バッテリー診断機 放バッテシリーズ HB24-4C
最終更新日:2020/02/05
このページを印刷21.00Vで放電停止し、24V電動カート電池の劣化度(SOH)を測定
【HB24-4C】は、電動カート(セニアカー)用バッテリー(12V36AH程度2個搭載)の劣化を測定することを主眼に開発したバッテリー診断機「放バッテシリーズ」の代表モデル。車載のまま満充電バッテリー(計24V)端子に接続すると、自動で基板電源がオンとなり、スタートボタンを押すと放電を開始。22.00Vに達すると停止予備音が鳴り(新品時約35分)、21.00Vまで下降すると放電を停止する(新品時約42分)。バッテリーの劣化に伴ってこの時間が短くなるため、正確な劣化度が把握できる。放電開始と同時に、SDカードに経過時間と電圧を0.01V単位で記録。SDカードのデータ(CSV)は、付録のソフトウェアによって温度補正、総放出エネルギーが計算され、グラフに放電カーブが作成される。コンセント(オス)を100Vに接続し、本体のコンセント(メス)に機種用充電器を接続して電源を入れておくと、放電中止とともに充電器がオンとなり、充電が完了する。12V電池の測定も可能で、電池を接続すると電圧を自動判別し、終止電圧が1/2(10.5V)となる。24V前後のNi-MH電池、Li-ion電池への流用は要相談。
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製品カタログ・資料
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