au通信モジュールを内蔵した高機能モバイルルータ「FutureNet AS-250／X」を発売
2013/07/26
センチュリー・システムズ(株)
センチュリー・システムズ株式会社はこの程、KDDIが提供するCDMA 1Xに対応した通信モジュールを内蔵し、ワイヤレスWAN接続を実現する高機能モバイルルータ「FutureNet AS-250/X」を発表し、2013年10月より出荷を開始します。
FutureNet AS-250シリーズはモバイル網を利用してワイヤレスWANを実現する小型通信装置です。
FutureNet AS-250/XはWAN接続用としてKDDI のCDMA 1X網に対応した通信モジュールを内蔵しています。ローカル側には4ポートのスイッチングハブを搭載します。また、外部装置との接続用としてRS-232に加え、デジタルIO のインタフェースを備えています。デジタルIOを搭載することにより、警報を速やかに遠隔地の監視センターに通知したり、遠隔地から装置スイッチのON/OFF制御等をおこなえます。
CPU には高性能と省電力を両立したフリースケール・セミコンダクタ社製Kinetis K70 120MHz（ARMCortex-M4）を採用し、ファンレス化、小型化を実現しています。待機時の消費電力はわずか0.24Wです。また、起動トリガーを受けてから通信可能になるまでの時間は数秒以内と高速なため、スムーズな省電力運用が可能です。動作温度範囲も–20℃〜60℃と広く、屋外への設置を含め幅広い用途で利用できます。
FutureNet AS-250/Xはインターネット接続に加え、KDDIの閉域網サービス「クローズド リモート ゲートウェイ」にも対応します。また、OTA機能を利用した回線開通、網側の時刻に合わせる時刻同期機能にも対応するなど、CDMA 1X網や通信モジュールの特性を活かした機能を搭載します。
≪FutureNet AS-250/Xの特徴≫
■ モバイル通信でLAN間接続を実現
AS-250/Xはモバイルネットワークを介して離れた場所にある2つのLANを繋ぎます。有線の接続が利用できない場所でも、auの通信エリア内であればAS-250/Xを利用して簡単に遠隔監視を始められます。AS-250/Xでは受信時最大144kbps／送信時最64Kbpsの通信性能を備えます。内蔵通信モジュールは運用中に外れる心配がない上、外部アンテナを利用することにより、装置や設備に組み込んでも電波状態を良好に保てます。これによりワイヤレスで安定したLAN間接続を実現できます。
■ KDDIのau携帯電話網に対応
AS-250シリーズはキャリア各社が提供する独自のサービスにもきめ細かく対応します。AS-250/XはKDDIの閉域網サービス「クローズド リモート ゲートウェイ」に対応しています。「クローズド リモート ゲートウェイ」ではセンター側から通信モジュールへの通信をきっかけとして接続を開始できるため、センター主導でAS-250/X配下の機器を監視、制御できます。また、OTA（Over The Air）機能、日付時刻情報取得機能、緊急地震速報受信機能、GPS機能にも対応します。
■ 活用の用途を広げるシリアルポートと接点入出力
AS-250/XはLAN間接続と同時に、シリアルインタフェースを持つ装置を接続できます。これにより遠隔地のコンソール出力や計測装置、データロガーのデータ収集が可能です。シリアルポートは標準でRS-232に対応し、実装オプションとしてRS-485インタフェースにも対応可能です。
デジタル入力とデジタル出力をそれぞれ2ポートずつ備えています。デジタル入力を利用すると、センサや外部装置の状態(ON/OFF)の変化をE-mailで遠隔地の監視センターに通知したり、それをきっかけとしてネットワーク接続を開始するなどの自動化がおこなえます。例えばソーラーバッテリーの容量低下時や充電回復時にその旨をE-mailで通知できます。また、ネットワークカメラの接点出力と連動させるとカメラが画像をアップロードしたときにその旨をE-mailで担当者に通知するといった使い方ができます。
デジタル出力を利用すると、遠隔地から接続した状態でコマンドを実行してスイッチのON/OFF の操作ができます。また、AS-250/Xの起動状態や接続状態と連動して自動で外部機器の電源をON/OFFすることもでき、AS-250/Xの周辺装置を含めたシステム全体の省電力化が実現できます。
