ADLINK は、革命的新シリーズMatrixを発表します。
≪堅牢型I/Oプラットフォーム≫
Atomベース、ファンレス＆ケーブルフリー設計 -20℃ 〜 70℃ の広範囲な動作温度

組み込みコンピューターのグローバルリーディングカンパニーのADLINKは、新シリーズ Matrix MXE-1000とMXC-2000 を発表します。 新Matrixシリーズは、Intel Atom N270ベースの堅牢型ファンレスI/Oプラットフォームです。 MXE-1000は、組み込み型I/O機能を備え、MXC-2000シリーズは、コンフィギュラブル PCI と PCI Express スロットを搭載、或いは、オプションにて提供しています。

Matrix MXE-1000とMXC-2000シリーズは、ADLINKとしては初の、堅牢型I/Oプラットフォームの市場展開となります。このプラットフォームシリーズは、x86プラットフォームの設計、用途の広いI/Oファンクションの開発及びサーマル設計で培った技術を集結した結果、ファンレスシステムの標準仕様を高い水準に押し上げ、温度範囲-20℃〜70℃、耐震5 G、ケーブルフリーで、耐久性のある構成を実現しました。

MXE-1000 とMXC-2000 はまた、ADLINKの最新のI/O設計を、多数の特定アプリケーションユーザ向けコンピュータプラットフォームに統合した初のシリーズです。 例えば、MXE-1000は、小型設計で総合的なI/O を採用しているため、インテリジェント・トランスポーテーション、ファシリティーマネージメント（FM）、環境モニタリング・アプリケーションに理想的なソリューションです。一方 MXC-2000は、ADLINKのPCI/PCI Expressデータ収集、デジタルI/O、計測制御、画像取り込みボードのADLINKのフルラインナップに対応し、産業用オートメーション、ファクトリー・コントロール 、試験計装アプリケーションに最適です。

MXE-1000とMXC-2000シリーズは、各ファンレスシャーシに対応するよう特別に設計されたシングルボードコンピュータを搭載しており、熱を持つ全てのコンポーネントは、直接アルミニウム製ケースに格納されています。そのため、即納可能な全ファンレスコンピューターに広範囲な動作温度が適用されています。

全コネクター及びコンポーネントは、PCBに直接実装されており、内部にワイヤリングがありません。また、ケーブルフリー設計のため、顕著に信頼性と耐久性が増しています。MXC-2000シリーズは、このようにユニークな設計のため、同じ市場の類似品に比べ、ボードの組み込みとメンテナンスが非常にシンプルです。PCI 或いはPCI Express ボードは、難なく組み込みが可能で、ねじ一つを緩めるだけで、簡単に取り出すことができます。

ADLINK のプロダクトマネージャーのクリス・ニーは、「Matrixプラットフォームのケーブルフリー構造及び広範囲な動作温度により、小型で確実なソリューションを求めるお客様には、非常に多くのメリットを実感して頂けると思います。」そして「フレキシブル オープン・アーキテクチャー・デザイン、PCI及びPCI ExpressペリフェラルスロットのMXC-2000シリーズ或いは、総合I/Oインタフェースを統合したMXE-1000シリーズプラットフォーム は、幅広いアプリケーションソリューションに多彩なオプションを提供いたします。」と話しております。

ギガビットイーサネット(GbE)、COM及びUSBポートのような一般的なI/O コネクターに加え、MXE-1000 シリーズは、専用GbE と1394bインターフェースを備え、アウトドア・車載用ビデオ及び画像アプリケーション向けカメラに対応しています。MXC-2000シリーズは、PCIｘ２スロット或いは、PCIｘ1スロット、PCI Expressｘ1の構成を含み、ADLINKのPCI及びPCI Expressカードのフルラインナップに対応し、さらに他社のプラグインカードにも対応しています。