デジタル・オシロスコープ「WaveAce1000-2000シリーズ」を発表
2012/07/18
テレダイン・ジャパン株式会社レクロイ
2012年7月3日より、デジタル・オシロスコープWaveAceシリーズを刷新し、日本国内で発売を開始しました。
新しいWaveAceシリーズは、2つの異なる製品体系を持ちます。
WaveAce1000シリーズは、全て2chモデルで、帯域は40MHzから100MHzの3機種、サンプリング速度は最高で1GS/s、波形メモリ長は最高で2Mポイントという仕様です。
WaveAce2000シリーズは、2ch又は4chモデルで、帯域は70MHzから300MHzの8機種、サンプリング速度は最高で2GS/s、波形メモリ長は最高で24kポイントという仕様です。
いずれのモデルも、7インチの大型カラーディスプレイを採用し、波形の視認性を高めています。また32種類の波形パラメータの自動計測、波形演算、波形マスクによる合否判定機能、本体に波形保存メモリを有し、外部からのリモート制御にも対応します。
レクロイのロジック・アナライザオプションLogicStuido16や、任意波形発生器WaveStationと連携することができ、新たなデバッグ環境を提供できると確信しています。
測定とデバッグの両方に最適なツール
WaveAceシリーズは、32種類の波形パラメータの自動測定機能を標準で搭載しています。7インチのワイドスクリーン・ディスプレイを採用することで、5つの波形パラメータ自動計測機能を使いながら波形を観測しても波形の視認性を損なうことはありません。32種類のパラメータ計測結果を一度に表示する際にも、見やすく表示されます。
先進の波形タイミングパラメータは、2つの入力波形の時間関係を知ることができる非常に便利な機能です。
WaveAceシリーズはまた、波形の加算、減算、乗算、除算とFFT機能の5つの波形演算機能を標準で装備しています。
FFTは、4つのウィンド関数と2種類の垂直軸スケールを選択することができ、周波数領域の波形観測に柔軟に対応します。
マスクテストによる合否判定は、定型テストを迅速に実行し、問題の切り分けを容易にします。
本体内部に波形データや設定を保存・呼出し
捕捉した波形や設定の保存・呼出しは、テストやデバッグに掛かる時間を短縮することができます。WaveAceシリーズは、本体内部に20個の波形メモリと20個の設定を保存・呼出すことができます。また、2つのリファレンス波形メモリがあるため、入力している波形とリファレンス波形(基準)との比較が容易にできます。
リモートコントロール
WaveAceシリーズは、フロント・パネルにあるUSBコネクタを介して、画面イメージ、波形データ、及び設定ファイルを保存することができます。リア・パネルにあるUSBコネクタは、PCやプリンタと接続することができます。WaveAceをPCに接続する場合は、レクロイのWebサイトから無償でダウンロードできるWaveStudioソフトウェアを使うと簡単に接続ができ、波形表示、パラメータ測定、波形データの取得やフロント・パネルの制御が可能になります。
汎用オシロスコープの機能を強化する周辺機器
WaveAceシリーズが普通のオシロスコープよりも優れているのは、ロジックアナライザ・オプションLogicStudio16や、任意波形発生器WaveStationと連携できることです。
LogicStuido16を接続しているPCにWaveAceも接続すると、そのPCはMSO(ミックスド・シグナル・オシロスコープ)に早変わりします。波形の捕捉、表示、測定ばかりでなく、シリアル・バスのデコード表示も可能になります。
LogicStudio16は、16チャンネル同時にサンプリング可能で、帯域100MHz、サンプリング速度1GS/sのロジック解析機能に、I2C、SPI、UARTのトリガ及びデコード機能を標準で搭載しています。
任意波形発生器WaveStationとWaveAceを同じPCに接続することで、WaveAceで捕捉した波形をWaveStationから再び出力することができます。またWaveAceで捕捉した波形をPCに搭載しているWaveStation制御用のソフトウェアで編集することができ、例えば波形に演算処理を加えたり、フィルタ処理を加えたり、或いはサンプリング点毎に編集をすることもできるため、様々な応用が可能になります。
素早く、簡単に使いこなすために
優れた性能を持つWaveAceシリーズの操作は、直感的に使用できるフロントパネルをもっています。画面表示は、11の異なる言語が選択可能です。よく利用する機能は、フロントパネルのボタンひとつで操作できます。波形表示のポジション(垂直オフセットやトリガ点の遅延)はノブを押すことで瞬時にリセットできます。垂直感度(Volt/div)ノブを押すと、感度調整は可変方式に切り替ります。時間軸(Time/div)ノブを押すと、波形のズーム表示に切り替ります。フロント・パネルのボタンで、メニューの表示・非表示を切替えられます。
【販売価格(一例)】
WaveAce 1001:2ch入力、40MHz帯域、500MS/s、1Mポイント、78,000円
WaveAce 2002:2ch入力、70MHz帯域、1GS/s、12kポイント、113,000円
【弊社Webサイトのリンク】
http://www.lecroy.com/japan/news/20120703/default.asp
【この発表に関するお問い合わせ先】
レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター 塩田豊文
