テクトロニクス、画期的な価格性能比を持つ新型シグナル・アナライザを発表
2011/01/19
(株)テクトロニクス&フルーク
テクトロニクスは、本日、優れたスペクトラム/ベクトル解析を可能にする新製品RSA5000シリーズ・シグナル・アナライザを発表します。RSA5000シリーズは、同じ価格帯の製品と比較して2倍のアクイジション帯域(取り込み可能な帯域幅)と、世界トップクラスのリアルタイム性能を実現したミッドレンジ・シグナル・アナライザです。観測時間の短縮、低コストを実現し、組込み 無線通信、ノイズ、EMI/EMC (電磁干渉/電磁両立性)、 スペクトラム管理、 レーダ、防衛など、さまざまな設計、運用アプリケーションに最適です。
無線通信(RF)信号はますます複雑になり、ISMバンド(産業科学医療用周波数帯域)の通信が爆発的に普及しています。 また、デジタルRFを採用した無線技術が、携帯、PCなどあらゆる機器に搭載されています。設計におけるデバッグでは、デジタルRF回路によって発生する間欠的な異常現象を確実に、効率的に検出することが求められています。従来のシグナル・アナライザは間欠現象にトリガを掛けることはできず、ミッドレンジにおける最大取込帯域も40MHzであることから、ISMバンドの解析には不十分でした。今回発表するRSA5000シリーズは、そのようなエンジニアの課題に対応するシグナル・アナライザです。 優れた時間/振幅/DPX®トリガとDPX掃引機能を持ち、最高85MHz帯域幅の間欠信号、急激に変化する信号を検出して取込むことができます。この帯域幅は、Bluetooth、ZigBee、RFID、無線LAN などが使用されるISMの全帯域をカバーしています。
テクトロニクス、ソース/アナライザ製品ラインのボブ・ヒーバート(Bob Hiebert)は、次のように述べています。「RSA5000シリーズの登場により、ミッドレンジ・シグナル・アナライザの可能性の定義が変わります。 RSA5000シリーズは、DPX掃引によるライブRF信号の観測機能、拡張トリガ、広い取込帯域、ロング・メモリなど高性能計測器の機能を手頃な価格で提供する、厳しい予算においても最適なソリューションです」
リアルタイムで間欠的な現象を検出
RSA5000 シリーズのDPXライブRFスペクトラム表示は、従来では観測できなかった信号の振る舞いをすばやく検出し、これまでのスペクトラム・アナライザでは不可能だった非常に短い時間のトランジェント(間欠現象)を確実に捉えます。DPX掃引エンジンにより、最高85MHzの取込帯域、毎秒292,000波形の更新レートで取込み、RSA5000シリーズの全入力レンジである最高6.2GHzまでDPX掃引が可能です。DPXにより、5.8μsまでのスペクトラム・トランジェントを測定することができます。
トランジェントを取込んで解析するため、RSA5000シリーズには周波数マスク、周波数エッジ、Density、タイム・クオリファイ、ラント・トリガ機能が装備されています。複数の計測器とのクロス・ドメイン・トリガにより、検出の難しいハードウェアとソフトウェアの異常を分離することもできます。85MHz帯域で最長7秒までのRF信号を取りこぼすことなく記録します。
RSA5000 シリーズは、時間相関が取れるマーカを使い、取込んだデータを任意のドメインでいつでも解析することができるため、トラブルシュートのスピードアップが可能です。自動パルス測定/検出機能では、1回の取込データからさまざまな測定を行うため、テスト時間を短縮できます。複数のテストを1台の計測器で実行できるため、テストにかかるコストを低減します。
RSA5000シリーズには、広帯域、DPXという特長のほかに、1GHzでの+17dBm の三次インターセプト・ポイントと−154dBm/Hzの表示平均ノイズ・レベル、10MHzでの−131dBc/Hzの位相ノイズ(10kHzオフセット)と−150dBm/Hzの表示平均ノイズ・レベルなどの優れた性能があります。
テクトロニクスについて
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。60年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開しています。
詳しくはウェブサイト(米国:www.tektronix.com、日本: www.tektronix.com/ja )をご覧ください。
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無線通信(RF)信号はますます複雑になり、ISMバンド(産業科学医療用周波数帯域)の通信が爆発的に普及しています。 また、デジタルRFを採用した無線技術が、携帯、PCなどあらゆる機器に搭載されています。設計におけるデバッグでは、デジタルRF回路によって発生する間欠的な異常現象を確実に、効率的に検出することが求められています。従来のシグナル・アナライザは間欠現象にトリガを掛けることはできず、ミッドレンジにおける最大取込帯域も40MHzであることから、ISMバンドの解析には不十分でした。今回発表するRSA5000シリーズは、そのようなエンジニアの課題に対応するシグナル・アナライザです。 優れた時間/振幅/DPX®トリガとDPX掃引機能を持ち、最高85MHz帯域幅の間欠信号、急激に変化する信号を検出して取込むことができます。この帯域幅は、Bluetooth、ZigBee、RFID、無線LAN などが使用されるISMの全帯域をカバーしています。
テクトロニクス、ソース/アナライザ製品ラインのボブ・ヒーバート(Bob Hiebert)は、次のように述べています。「RSA5000シリーズの登場により、ミッドレンジ・シグナル・アナライザの可能性の定義が変わります。 RSA5000シリーズは、DPX掃引によるライブRF信号の観測機能、拡張トリガ、広い取込帯域、ロング・メモリなど高性能計測器の機能を手頃な価格で提供する、厳しい予算においても最適なソリューションです」
リアルタイムで間欠的な現象を検出
RSA5000 シリーズのDPXライブRFスペクトラム表示は、従来では観測できなかった信号の振る舞いをすばやく検出し、これまでのスペクトラム・アナライザでは不可能だった非常に短い時間のトランジェント(間欠現象)を確実に捉えます。DPX掃引エンジンにより、最高85MHzの取込帯域、毎秒292,000波形の更新レートで取込み、RSA5000シリーズの全入力レンジである最高6.2GHzまでDPX掃引が可能です。DPXにより、5.8μsまでのスペクトラム・トランジェントを測定することができます。
トランジェントを取込んで解析するため、RSA5000シリーズには周波数マスク、周波数エッジ、Density、タイム・クオリファイ、ラント・トリガ機能が装備されています。複数の計測器とのクロス・ドメイン・トリガにより、検出の難しいハードウェアとソフトウェアの異常を分離することもできます。85MHz帯域で最長7秒までのRF信号を取りこぼすことなく記録します。
RSA5000 シリーズは、時間相関が取れるマーカを使い、取込んだデータを任意のドメインでいつでも解析することができるため、トラブルシュートのスピードアップが可能です。自動パルス測定/検出機能では、1回の取込データからさまざまな測定を行うため、テスト時間を短縮できます。複数のテストを1台の計測器で実行できるため、テストにかかるコストを低減します。
RSA5000シリーズには、広帯域、DPXという特長のほかに、1GHzでの+17dBm の三次インターセプト・ポイントと−154dBm/Hzの表示平均ノイズ・レベル、10MHzでの−131dBc/Hzの位相ノイズ(10kHzオフセット)と−150dBm/Hzの表示平均ノイズ・レベルなどの優れた性能があります。
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テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。60年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開しています。
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