GAINSPAN社、WiFi-ZigBee IP搭載のワンチップ製品を発表
2013/03/08
(株)アルティマ
〜マルチスタンダード、マルチモード集積回路(WLAN用ベースバンド、RF機能、IPv4/IPv6スタック搭載)〜
■Nuremberg(独)Embedded World 2013年2月26日発
GainSpan社は、2つのIEEE低消費電力規格(802.11b/g/n)と802.15.4を持つ業界初のシングルチップGS2000を発表した。GS2000は802.11b/g/nならびに802.15.4のPHY/MAC 機能、デュアルARM Cortex-M3 CPU、ネットワーク・スタック&サービス、大容量メモリを搭載し、各種アプリケーションプロファイルをサポートする高集積SoC である。1個のシリコンチップにこれらすべての機能を搭載している。
GS2000はIPv4とIPv6両モードをサポートしたTCP/UDPなど複数のネットワークスタックを搭載し、組み込みMCUとして完全なネットワークソリューションを可能にする。またGS2000はWLANソフトウェア、ネットワークサービス、ZigBee IP (6LoWPAN)、そして802.11、802.15.4ワイヤレス標準上のIPベースアドレシングをサポートする。
IPv4とIPv6の機器をサポートする一方、2つのワイヤレスIPベースのHAN(Home Area Network)を取り込むことで、GS2000によりWiFiのアクセスポイントやホットスポットのある場所はどこでもインターネット接続が可能になり、GS2000はWiFiとZigBeeそれぞれの技術の利点をうまく生かすことができるようになる。つまり、高速データレートと、ZigBee IPの持つ狭帯域特性とメッシュネットワークによる広範囲なWiFiの利用である。例えば家電の領域では、WiFiを搭載した白物家電とZigBee搭載のスマートメーターとのブリッジを提供することができる。
「他の無線技術がいろんな用途において競合している中、唯一WiFiとZigBee IPだけがIPアドレスによる接続を提供し、これらの市場実績のあるインターネット・プロトコルをデバイスやセンサーの世界に拡張しているのである。」とGreg Winner(GainSpan社CEO兼社長)は述べている。
「IoT(物のインターネット)というビジョンにおいて、到達距離、消費電力、導入の容易さ、ネットワーク管理などは他の要素より更に重要である。GS2000は双方のテクノロジーを取り入れることで、商用電源システムも電池駆動システムどちらをもコスト効率を高めることが可能となる。」
GS2000の登場により、もはや、機器メーカーや家電メーカーそれぞれのプロトコルのために別々の設計をする必要はない。ZigBee IPとWiFiのどちらかを採用するのに同じSoCを使うことができる。
コスト優先のIPベースソリューションを提供するために設計されたGS2000は、個人用健康機器、フィットネス機器、スマートエナジーや民生用高品質ビデオ、オーディオ、ホームオートメーション製品まで用途を拡大できる。
<販売開始時期>
GS2000 WiFi, ZigBee コンボSoCと関連モジュールは2013年3月サンプル出荷開始、量産出荷は2013年後半予定。
<GainSpan Corporation(ゲインスパン・コーポレーション)について>
■本社:米国・カリフォルニア州(サンノゼ)
■設立:2006年9月(インテル社より分離独立)
■事業内容:Ultra Low power Wi-Fi SoC及びモジュール関連ソフトウェアの開発販売
GainSpan 社は、AC給電が当たり前であったWI-Fiの分野に、電池駆動で動作するUltra Low Power Wi-Fiを開発し、これまで市場を牽引してきました。ターゲット市場としては、スマートエナジー、HEMS、ヘルスケア、ワイヤレスセンサーネットワークスと低消費電力性が求められる市場に採用事例が多数あります。センサーネットワークをIP ベースで構成する事によりインターネット・クラウドとの親和性が高いネットワーク構築を可能にしました。ネットワークスタックに充実を図り、標準スタックとしてHTTP、SSLサーバー・クライアントを準備、スマートフォンからの制御モニタリングが可能です。
■URL:http://www.gainspan.com/
■GainSpan Corporation 日本(連絡先)
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-12 ビューロー銀座 #1005
