業界最高速ARM9ベース有線/無線組込みモジュール
業界最高速ARM9ベース有線/無線組込みモジュール
「ConnectCore 9M 2443」「同Wi-9M 2443」を発売
ディスプレイやマルチメディア搭載機器に最適なモジュール
ディジインターナショナル株式会社(本社・渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、このたび、業界で最も高速なARM9ベースの組込みネットワークコアモジュール、「ConnectCore 9M 2443」と「ConnectCore Wi-9M 2443」を発表しました。本製品は、Windows CEとLinux OSをサポートするピン互換の有線ならびに802.11a/b/gのコアモジュールで、最先端のペリフェラル、豊富な開発リソース、スピードは、ディスプレイや組込みマルチメディア・アプリケーション向けに最適です。ネットワーク化されたディスプレイ、医療機器、ビルアクセスコントロール、エネルギー管理機器、時間計測・勤怠管理機器、はかり、その他のマルチメディアやディスプレイ技術を伴う組込みアプリケーションが対象となります。
「ConnectCore 9M 2443シリーズは、ほかのARM9ベースのコアモジュールよりも33%高速です。本製品のスピードレベルは、高水準のスピードとサポートが要求される有線/無線アプリケーションでエンジニアが既存のARM9コードを再利用することによって、開発期間の削減が実現できます」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。
Samsung S3C2443 ARM9マイクロプロセッサをベースにし、最大533MHzで動作するConnectCore 9M 2443およびConnectCore Wi-9M 2443は、マルチレイヤのメモリバスアーキテクチャを搭載し、プロセッサ、メモリ、ペリフェラル間の同時データ転送を可能にしています。これにより、他のプラットフォームでは一般的である典型的なバス帯域幅のボトルネックを低減します。例えば、LCDコントローラ経由でのグラフィック情報の更新やメモリからの同時データ回収を、いまや全体のパフォーマンスやユーザエクスペリエンスを損なうことなく実現することができます。
本モジュールファミリは、統合LCDコントローラ、USB 2.0対応、SDメモリカードのサポートを含む、ペリフェラルならびにマルチメディアのコネクティビティオプションのセットを搭載しています。これにより、組込み開発者は、自らの製品で最新のペリフェラルをサポートすることができます。さらに、本モジュールは、パワーマネジメントモードに対応した市販のハードウェアとソフトウェアに対応し、低電力および電池駆動のモバイルアプリケーション向けに理想的なモジュールとなっています。
ConnectCore 9M 2443は完全にテストされCEの認証を取得しています。ConnectCore Wi-9M 2443も近く認証取得予定です。本製品は、業界でコアモジュールとしては最長の5年のメーカ保証を特徴としています。ConnectCore 9M 2443の Windows CE 6.0用ジャンプスタートキットは、65,800円(税別)で提供します。Linux用のジャンプスタートキットは、2009年5月に提供開始予定です。また、 ConnectCore Wi-9M 2443のジャンプスタートキットは 2009年6月発売の予定です。詳細は、www.digi.com/cc9m2443をご参照ください。
