個別データ処理に対応する新製品「Symphony」データパイプラインソフトウェアを発表
2016/06/07
日本ウォーターズ(株)
~日常的な液体クロマトグラフィー質量分析データ解析を自動化することで、高い効率、柔軟性、そして創造性を実現~
マサチューセッツ州ミルフォード–(ビジネスワイヤ)–2016/06/02
ウォーターズコーポレーション (NYSE:WAT) は本日、大量のデータの取得とアーカイブを行うラボ向けのクライアントサーバー型アプリケーションであるSymphonyデータパイプラインソフトウェアを発表しました。Symphonyソフトウェアは、大量のLC-MSデータの移動と解析を自動化することで分析ワークフローを加速し、時間を節約し、ヒューマンエラーを低減するとともに、必要ながらも面倒だったデータファイルの管理に関連する作業から科学者を解放します。
「このシンプルなステップではカラムのコンディショニング中に生データファイルを別の場所にシームレスかつ自動的にコピーできるため、装置を分析に使用できる時間が最大化できます」と、サウサンプトン大学 Proteomics Research Centre の Director である Paul Skipp 博士は「これまでは、ユーザーがデータ処理のためにデータをコピーしている間、質量分析計が1時間から2時間アイドリング状態になっていることがありました。私のラボでは 3 台の Synapt 質量分析計が24時間 年中無休でデータを生成しているため、これだけでも大きな進歩です。」と述べています。
Symphonyデータパイプラインには、この他にもラボの効率を高める利点が備わっています。
「我々は、Symphonyデータパイプラインのモジュール性に大きな価値を置いています。リアルタイムQC、計画的な障害検出、そしてデータインテグリティを保証するためのツールなど、新しい実験データ処理プロセスを短時間で開発し、検証することができます」と、インペリアルカレッジロンドンMRC-NIHR National Phenome CentreのInformatics ManagerであるJake Pearce氏は述べています。―「それだけではなく、数カ月におよぶ解析時間を節約することができ、さらにノイズ除去機能を併用することでファイル記憶容量をペタバイトレベルで節約できます。」
Symphonyソフトウェアでは、Waters MassLynx質量分析用ソフトウェアで取得したUPLC-MSデータの解析をユーザーごとにカスタマイズすることが可能です。データ取得後、Symphonyソフトウェアはデータファイルに対するアクションを実行します。このアクションには、データファイルのサーバーへの移動、バックグラウンドノイズの除去、データの圧縮、データ名の変更、データのコピー、およびデータ上での一連の実行ファイルの実行などがあります。ユーザーは、自分だけの一連のデータ解析タスクをデザインして実行することもできます。このパイプラインと呼ばれる一連のステップは、ユーザーによりセットアップされ、スタンドアローンのPC、PC間のネットワーク、またはラボのネットワークに接続された PC によりデータが取得されると同時にバックグラウンドで実行されます。
SymphonyデータパイプラインソフトウェアはMicrosoft Windows 7 (64 ビット) Professionalエディションオペレーティングシステムに対応しており、世界中のウォーターズでお求めになれます。
同ソフトウェアは、テキサス州サンアントニオで開催される第64回アメリカ質量分析学会の会議で2016年6月4日(土曜日)にウォーターズコーポレーションが主催するMass Spectrometry Users Meetingにおいてサウサンプトン大学のPaul Skipp博士による発表のテーマとして取り上げられる予定です。
詳細情報:www.waters.com/symphony
【お問い合わせ先】
日本ウォーターズ株式会社
TEL:03-3471-7982
FAX:03-3471-7215
マサチューセッツ州ミルフォード–(ビジネスワイヤ)–2016/06/02
ウォーターズコーポレーション (NYSE:WAT) は本日、大量のデータの取得とアーカイブを行うラボ向けのクライアントサーバー型アプリケーションであるSymphonyデータパイプラインソフトウェアを発表しました。Symphonyソフトウェアは、大量のLC-MSデータの移動と解析を自動化することで分析ワークフローを加速し、時間を節約し、ヒューマンエラーを低減するとともに、必要ながらも面倒だったデータファイルの管理に関連する作業から科学者を解放します。
「このシンプルなステップではカラムのコンディショニング中に生データファイルを別の場所にシームレスかつ自動的にコピーできるため、装置を分析に使用できる時間が最大化できます」と、サウサンプトン大学 Proteomics Research Centre の Director である Paul Skipp 博士は「これまでは、ユーザーがデータ処理のためにデータをコピーしている間、質量分析計が1時間から2時間アイドリング状態になっていることがありました。私のラボでは 3 台の Synapt 質量分析計が24時間 年中無休でデータを生成しているため、これだけでも大きな進歩です。」と述べています。
Symphonyデータパイプラインには、この他にもラボの効率を高める利点が備わっています。
「我々は、Symphonyデータパイプラインのモジュール性に大きな価値を置いています。リアルタイムQC、計画的な障害検出、そしてデータインテグリティを保証するためのツールなど、新しい実験データ処理プロセスを短時間で開発し、検証することができます」と、インペリアルカレッジロンドンMRC-NIHR National Phenome CentreのInformatics ManagerであるJake Pearce氏は述べています。―「それだけではなく、数カ月におよぶ解析時間を節約することができ、さらにノイズ除去機能を併用することでファイル記憶容量をペタバイトレベルで節約できます。」
Symphonyソフトウェアでは、Waters MassLynx質量分析用ソフトウェアで取得したUPLC-MSデータの解析をユーザーごとにカスタマイズすることが可能です。データ取得後、Symphonyソフトウェアはデータファイルに対するアクションを実行します。このアクションには、データファイルのサーバーへの移動、バックグラウンドノイズの除去、データの圧縮、データ名の変更、データのコピー、およびデータ上での一連の実行ファイルの実行などがあります。ユーザーは、自分だけの一連のデータ解析タスクをデザインして実行することもできます。このパイプラインと呼ばれる一連のステップは、ユーザーによりセットアップされ、スタンドアローンのPC、PC間のネットワーク、またはラボのネットワークに接続された PC によりデータが取得されると同時にバックグラウンドで実行されます。
SymphonyデータパイプラインソフトウェアはMicrosoft Windows 7 (64 ビット) Professionalエディションオペレーティングシステムに対応しており、世界中のウォーターズでお求めになれます。
同ソフトウェアは、テキサス州サンアントニオで開催される第64回アメリカ質量分析学会の会議で2016年6月4日(土曜日)にウォーターズコーポレーションが主催するMass Spectrometry Users Meetingにおいてサウサンプトン大学のPaul Skipp博士による発表のテーマとして取り上げられる予定です。
詳細情報:www.waters.com/symphony
【お問い合わせ先】
日本ウォーターズ株式会社
TEL:03-3471-7982
FAX:03-3471-7215
