ディジ インターナショナル 危険な環境向けに有線/無線のネットワーク接続を提供
ディジ インターナショナル
危険な環境向けに有線/無線のネットワーク接続を提供
揮発性液体・ガスや厳しい温度環境に適したセルラールータ、無線モデム、シリアルサーバ
ディジ インターナショナル株式会社(本社・渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、危険な環境における高信頼性動作を目的に設計されたワイヤード/ワイヤレスデバイスネットワークソリューションを発表しました。発表した製品ラインは、DigiConnect WAN IAセルラールータ、XTend RFモデム、PortServer TS Hazシリアルサーバ、Digi One IAP Hazシリアルサーバで、揮発性液体/ガスや厳しい温度範囲にさらされることの多い製造や工業環境でネットワーク化する機器用に設計されたものです。
「私たちは、最も成長著しいM2Mデバイスコネクティビティ(機器接続性)の市場向けにこれら一連のソリューションを提供します。デバイスコネクティビティのニーズは至るところに存在します。これらの製品の動作安全性と強固・頑丈な仕様によって、カスタマは危険な環境でのデバイスネットワークを確実に拡げることができます」と、DigiInternationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。
新製品は、揮発性の可燃性液体・気体・ガスが存在する可能性のある環境で利用できるよう、Class1、Devision2に適合しています。これらの仕様を求める産業の一例として、電力配電、オイル/ガス、水/廃水、医薬、食物、飲料、農業関連ビジネスなどがあります。新製品はまた、絶縁保護コーティングも特徴としています。プリント配線アセンブリ(PCA)にはスプレー式処理が施され、コンフォーマル・コーティングされることにより、湿気と腐食に対して保護バリアを提供します。製品はインダストリー環境で要求される広範囲の動作温度に対応するため、ランク付けおよび研究室でテストが行われています。Digi Connect WAN IAは、−30〜70℃で、XTend RFモデムは −40〜85℃で、PortServer TS HazとDigi One IAPは −35〜74℃でそれぞれ動作可能です。
「Digi Connect WAN IA」は、Modbusも内蔵し、遠隔地の機器とサーバ間のプライマリとバックアップネットワークを提供する工業用ハードウェア/ソフトウェア機能を備えたイーサネット−セルラールータです。「XTend RFモデム」は、900MHzのRF接続でシリアルケーブルを代替し、最大64km(見通しレンジ)の通信距離を提供することにより、ハイウェイの交差などのケーブル敷設が困難な環境での使用に理想的な製品です。「PortServerTS Haz」シリアルサーバは、高性能なシリアル・イーサネット間接続を提供し、1〜4台のシリアル機器を容易にネットワークに接続できます。「Digi One IAP Haz」は、シリアル・
イーサネット間のコネクティビティを提供すると共にプロトコル変換も行い、工業用のシリアルおよびイーサネット機器の相互運用性を実現します。
Digi Connect WAN IA、XTend RFモデム、PortServer TS Haz、Digi One IAP Hazは、いずれも現在入手可能です。
詳細は、http://www.digi.com/applications/hazardous/をご覧ください。
