テクトロニクス、WiMedia対応UWB解析用ソフトウェア拡張版を発表
2006/12/05
(株)テクトロニクス&フルーク
〜UWBの総合的な解析を実現する使いやすいオシロスコープ・ソフトウェア「Tek UWB WiMedia2」〜
[2006年11月29日 米国オレゴン州ビーバートン発]
テクトロニクス(NYSE: TEK)は、UWB解析用のオシロスコープ・ソフトウェア「TDSUWBオシロスコープ・ソフトウェア・ユーティリティ」を拡張した「Tek UWB WiMedia2」を発表しました。この新しいTek UWB WiMedia2は、テクトロニクスが提供する業界最高のマルチチャンネル・パフォーマンスを誇るリアルタイム・オシロスコープ「DSA70000シリーズ」、「DPO70000シリーズ」、「TDS6000Cシリーズ」が持つUWBのデバッグ/解析機能を拡張し、UWBのRF信号や電気信号のリアルタイム解析を可能にします。UWB無線技術は1Gbps超の高速データ伝送が可能で、今後の増加が見込まれるデータ量の多いアプリケーションのニーズに応えるものです。テクトロニクスのUWB WiMedia2アプリケーションを活用することで、Certified Wireless USBやWiNet、High Speed Bluetoothに対応した民生用電子機器で使用されるWiMedia UWB無線の設計からデバッグ、パフォーマンス検証までを行うことができます。
UWBは無線技術の1つで、パルスあるいは時間圧縮した波形を用い、極めて広い周波数帯域に周波数エネルギーを拡散させて信号レベルを低く抑えることにより、不要な干渉を引き起こすことなく、従来のナローバンド伝送周波数帯域を利用して通信を行うことが可能です。Tek UWB WiMedia2は、WiMedia Alliancesが定義したUWB Common Radio Platform用に拡張され、そのためWiMedia UWBシステムのデバッグからRFコンプライアンス・テストまでをボタン1つで効率的に行えるようになりました。RF波形の復調から、コンスタレーション・パターンやE.V.M.、パワースペクトル密度、ACPR測定、スペクトログラムといったRF信号品質の測定にいたるまで、さまざまなテストを行うことができます。ディスプレイには、変調から時間領域/周波数領域波形など多くの情報が表示され、UWB無線に関する新たな知識が得られます。
Tek UWB WiMedia2は、Time Frequency Code(TFC=動作周波数とホッピング・シーケンスのこと)とデータ・レートをRF波形から自動的に特定するなど、非常に使いやすくなっています。TFCとデータ・レート、バンドグループの組合せはすべて、標準的なCSVフォーマットによって表形式で出力されるため、測定結果を素早く簡単に文書化できます。
テクトロニクスでは、このUWBソリューションを補完するものとして、UWB開発でレシーバの検証を行う際に必要なあらゆる種類のWiMedia信号を生成できる信号ゼネレータ「AWG7000シリーズ」を提供しています。20GS/sのサンプリング・レートと5GHzの帯域幅を持つAWG7000シリーズなら、UWB信号を直接生成することができます。UWBテスト用の信号をAWG7000シリーズで生成する際に便利なWiMedia無線波形のサンプルも、ダウンロード形式で提供しています。
提供方法
Tek UWB WiMedia2はプレリリース版ソフトウェアとして、www.tektronix.comから無償でダウンロード可能です。
テクトロニクスについて
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。60年にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、並びに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界19か国で事業を展開しています。詳しくは、www.tektronix.comをご覧ください。日本テクトロニクスは、米テクトロニクスの100%出資の日本法人です。詳しくは、www.tektronix.co.jpをご覧ください。
お客さまからのお問合せ先
日本テクトロニクス株式会社 お客様コールセンター
TEL 03-6714-3010 FAX 0120-046-011
URL http://www.tektronix.co.jp/
[2006年11月29日 米国オレゴン州ビーバートン発]
テクトロニクス(NYSE: TEK)は、UWB解析用のオシロスコープ・ソフトウェア「TDSUWBオシロスコープ・ソフトウェア・ユーティリティ」を拡張した「Tek UWB WiMedia2」を発表しました。この新しいTek UWB WiMedia2は、テクトロニクスが提供する業界最高のマルチチャンネル・パフォーマンスを誇るリアルタイム・オシロスコープ「DSA70000シリーズ」、「DPO70000シリーズ」、「TDS6000Cシリーズ」が持つUWBのデバッグ/解析機能を拡張し、UWBのRF信号や電気信号のリアルタイム解析を可能にします。UWB無線技術は1Gbps超の高速データ伝送が可能で、今後の増加が見込まれるデータ量の多いアプリケーションのニーズに応えるものです。テクトロニクスのUWB WiMedia2アプリケーションを活用することで、Certified Wireless USBやWiNet、High Speed Bluetoothに対応した民生用電子機器で使用されるWiMedia UWB無線の設計からデバッグ、パフォーマンス検証までを行うことができます。
UWBは無線技術の1つで、パルスあるいは時間圧縮した波形を用い、極めて広い周波数帯域に周波数エネルギーを拡散させて信号レベルを低く抑えることにより、不要な干渉を引き起こすことなく、従来のナローバンド伝送周波数帯域を利用して通信を行うことが可能です。Tek UWB WiMedia2は、WiMedia Alliancesが定義したUWB Common Radio Platform用に拡張され、そのためWiMedia UWBシステムのデバッグからRFコンプライアンス・テストまでをボタン1つで効率的に行えるようになりました。RF波形の復調から、コンスタレーション・パターンやE.V.M.、パワースペクトル密度、ACPR測定、スペクトログラムといったRF信号品質の測定にいたるまで、さまざまなテストを行うことができます。ディスプレイには、変調から時間領域/周波数領域波形など多くの情報が表示され、UWB無線に関する新たな知識が得られます。
Tek UWB WiMedia2は、Time Frequency Code(TFC=動作周波数とホッピング・シーケンスのこと)とデータ・レートをRF波形から自動的に特定するなど、非常に使いやすくなっています。TFCとデータ・レート、バンドグループの組合せはすべて、標準的なCSVフォーマットによって表形式で出力されるため、測定結果を素早く簡単に文書化できます。
テクトロニクスでは、このUWBソリューションを補完するものとして、UWB開発でレシーバの検証を行う際に必要なあらゆる種類のWiMedia信号を生成できる信号ゼネレータ「AWG7000シリーズ」を提供しています。20GS/sのサンプリング・レートと5GHzの帯域幅を持つAWG7000シリーズなら、UWB信号を直接生成することができます。UWBテスト用の信号をAWG7000シリーズで生成する際に便利なWiMedia無線波形のサンプルも、ダウンロード形式で提供しています。
提供方法
Tek UWB WiMedia2はプレリリース版ソフトウェアとして、www.tektronix.comから無償でダウンロード可能です。
テクトロニクスについて
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。60年にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、並びに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界19か国で事業を展開しています。詳しくは、www.tektronix.comをご覧ください。日本テクトロニクスは、米テクトロニクスの100%出資の日本法人です。詳しくは、www.tektronix.co.jpをご覧ください。
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