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan
新しいWaveAceシリーズは、2つの異なる製品体系を持ちます。
WaveAce1000シリーズは、全て2chモデルで、帯域は40MHzから100MHzの3機種、サンプリング速度は最高で1GS/s、波形メモリ長は最高で2Mポイントという仕様です。
WaveAce2000シリーズは、2ch又は4chモデルで、帯域は70MHzから300MHzの8機種、サンプリング速度は最高で2GS/s、波形メモリ長は最高で24kポイントという仕様です。
いずれのモデルも、7インチの大型カラーディスプレイを採用し、波形の視認性を高めています。また32種類の波形パラメータの自動計測、波形演算、波形マスクによる合否判定機能、本体に波形保存メモリを有し、外部からのリモート制御にも対応します。
レクロイのロジック・アナライザオプションLogicStuido16や、任意波形発生器WaveStationと連携することができ、新たなデバッグ環境を提供できると確信しています。
測定とデバッグの両方に最適なツール
WaveAceシリーズは、32種類の波形パラメータの自動測定機能を標準で搭載しています。7インチのワイドスクリーン・ディスプレイを採用することで、5つの波形パラメータ自動計測機能を使いながら波形を観測しても波形の視認性を損なうことはありません。32種類のパラメータ計測結果を一度に表示する際にも、見やすく表示されます。
先進の波形タイミングパラメータは、2つの入力波形の時間関係を知ることができる非常に便利な機能です。
WaveAceシリーズはまた、波形の加算、減算、乗算、除算とFFT機能の5つの波形演算機能を標準で装備しています。
FFTは、4つのウィンド関数と2種類の垂直軸スケールを選択することができ、周波数領域の波形観測に柔軟に対応します。
マスクテストによる合否判定は、定型テストを迅速に実行し、問題の切り分けを容易にします。
本体内部に波形データや設定を保存・呼出し
捕捉した波形や設定の保存・呼出しは、テストやデバッグに掛かる時間を短縮することができます。WaveAceシリーズは、本体内部に20個の波形メモリと20個の設定を保存・呼出すことができます。また、2つのリファレンス波形メモリがあるため、入力している波形とリファレンス波形(基準)との比較が容易にできます。
リモートコントロール
WaveAceシリーズは、フロント・パネルにあるUSBコネクタを介して、画面イメージ、波形データ、及び設定ファイルを保存することができます。リア・パネルにあるUSBコネクタは、PCやプリンタと接続することができます。WaveAceをPCに接続する場合は、レクロイのWebサイトから無償でダウンロードできるWaveStudioソフトウェアを使うと簡単に接続ができ、波形表示、パラメータ測定、波形データの取得やフロント・パネルの制御が可能になります。
汎用オシロスコープの機能を強化する周辺機器
WaveAceシリーズが普通のオシロスコープよりも優れているのは、ロジックアナライザ・オプションLogicStudio16や、任意波形発生器WaveStationと連携できることです。
LogicStuido16を接続しているPCにWaveAceも接続すると、そのPCはMSO(ミックスド・シグナル・オシロスコープ)に早変わりします。波形の捕捉、表示、測定ばかりでなく、シリアル・バスのデコード表示も可能になります。
LogicStudio16は、16チャンネル同時にサンプリング可能で、帯域100MHz、サンプリング速度1GS/sのロジック解析機能に、I2C、SPI、UARTのトリガ及びデコード機能を標準で搭載しています。
任意波形発生器WaveStationとWaveAceを同じPCに接続することで、WaveAceで捕捉した波形をWaveStationから再び出力することができます。またWaveAceで捕捉した波形をPCに搭載しているWaveStation制御用のソフトウェアで編集することができ、例えば波形に演算処理を加えたり、フィルタ処理を加えたり、或いはサンプリング点毎に編集をすることもできるため、様々な応用が可能になります。
素早く、簡単に使いこなすために
優れた性能を持つWaveAceシリーズの操作は、直感的に使用できるフロントパネルをもっています。画面表示は、11の異なる言語が選択可能です。よく利用する機能は、フロントパネルのボタンひとつで操作できます。波形表示のポジション(垂直オフセットやトリガ点の遅延)はノブを押すことで瞬時にリセットできます。垂直感度(Volt/div)ノブを押すと、感度調整は可変方式に切り替ります。時間軸(Time/div)ノブを押すと、波形のズーム表示に切り替ります。フロント・パネルのボタンで、メニューの表示・非表示を切替えられます。
【販売価格(一例)】
WaveAce 1001:2ch入力、40MHz帯域、500MS/s、1Mポイント、78,000円
WaveAce 2002:2ch入力、70MHz帯域、1GS/s、12kポイント、113,000円
【弊社Webサイトのリンク】
http://www.lecroy.com/japan/news/20120703/default.asp
【この発表に関するお問い合わせ先】
レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター 塩田豊文
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan
