフル活用したユーザ・インタフェースがこれまでにない効率的な信号解析を可能にします。信号処理のフローに合わせたブロック図を元にした設定パネルが、操作の階層を浅くして複雑な設定操作をやさしくします。例えば、パネル上でアナライザのレベル調整部に「タッチ」することで、リファレンス・レベルやアッテネータを設定するダイアログが開き、設定を変更できます。さらにパネルのスケルトン表示を使えば、測定結果の変化を確認しながら適切な設定に変更可能です。また、これまでにない表示機能「マルチ・ビュー」を使うことにより、スプリアス、ACLR、コンスタレーションなど異なる測定結果を同一画面に表示できるため、外部PCやハードコピーに頼ることなく、その場で多面的な信号解析を行うことができます。
R&S FSWは、他の追随を許さないRF性能、業界最大の160 MHz解析帯域幅、さらに評価効率を格段に向上する最新のユーザ・インタフェースを備えた、真のハイエンド・アナライザです。無線通信、航空/防衛における最先端の研究開発をこれから10年にわたって支えていく画期的なプラットフォームと自負しています。今回発表するFSWは以下の3モデルとなります。
・R&S FSW8:2 Hz 〜8 GHz
・R&S FSW13:2 Hz 〜13.6 GHz
・R&S FSW26:2 Hz 〜26.5 GHz
<圧倒的なRF性能>
位相雑音、DANL、ダイナミック・レンジなどスペクトラム・アナライザの基本性能を決めるすべてのRF特性において、従来のハイエンド機を大きく上回る性能を実現しています。例えば、アナライザ自身の位相雑音は、最大で10 dB 以上、当社従来機に比べて改善されています(-137 dBc/Hz、1 GHz、10 kHzオフセット)。これにより、キャリア近傍におけるスプリアス評価が格段に向上します。さらに、優れた位相雑音特性を持ったレーダー・システム用信号源の評価を効果的に行えます。表示平均雑音レベル(DANL)は、プリアンプを使用した場合、熱雑音による理論限界
(-174 dBm/Hz)にまた一歩近付く、-169 dBm/Hzを8 GHz帯域まで達成しており、これまで見逃していた微小信号も確実に評価することができるようになります(当社従来機から 4 dB改善)。移動体通信におけるACLR測定に重要なダイナミックレンジについては、2 GHzにおけるWCDMA ACLRで88 dB まで改善しており、これまでに無い正確なACLR評価が可能です(当社従来機から 4 dB改善)。
<160 MHz解析帯域幅と強力な解析機能>
最大160 MHzの解析帯域幅により、次世代WLANとして注目されているIEEE 802.11ac 信号の変調解析を実現します。さらに業界初となる「マルチ・スタンダード解析」が新しい信号解析を提案します。この機能は最大160 MHzの帯域内で複数の通信方式の信号(例えばWCDMAとLTE)を同一のIQ信号から解析/表示可能なので、信号間の干渉評価が格段に進歩します。また、レーダー信号の評価に最適なパルス解析機能も用意されています。パルス幅や立ち上がり/立下り時間などの基本パラメータ測定から、パルス内変調解析まで、簡単な操作で実行できるため、優れた位相雑音特性や高速スプリアス評価と合わせて理想的なレーダー信号解析環境を実現できます。
<最新のユーザ・インタフェース>
12.1インチのWXGAワイド・タッチスクリーンをフル活用したユーザ・インタフェースがこれまでにない効率的な信号解析を可能にします。信号処理のフローに合わせたブロック図を元にした設定パネルが、操作の階層を浅くして複雑な設定操作をやさしくします。例えば、パネル上でアナライザのレベル調整部に「タッチ」することで、リファレンス・レベルやアッテネータを設定するダイアログが開き、設定を変更できます。さらにパネルのスケルトン表示を使えば、測定結果の変化を確認しながら適切な設定に変更可能です。また、これまでにない表示機能「マルチ・ビュー」を使うことにより、スプリアス、ACLR、コンスタレーションなど異なる測定結果を同一画面に表示できるため、外部PCやハードコピーに頼ることなく、その場で多面的な信号解析を行うことができます。
