半導体・電子部品を提供するグローバルオンラインディストリビュータのリーダーであるDigiKeyはOmron Automationとonsemiのスポンサーシップによるビデオシリーズ「Supply Chain Transformed - サプライチェーン革命」シーズン3を発表しました。新シーズンではロジスティクス業界の未来を拓くIoTなどの最新技術を取り上げます。

※ビデオシリーズ「Supply Chain Transformed - サプライチェーン革命」

ロジスティクスの世界ではデジタル変革が広範囲に普及しています。業務の合理化と効率性の拡大を目的として、拡張現実（AR）、ドローン配送システム、モノのインターネット（IoT）と人工知能（AI）の統合などのテクノロジーが使われはじめており、ロジスティクスのあり方が大きく変わりつつあります。「Supply Chain Transformed - サプライチェーン革命」シーズン3ではテクノロジーを活用したユースケースの新しい波が、ロジスティクス業界をどのように進化させているかを探ります。

DigiKeyのテクノロジービジネス開発マネージャーのJosh Mickolioは「サプライチェーンでは全体的な効率性を高めるために新しい技術と既存の技術を組み合わせることで進化しています」と述べ、さらに「DigiKeyはonsemiやOmronなどのサプライヤと緊密に協力してイノベーションを促進し、サプライチェーンだけでなく業界全体の進歩を加速する製品を幅広く販売しています」と語りました。

Omronのトレーサビリティ担当プロダクトマネージャーのBen Hawks氏は「トレーサビリティを高めることにより、効率化とコスト削減が進み、製品の適切な管理だけでなく、企業のビジネスとブランドの保護も可能になります」と述べ、さらに「サプライチェーンテクノロジーの進化により、Omronではすべての部品で品質マークを確認できるようになりました。どの場所でも、製品のライフサイクル全体を通して品質マークを読み取れるため、コスト削減とサプライチェーンの効率化につながります」と語りました。

onsemiの販売担当バイスプレジデントのJulia Zibrida氏は「onsemiのシリコンカーバイド（SiC）は垂直統合型の製造サプライチェーンを、イメージセンサはハイブリッド製造を適用しており、どちらも優れた品質、強靭性、柔軟性を実現しています」と述べ、さらに「SiCでは結晶成長から製品パッケージングまでの全工程を管理し、インテリジェントセンシングでは戦略的提携を結んだ他社の技術と社内の技術を融合しており、革新性、拡張性、コスト効率性に優れたソリューションを実現しつつ、供給リスクを低減しています。onsemiは車載、産業、その他の市場における高い基準を常に満たし続けており、それがチャネルパートナーにとって成長の原動力となっています」と語りました。

3話構成のビデオシリーズにおける第1話「サプライチェーンロジスティクスの最適化」では進化を続けるサプライチェーンとロジスティクス技術の現状を深く掘り下げます。倉庫在庫のより効率的な管理に活用されている技術を取り上げ、業界のリーダーたちがサプライチェーンロジスティクスに最新技術を導入し、未来を見据えて取り組む様子を見ていきます。

第2話「世界規模のトレーサビリティ」では設計と製造のプロセス全体におけるトレーサビリティの重要性を探ります。コンセプト段階から実装段階に至るまで、データとプロセスをリアルタイムで可視化することで、サプライチェーンのコスト削減、効率化、トラブル回避をどのように実現できるのかをご紹介します。

最終回となる第3話「デジタルの境界を越える」ではロジスティクス業界の未来に目を向けます。新たなイノベーションと最先端技術の融合により、在庫管理、予知保全、需要予測など、あらゆる側面がどのように最適化されるかを見ていきます。

ビデオシリーズについてや、従来のロジスティクスを一新するDigiKeyの取り組みについての詳細はDigiKeyのウェブサイトをご覧ください。