TEL:03-3549-1827(代表) FAX:03-3549-1828
■Nuremberg(独)Embedded World 2013年2月26日発
GainSpan社は、2つのIEEE低消費電力規格(802.11b/g/n)と802.15.4を持つ業界初のシングルチップGS2000を発表した。GS2000は802.11b/g/nならびに802.15.4のPHY/MAC 機能、デュアルARM Cortex-M3 CPU、ネットワーク・スタック&サービス、大容量メモリを搭載し、各種アプリケーションプロファイルをサポートする高集積SoC である。1個のシリコンチップにこれらすべての機能を搭載している。
GS2000はIPv4とIPv6両モードをサポートしたTCP/UDPなど複数のネットワークスタックを搭載し、組み込みMCUとして完全なネットワークソリューションを可能にする。またGS2000はWLANソフトウェア、ネットワークサービス、ZigBee IP (6LoWPAN)、そして802.11、802.15.4ワイヤレス標準上のIPベースアドレシングをサポートする。
IPv4とIPv6の機器をサポートする一方、2つのワイヤレスIPベースのHAN(Home Area Network)を取り込むことで、GS2000によりWiFiのアクセスポイントやホットスポットのある場所はどこでもインターネット接続が可能になり、GS2000はWiFiとZigBeeそれぞれの技術の利点をうまく生かすことができるようになる。つまり、高速データレートと、ZigBee IPの持つ狭帯域特性とメッシュネットワークによる広範囲なWiFiの利用である。例えば家電の領域では、WiFiを搭載した白物家電とZigBee搭載のスマートメーターとのブリッジを提供することができる。
「他の無線技術がいろんな用途において競合している中、唯一WiFiとZigBee IPだけがIPアドレスによる接続を提供し、これらの市場実績のあるインターネット・プロトコルをデバイスやセンサーの世界に拡張しているのである。」とGreg Winner(GainSpan社CEO兼社長)は述べている。
「IoT(物のインターネット)というビジョンにおいて、到達距離、消費電力、導入の容易さ、ネットワーク管理などは他の要素より更に重要である。GS2000は双方のテクノロジーを取り入れることで、商用電源システムも電池駆動システムどちらをもコスト効率を高めることが可能となる。」
GS2000の登場により、もはや、機器メーカーや家電メーカーそれぞれのプロトコルのために別々の設計をする必要はない。ZigBee IPとWiFiのどちらかを採用するのに同じSoCを使うことができる。
コスト優先のIPベースソリューションを提供するために設計されたGS2000は、個人用健康機器、フィットネス機器、スマートエナジーや民生用高品質ビデオ、オーディオ、ホームオートメーション製品まで用途を拡大できる。
<販売開始時期>
GS2000 WiFi, ZigBee コンボSoCと関連モジュールは2013年3月サンプル出荷開始、量産出荷は2013年後半予定。
<GainSpan Corporation(ゲインスパン・コーポレーション)について>
■本社:米国・カリフォルニア州(サンノゼ)
■設立:2006年9月(インテル社より分離独立)
■事業内容:Ultra Low power Wi-Fi SoC及びモジュール関連ソフトウェアの開発販売
GainSpan 社は、AC給電が当たり前であったWI-Fiの分野に、電池駆動で動作するUltra Low Power Wi-Fiを開発し、これまで市場を牽引してきました。ターゲット市場としては、スマートエナジー、HEMS、ヘルスケア、ワイヤレスセンサーネットワークスと低消費電力性が求められる市場に採用事例が多数あります。センサーネットワークをIP ベースで構成する事によりインターネット・クラウドとの親和性が高いネットワーク構築を可能にしました。ネットワークスタックに充実を図り、標準スタックとしてHTTP、SSLサーバー・クライアントを準備、スマートフォンからの制御モニタリングが可能です。
■URL:http://www.gainspan.com/
■GainSpan Corporation 日本(連絡先)
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-12 ビューロー銀座 #1005
TEL:03-3549-1827(代表) FAX:03-3549-1828
