ESIグループ、複合材料バリューチェーンに新モジュールを追加 PAM-QUIKFORM for CATIA V5 迅速な複合材成形性評価機能を提供
2007/03/07
フランス大使館 企業振興部
ESIグループは、3D PLM(プロダクト ライフサイクル マネージメント)ソリューションの世界的リーディングカンパニーであるダッソー・システムズ社とのCAA V5ゴールドソフトウェアパートナーシップの下で開発されたPAM-QUIKFORM for CATIA V5を発売します。
PAM-QUIKFORMは、現在、ダッソー・システムズ社の複合材料設計モジュール「CATIA V5 Composites Design」に実装されています。PAM-QUIKFORM for CATIA V5は、設計段階で、製造上問題となる箇所を予測、排除することにより、初期段階での最適な意思決定を促進します。
「このESIグループの新製品により、CATIA V5 Composites Designモジュールがさらに強化され、CATIAの積層定義環境から、直接、シミュレーションを起動・実行することで、生産性が飛躍的に向上します。V5 PLMコンポジット製品ポートフォリオを補完するこのCAA V5製品は、航空宇宙産業のPLM顧客に大きな利点をもたらします。」(ダッソー・システムズ社パートナーシップ事業開発マネージャー、フレデリック・ヴァシェ氏)
ESIグループのPAM-QUIKFORMは、複合材部品内強化繊維の成形中における変形を予測するシミュレーションツールです。幾何学的手法をベースとしたPAM-QUIKFORMにより、選択された材料で、しわの発生などの成形不具合を起こすことなく、部品を成形できるか否かを数秒のうちに知ることができます。また、展開形状および積層情報も同時に計算されるため、ネスティングおよびカッティング装置に、計算結果を使用することができます。
PAM-QUIKFORMは、ドレーピング時における単方向強化材の変形をシミュレートできるユニークな機能を備えています。PAM-QUIKFORMのアルゴリズムは、層間の滑りや繊維の拡散など、単方向ドレーピングに見られる特有の変形メカニズムを考慮します。
PAM-QUIKFORMをCATIA V5 Composites Designモジュールに統合するメリットは大きく、かつ多数あります。CATIA V5 Composites Designの積層定義に基づき直接シミュレーションを行なうことができるため、生産性の大幅な向上が実現します。フラットニングや2D/3D変換をはじめ、CATIA V5 Composites Designのあらゆる既存オプションが利用可能で、自動レーザーポインタやCAA V5ネスティング及びカッティングプログラムなどを介して、デジタル製造装置にエクスポートすることができます。このように、PAM-QUIKFORMユーザーは、CATIA V5 3D-PLMコラボレイティブエンジニアリング環境の様々な利点を活用することができます。
PAM-QUIKFORM for CATIA V5の統合は、CAA V5へのレジントランスファー成形(RTM)及びインフュージョン成形シミュレーションに続いて行なわれ、次の段階では、シードラインに沿わない層のドレープシミュレーションなど、PAM-QUIKFORM for CATIA V5の機能拡張が予定されています。その他、ATL(Automatic Tape Laying)やAFP (Automatic Fiber Placement)機能も検討されています。
「PAM-QUIKFORM for CATIA V5は、ESIグループが提供する物理特性に基づくシミュレーションの一例で、このようにCATIA V5 Composites Designに組み入れることにより、複合材部品の設計から仮想試作までをカバーする統合ソリューションを提供します。このような統合により、航空産業において現在なされている、”シミュレーションに基づく設計”に向けての活動が、更に加速して行くことでしょう。」(ESIグループの複合材料COE(センター・オブ・エクセレンス)マネージャー、パトリック・ド・ルカ氏)
ESIグループの複合材料及びプラスチックソリューションについて
「SYSPLY」:複合材料の構造設計用
「PAM-RTM」:レジントランスファー成形及びインフュージョン成形用
「PAM-FORM 2G」:複合材料及びプラスチックの熱成形、(延伸)ブロー成形、ダイヤフラム成形、ロール成形、ハンドレイアップ成形シミュレーション用
「PAM-CRASH/コンポジットモジュール」:複合構造の衝突・衝撃シミュレーション用のコンポジットモジュール
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■プレスの方のお問合せ先
