【カタログプレビュー】【技術資料】MSA338での無線LAN設置前の測定

特に指定が無い場合の設定は下記のようになっています。
•センター周波数[FREQ]:2.44GHz
•周波数スパン[SPAN]:100MHz
•分解能帯域幅[RBW]:1MHz
•ビデオバンド帯域幅[VBW]:OFF
•基準レベル[REFER]:-30dBm
•掃引時間[SWEEP]:0.1s
•演算[CALC]:MAX
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
【アプリケーション事例】いまさら聞けないRF信号発生器の基礎(1)
RF信号発生器は周波数・電力・変調などを制御した電気信号を出力することが出来る電気計測器です。
RF信号発生器はSG(Signal Generator)と略して呼ばれ、校正が取れているRF信号発生器から出力された信号は基準信号として回路・機器等の実験・評価に多く利用されています。
RF信号発生器だけでは電気信号を取り込んで直接測定は出来ないのに電気測定器に分類されています。
これはスペクトラムアナライザ等と対になる機器であり、この2つが揃って初めて完全は測定システムになるからです。
何かしらの回路・機器等を開発や評価する場合に、それ自身が信号を発生することが出来ない場合が多々存在します。
この場合はスペクトラムアナライザなどで評価することが出来ません。ここで、RF信号発生器から信号を回路・機器等に入力し、それを受け、回路・機器等から出力される信号をスペクトラムアナライザなどで測定し評価を行うことが可能になります。
よって、RF信号発生器の出力する信号は周波数・出力レベルは高精度のものが要求されます。