セキュアなWi‐Fiからモバイルデータ通信へのアクセスポイント「Digi Wi‐Point 3G」を発表
宇宙技術システムの製品およびサービスの開発者であるSpaceDev社は、リモートのロケット試験サイトからデータを本社に転送できるようにするため、Digi Wi‐Point 3Gを活用しています。「当社では、都市部から最低2マイル(約3.2km)離れたところでロケットをテストするため、通常は有線ネットワークを使用してのインターネットへの接続環境が提供されていません。Digi Wi‐Point 3Gは、即座にホットスポットの設定を可能にし、当社のエンジニアがデータを本社に送り返すことができるようになりました。設定はシンプルなプラグアンドプレイで、30秒以内に準備できます。当社では、SprintとVerizonのカードを試し、両方ともすぐに作動できました」と、SpaceDev社の ITディレクタであるジョン・マーティン氏は話しています。
Digi Wi‐Point 3Gは、PCMCIA、PCI Expressカード(アダプタ使用)を含む世界中の40を超えるモバイルデータ通信カードに対応しています。本製品は、Wi‐Fi (802.11b/g) アクセスポイント、10/100イーサネット、あらゆるキャリアが供給するPCデータカードを経由した広域なモバイルデータ通信網の3つを1つにしたルータです。小さく、設置しやすく、有線ネットワークが届かない、あるいはアクセスが不便な機器へのドロップインネットワーキングを可能にします。
「Digi Wi‐Point 3Gは、たとえ高速道路を移動中であっても、リモートサイトとその機器がインターネットやセキュアな企業ネットワークに無線で接続することを可能にします。本製品は、一時的なネットワークやリモートのWi‐Fiホットスポット、持ち運び/移動環境、災害復旧、セキュリティ、その他のアプリケーションに理想的です」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長であるラリー・クラフトは話しています。
Digi Wi‐Point 3Gは、IPsec VPN、WPA2の暗号化をはじめとする企業向けのセキュリティ機能、完全なファイアウォール機能を特徴としています。また、GPSサポート(検証済み PCカード対応)、モデムのダイアルアップへのフェイルオーバ、容易な現場での設置・アップグレード作業のためのモバイルデータ通信カードの自動検出などの機能も搭載しています。
■Digi Internationalプロフィール
1985年に設立されたディジ・インターナショナル社は、米国ミネアポリスに本拠を持ち、あらゆるデバイスの接続やセキュアなマネジメントを行うためのビジネス向けデバイスネットワーキング、高い信頼性製品開発やテクノロジーを提供するリーディングカンパニーです。エンタープライズソリューションにセルラー・ゲートウェイ、Wi‐Fiデバイスサーバ、ビデオ/センサ製品、USB接続製品、ゼロクライアント、マルチポート・シリアル・アダプタ、シリアルサーバ、ネットワークプロセッサ、組込みモジュール、ZigBee製品があります。
■ディジ インターナショナルの概要
社名:ディジ インターナショナル株式会社
所在地:東京都渋谷区桜丘町22‐14 NESビルS棟8F
TEL 03‐5428‐0261 FAX 03‐5428‐0262
代表者:ジョー・ダンズモア(代表取締役 兼 米国Digi International 社CEO)
設立:2001年3月1日
資本金:1,000万円
■本リリースについての問い合わせ先:
ディジ インターナショナル株式会社
江川 将峰
Tel:03‐5428‐0261、Fax:03‐5428‐0262