3.5/3.9G, 4G端末とインフラのSoCとして業界最高性能DSPアーキテクチャを発表
2009/03/06
日本シーバ(株)
半導体IP(SIP)プラットフォーム・ソリューションおよびDSPコアのリーディング・ライセンサーであるCEVA,Inc.[(NASDAQ: CEVA); (LSE: CVA) 以下CEVA社]の日本法人・日本シーバ株式会社[横浜市港北区代表取締役社長日比野一敬]は本日、最先端のワイヤレス通信向けに開発/最適化した業界最高性能のプロセッサ・アーキテクチャであるCEVA-XC(TM)について明らかにしました。今日までに400万台以上、CEVAで稼動するワイヤレス電話器の出荷実績を持っており、CEVA-XCは携帯電話ベースバンド向けのDSPコアを開発するにあたってCEVAの優れた機能を継承して開発されました。完全にプログラマブルなDSPアーキテクチャは、多くの無線インターフェイスをソフトウェアでサポートすることにより完全なトランシーバ処理を行います。これには、もっとも要求の厳しい4Gモバイル標準であるLTE class 5、WiMAX II (IEEE802.16m)を含み、同時に3G、3.5/3.9G、Wi-Fi、GPS並びにモバイルTVにも対応します。
CEVA-XCは、高性能な次世代ワイヤレス通信プロセッサの開発に伴う、厳しい消費電力の要求、開発期間の短縮、コスト制限の課題に対応することに特化して開発されました。革新的なスケーラブル・モジュラー・アーキテクチャを用いることで、CEVA-XCは、電話端末および携帯ブロードバンド・モジュールからワイヤレス・インフラ機器まで、あらゆる4Gプロセッサ・デザインの厳格な要求に対応します。
シングル・エンジン、超低消費電力アーキテクチャはバッテリー駆動端末に最適最先端ワイヤレス処理をサポートする統一され首尾一貫したアーキテクチャとして設計されたCEVA-XCは、ワイヤレスSoCにおけるコスト、開発期間およびソフトウェア設計の複雑度を増大する、複数のワイヤレス・コプロセッサやアクセラレータで構成されるような混合型アーキテクチャに対するニーズを消滅させます。さらに厳しい消費電力の課題に対応するため、CEVA-XCコアはマルチクロック、マルチ電圧ドメインをコントロールして超低消費電力を実現する動作モードをサポートする革新的なパワースケーリング・ユニットを統合することにより、開発者は完全なプログラマブル手法を用いながら、制限のある電力条件も満たすことができます。これらの重要な要素は、関連するものを統合する労力やコストをさらに削減するために、最適化Cコンパイラ、エミュレータ、ESLツールおよび包括的ソフトウェア・ライブラリを含む完全な統合開発環境に結びついています。
■拡張性によってインフラ・アプリケーション向けに比類なき性能を提供
CEVA-XCは、CEVA-X(TM) DSPのアーキテクチャをベースとし、CEVA-Xフレームワークに最大4個のモジュラー・ベクター・ユニットを組み入れることによって1秒あたり 2000億オペレーションに達する処理能力を提供します。この性能レベルによってCEVA-XCは、シングル・DSPコア内で複数のLTE/WiMAX チャネルのサポートを可能にし、今日のワイヤレス・インフラ・アプリケーションで実現可能な、その他のいかなるDSPよりも優れています。
■ワイヤレス・アプリケーション向けDSPコア開発における力強い実績
CEVA-XC通信プロセッサ開発において、CEVA社はポータブル・アプリケーション向け高性能プログラマブルDSPコアにおける20年以上の経験を活用しています。CEVA-XCアーキテクチャの中心となるCEVA-X DSPはHSDPAおよびWiMAXチップに装備される業界を先導するDSPコアの一つです。現在、CEVA社のDSPコアは、世界上位5社の電話機メーカーのうちの4社であるNokia、Samsung、LG ElectronicsおよびSonyEricsson共に出荷されています
■CEVA-XC:スケーラブル/コンフィギャラブル・アーキテクチャ
CEVA-XCはCEVA社にとって初めての通信専用DSPコアです。この完全にプログラマブルなアーキテクチャはもっとも要求の厳しいワイヤレス・アプリケーション向けに最適化されています。シングル・コア上でLTE class 5およびWiMAX IIのトランシーバー・パス全てを取り扱うことができ、MIMO 4x4といった複数のアンテナ・スキームを含む、もっとも挑戦的なプロファイルをサポートしています。このような性能レベルに到達するために、CEVA-XCアーキテクチャは、CEVA-Xアーキテクチャに1、2または4個のベクター・ユニットを組み入れています。それぞれのベクター・ユニットは3- way VLIWおよび16 MACの大規模アレイを用いた256-bit SIMDエンジン、演算、ロジック並びにシフト・ユニットで構成されています。最適化された命令セットは、マトリクス処理、MIMO検出、フィルタリング、複雑なデータの置換、およびビット・ストリーム処理など、ワイヤレス・モデムの要求を取扱います。
