ワイドレンジスイッチング直流安定化電源 PSW-Y1シリーズ
最終更新日:2016/10/14
このページを印刷最速0.1秒間隔のデータロギング機能搭載
【PSW-Y1シリーズ】は、ワイドレンジ直流安定化電源PSWシリーズにロギング機能を搭載したモデル。最速0.1秒間隔で出力電圧・出力電流・ステータス情報を8000データまで内部バッファメモリに保存することが可能で、エージングなど長時間の出力監視が必要な試験などでロギング機能が威力を発揮する。ロギング機能のほかに冷却ファンの音を一時的に停めるためのFAN On/Off 機能も搭載。電源本体の出力容量は360W/720W/1080Wの3タイプ、最大電圧は30V/80V/160V/250V/800Vの5タイプ、全15モデルを揃え幅広い用途に対応している。またUSB、LANポートを標準装備、ラック組込みにも対応しており、システム用電源にも対応できる。
その他の情報
- <PSW-Y1シリーズでの追加機能>
◆ロギング機能
出力電圧・出力電流・ステータス情報を最速0.1秒間隔で取得、内部バッファメモリに8000データまで保存することができる。
バッファデータの保存先はUSBフラッシュメモリ(前面)か、リモートインタフェース(LANまたはUSB)を選択することができる。
●ログデータ出力先
1.LAN/USB:IEEE-488.2バイナリブック形式
2.USBフラッシュメモリ:CSV形式(約30KB/1000データ)
※どちらかを選択する必要がある。
●USBメモリ保存:シリアルナンバー名のフォルダを作成し、1000データ毎にCSVファイルを作成。
●サンプリング間隔:0.1~999.9秒(任意に設定可能)
●本体保存領域:8000データ(8000データを超えると一度すべてのデータがクリアされる)
◆FAN On/Off機能
冷却ファンを最長2分間停止させる機能。装置のファン音が影響するような試験環境などに使用。
※ファン停止後は放熱のため、停止時間以上のファン動作が必要。
◆変更桁ロック機能
出力電圧・出力電流を設定する際に、可変できる桁を限定する機能。出力設定作業の効率アップや誤操作防止に使用。
<PSWシリーズの主な特長>
・出力電圧30V~800Vまでの5タイプ、出力容量360W/720W/1080Wの3タイプ、全15機種をラインナップ
・定格電力内出力可変、ワイドレンジ出力スイッチング方式、定電圧(CV)動作/定電流(CC)動作
・高効率(30V系:77%、80V系:78%、160V/250V系:79%、800V系:80%)
・高力率(0.99 力率改善回路搭載)
・3種類のラック対応サイズで、組み合わせも自在
・360W:1/6ラック、720W:1/3ラック、1080W:1/2ラック
・CV優先/CC優先選択機能、出力スルーレート可変、出力ディレイ、ブリーダ制御、テストモード、内部抵抗可変モード、リモートセンシングなど多彩な機能
・外部アナログ制御、USB、LANを標準装備(GP-IBはオプション)
・2台までの直列接続※、3台までの並列接続が可能(※250V/800V系は直列接続不可)
・保護機能:過電圧保護(OVP)、過電流保護(OCP)、過熱保護(OTP)
・ワールドワイド対応電源入力:100Vac~240Vac
・CEマーキング、RoHS対応
関連製品カタログ・資料
会社情報
“株式会社テクシオ・テクノロジー”は、直流安定化電源および電子・電気計測機器のメーカーです。
(株)テクシオ・テクノロジー
トリオブランド、ケンウッドブランドの計測機器も含めると、事業としては50年以上の歴史と実績があります。
取り扱い主力商品は直流安定化電源、電子負荷装置、オシロスコープ、マルチメータ、ファンクションジェネレータなど定評のある汎用計測機器を始め、お客様の個別ニーズに対応した特注電源装置など、次世代の為の価値ある電源・計測機器を創造し、 お客様の製品開発から生産までサポートしていきます。
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