高性能化する基板の多点試験に最適 『メモリハイコーダ MR8740T』発売
MR8740Tは、従来器であるメモリハイコーダMR8740と比べて2倍の最大108チャンネル(アナログ測定にて)、メディアへのデータ保存時間を最大1/100に大幅改善した多チャンネル記録計です。
メモリハイコーダとは波形を長時間記録できる測定器です。電圧測定ユニットやパルス発生ユニットといった各種ユニットを入れ替えることで、さまざまな試験モデルを構築できます。
HIOKIは、2012年に国内計測器で初めて54チャンネル同時に20Mサンプリング/秒の高速測定を可能にした「メモリハイコーダMR8740」をリリースし、多点測定へのソリューションを提供してきました。
近年、自動車、電力、航空宇宙などの分野で、制御基板や制御装置が高性能化しています。そのため、試験ポイントが増加傾向にあり、100チャンネルを超える多点信号測定を高速で行うことが求められています。
そこで、昨年発売したシリーズ史上最高のスペックを誇る「メモリハイコーダ MR6000」をベースにした多チャンネル商品を開発しました。全チャンネル絶縁入力、全チャンネル同時サンプリング、高分解能・高精度など、メモリハイコーダの従来からの特長を活かしつつ、MR6000で培った新機能を搭載し、今までにないスマートな多点測定を実現しました。
また、「デジタルボルトメータユニット U8991」、「VIR 発生ユニット U8794」の2ユニットを同時発売し、測定の幅を広げました。