CEVA-XC DSPは完全に汎用DSP演算のサポートを提供し、幅広いDSPタスクおよびベクター化可能なデータ・タイプ双方にとって効果的な制御やデータ・フローを可能にします。このネイティブDSPアーキテクチャを用いることで、パワフルなCレベル・コンパイラのサポートとソフトウェア開発にかかる労力の大幅な簡素化が実現できます。CEVA-XCアーキテクチャは、将来設計者が自身のデザインで性能とコストを最適なバランスに保つのに有効な、数多くの命令セット・オプションも提供します。
CEVA-XCは、高性能な次世代ワイヤレス通信プロセッサの開発に伴う、厳しい消費電力の要求、開発期間の短縮、コスト制限の課題に対応することに特化して開発されました。革新的なスケーラブル・モジュラー・アーキテクチャを用いることで、CEVA-XCは、電話端末および携帯ブロードバンド・モジュールからワイヤレス・インフラ機器まで、あらゆる4Gプロセッサ・デザインの厳格な要求に対応します。
シングル・エンジン、超低消費電力アーキテクチャはバッテリー駆動端末に最適最先端ワイヤレス処理をサポートする統一され首尾一貫したアーキテクチャとして設計されたCEVA-XCは、ワイヤレスSoCにおけるコスト、開発期間およびソフトウェア設計の複雑度を増大する、複数のワイヤレス・コプロセッサやアクセラレータで構成されるような混合型アーキテクチャに対するニーズを消滅させます。さらに厳しい消費電力の課題に対応するため、CEVA-XCコアはマルチクロック、マルチ電圧ドメインをコントロールして超低消費電力を実現する動作モードをサポートする革新的なパワースケーリング・ユニットを統合することにより、開発者は完全なプログラマブル手法を用いながら、制限のある電力条件も満たすことができます。これらの重要な要素は、関連するものを統合する労力やコストをさらに削減するために、最適化Cコンパイラ、エミュレータ、ESLツールおよび包括的ソフトウェア・ライブラリを含む完全な統合開発環境に結びついています。
■拡張性によってインフラ・アプリケーション向けに比類なき性能を提供
CEVA-XCは、CEVA-X(TM) DSPのアーキテクチャをベースとし、CEVA-Xフレームワークに最大4個のモジュラー・ベクター・ユニットを組み入れることによって1秒あたり 2000億オペレーションに達する処理能力を提供します。この性能レベルによってCEVA-XCは、シングル・DSPコア内で複数のLTE/WiMAX チャネルのサポートを可能にし、今日のワイヤレス・インフラ・アプリケーションで実現可能な、その他のいかなるDSPよりも優れています。
■ワイヤレス・アプリケーション向けDSPコア開発における力強い実績
CEVA-XC通信プロセッサ開発において、CEVA社はポータブル・アプリケーション向け高性能プログラマブルDSPコアにおける20年以上の経験を活用しています。CEVA-XCアーキテクチャの中心となるCEVA-X DSPはHSDPAおよびWiMAXチップに装備される業界を先導するDSPコアの一つです。現在、CEVA社のDSPコアは、世界上位5社の電話機メーカーのうちの4社であるNokia、Samsung、LG ElectronicsおよびSonyEricsson共に出荷されています
■CEVA-XC:スケーラブル/コンフィギャラブル・アーキテクチャ
CEVA-XCはCEVA社にとって初めての通信専用DSPコアです。この完全にプログラマブルなアーキテクチャはもっとも要求の厳しいワイヤレス・アプリケーション向けに最適化されています。シングル・コア上でLTE class 5およびWiMAX IIのトランシーバー・パス全てを取り扱うことができ、MIMO 4x4といった複数のアンテナ・スキームを含む、もっとも挑戦的なプロファイルをサポートしています。このような性能レベルに到達するために、CEVA-XCアーキテクチャは、CEVA-Xアーキテクチャに1、2または4個のベクター・ユニットを組み入れています。それぞれのベクター・ユニットは3- way VLIWおよび16 MACの大規模アレイを用いた256-bit SIMDエンジン、演算、ロジック並びにシフト・ユニットで構成されています。最適化された命令セットは、マトリクス処理、MIMO検出、フィルタリング、複雑なデータの置換、およびビット・ストリーム処理など、ワイヤレス・モデムの要求を取扱います。
CEVA-XC DSPは完全に汎用DSP演算のサポートを提供し、幅広いDSPタスクおよびベクター化可能なデータ・タイプ双方にとって効果的な制御やデータ・フローを可能にします。このネイティブDSPアーキテクチャを用いることで、パワフルなCレベル・コンパイラのサポートとソフトウェア開発にかかる労力の大幅な簡素化が実現できます。CEVA-XCアーキテクチャは、将来設計者が自身のデザインで性能とコストを最適なバランスに保つのに有効な、数多くの命令セット・オプションも提供します。