日本イーエスアイ株式会社 営業本部 マーケティング担当
TEL: 03-6407-2348 Email: marketing@esi.co.jp
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■読者・ユーザの方のお問合せ先
日本イーエスアイ株式会社 営業本部 福島
TEL: 03-6407-2347(代表) Email: hf@esi.co.jp
Webサイト www.esi.co.jp/
PAM-QUIKFORMは、現在、ダッソー・システムズ社の複合材料設計モジュール「CATIA V5 Composites Design」に実装されています。PAM-QUIKFORM for CATIA V5は、設計段階で、製造上問題となる箇所を予測、排除することにより、初期段階での最適な意思決定を促進します。
「このESIグループの新製品により、CATIA V5 Composites Designモジュールがさらに強化され、CATIAの積層定義環境から、直接、シミュレーションを起動・実行することで、生産性が飛躍的に向上します。V5 PLMコンポジット製品ポートフォリオを補完するこのCAA V5製品は、航空宇宙産業のPLM顧客に大きな利点をもたらします。」(ダッソー・システムズ社パートナーシップ事業開発マネージャー、フレデリック・ヴァシェ氏)
ESIグループのPAM-QUIKFORMは、複合材部品内強化繊維の成形中における変形を予測するシミュレーションツールです。幾何学的手法をベースとしたPAM-QUIKFORMにより、選択された材料で、しわの発生などの成形不具合を起こすことなく、部品を成形できるか否かを数秒のうちに知ることができます。また、展開形状および積層情報も同時に計算されるため、ネスティングおよびカッティング装置に、計算結果を使用することができます。
PAM-QUIKFORMは、ドレーピング時における単方向強化材の変形をシミュレートできるユニークな機能を備えています。PAM-QUIKFORMのアルゴリズムは、層間の滑りや繊維の拡散など、単方向ドレーピングに見られる特有の変形メカニズムを考慮します。
PAM-QUIKFORMをCATIA V5 Composites Designモジュールに統合するメリットは大きく、かつ多数あります。CATIA V5 Composites Designの積層定義に基づき直接シミュレーションを行なうことができるため、生産性の大幅な向上が実現します。フラットニングや2D/3D変換をはじめ、CATIA V5 Composites Designのあらゆる既存オプションが利用可能で、自動レーザーポインタやCAA V5ネスティング及びカッティングプログラムなどを介して、デジタル製造装置にエクスポートすることができます。このように、PAM-QUIKFORMユーザーは、CATIA V5 3D-PLMコラボレイティブエンジニアリング環境の様々な利点を活用することができます。
PAM-QUIKFORM for CATIA V5の統合は、CAA V5へのレジントランスファー成形(RTM)及びインフュージョン成形シミュレーションに続いて行なわれ、次の段階では、シードラインに沿わない層のドレープシミュレーションなど、PAM-QUIKFORM for CATIA V5の機能拡張が予定されています。その他、ATL(Automatic Tape Laying)やAFP (Automatic Fiber Placement)機能も検討されています。
「PAM-QUIKFORM for CATIA V5は、ESIグループが提供する物理特性に基づくシミュレーションの一例で、このようにCATIA V5 Composites Designに組み入れることにより、複合材部品の設計から仮想試作までをカバーする統合ソリューションを提供します。このような統合により、航空産業において現在なされている、”シミュレーションに基づく設計”に向けての活動が、更に加速して行くことでしょう。」(ESIグループの複合材料COE(センター・オブ・エクセレンス)マネージャー、パトリック・ド・ルカ氏)
ESIグループの複合材料及びプラスチックソリューションについて
「SYSPLY」:複合材料の構造設計用
「PAM-RTM」:レジントランスファー成形及びインフュージョン成形用
「PAM-FORM 2G」:複合材料及びプラスチックの熱成形、(延伸)ブロー成形、ダイヤフラム成形、ロール成形、ハンドレイアップ成形シミュレーション用
「PAM-CRASH/コンポジットモジュール」:複合構造の衝突・衝撃シミュレーション用のコンポジットモジュール
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