～両端にUSB Type-Cコネクタを持つケーブルの過熱損傷不具合を防止～
回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク(本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社：東京都港区)は、USB Type-CおよびUSB Power Deliveryの充電ケーブルを事故につながる危険性のある過熱から保護するデジタル温度インジケータ「PolySwitch setPシリーズ」のラインナップを拡充し、本年5月下旬に発売します。

今回発売する「SETP0805-100-CC」は、両端にUSB Type-Cコネクタを持つケーブルでの使用に最適です。ホコリやチリなどのゴミがUSB Type-Cケーブルコネクタに溜まると、電源ラインに短絡が生じ、危険な温度上昇が起こるおそれがあります。
同製品は、従来のシリーズと同様に業界で最小かつ最もエネルギー効率が良く、温度が「PolySwitch® setP™シリーズ」の表示温度(100℃)に達すると、低抵抗から超高抵抗に切り替わり、電流を遮断します。不具合が解消されると、デバイスは復帰します。
また、温度インジケータは設置面積が0805(ミル)とコンパクトで、電源線にデバイスを設置する必要のある他製品と比較して、半分以下の大きさで、100W以上の電源を対象としたケーブルの保護に使用可能です。
同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。

■特長
・コンパクトサイズで温度への感度が高いため、ケーブル表面の温度を安全なレベルに保つことが容易。
・堅牢な構造のため、ケーブルやコネクタの製造における従来の組立および成形工程に適合。
・電源から独立しているため、部品の選択が簡単で100W 以上の電源で動作するシステムの保護が可能。
・通信チャネルが途絶しないため、既存の設計に容易な取り付けが可能。
■用途
モバイルおよびウエアラブル・デバイス用充電ケーブル向けのUSB Type-Cコネクタ、USB-Cケーブル付属の電力供給装置

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