■ 強力なネットワーク機能
AS-250/Xは4ポートのスイッチングハブを内蔵しています。そのため、小規模な拠点であれば本装置だけでネットワークを構成できます。また、AS-250/Xはルータとしてスタティックルーティングや、複数の機器からの同時アクセスを可能にするNAT/NAPT機能や、LAN側に配置したサーバへのアクセスを可能にする仮想サーバ機能を備えています。また、当社のダイナミックDNSサービスであるWarpLink DDNSにも対応します。
さらに外部からの攻撃や内部からの意図しない接続を防止するパケットフィルタ機能、ネットワーク設計を簡単にするGRE（Generic Routing Encapsulation）、DHCPサーバなどの機能も搭載しています。
■ 低消費電力、高性能、高信頼性
AS-250/X はリアルタイムOSをベースとしています。電源投入時でも数秒以内で通信可能な状態になるため、必要なときだけ電源を入れて使う運用形態にも適しています。また、ソーラー電源などの独立電源を利用したシステムへの組み込みに対応できるよう省電力動作モードを備えています。
このモードを利用すると待機時の消費電力を約0.24Wに抑えることができます。通信時でも省電力CPUや電源回路の最適化により、約3.9Wという低消費電力を実現しています。ファンレスで動作すると共に高信頼性を確保し、24時間365日の常時稼働が可能です。周囲温度も-20℃〜60℃の範囲で利用できます。装置への組み込みも可能です。
FutureNet AS-250シリーズはモバイル網を利用してワイヤレスWANを実現する小型通信装置です。
FutureNet AS-250/XはWAN接続用としてKDDI のCDMA 1X網に対応した通信モジュールを内蔵しています。ローカル側には4ポートのスイッチングハブを搭載します。また、外部装置との接続用としてRS-232に加え、デジタルIO のインタフェースを備えています。デジタルIOを搭載することにより、警報を速やかに遠隔地の監視センターに通知したり、遠隔地から装置スイッチのON/OFF制御等をおこなえます。
CPU には高性能と省電力を両立したフリースケール・セミコンダクタ社製Kinetis K70 120MHz（ARMCortex-M4）を採用し、ファンレス化、小型化を実現しています。待機時の消費電力はわずか0.24Wです。また、起動トリガーを受けてから通信可能になるまでの時間は数秒以内と高速なため、スムーズな省電力運用が可能です。動作温度範囲も–20℃〜60℃と広く、屋外への設置を含め幅広い用途で利用できます。
FutureNet AS-250/Xはインターネット接続に加え、KDDIの閉域網サービス「クローズド リモート ゲートウェイ」にも対応します。また、OTA機能を利用した回線開通、網側の時刻に合わせる時刻同期機能にも対応するなど、CDMA 1X網や通信モジュールの特性を活かした機能を搭載します。
≪FutureNet AS-250/Xの特徴≫
■ モバイル通信でLAN間接続を実現
AS-250/Xはモバイルネットワークを介して離れた場所にある2つのLANを繋ぎます。有線の接続が利用できない場所でも、auの通信エリア内であればAS-250/Xを利用して簡単に遠隔監視を始められます。AS-250/Xでは受信時最大144kbps／送信時最64Kbpsの通信性能を備えます。内蔵通信モジュールは運用中に外れる心配がない上、外部アンテナを利用することにより、装置や設備に組み込んでも電波状態を良好に保てます。これによりワイヤレスで安定したLAN間接続を実現できます。
■ KDDIのau携帯電話網に対応
AS-250シリーズはキャリア各社が提供する独自のサービスにもきめ細かく対応します。AS-250/XはKDDIの閉域網サービス「クローズド リモート ゲートウェイ」に対応しています。「クローズド リモート ゲートウェイ」ではセンター側から通信モジュールへの通信をきっかけとして接続を開始できるため、センター主導でAS-250/X配下の機器を監視、制御できます。また、OTA（Over The Air）機能、日付時刻情報取得機能、緊急地震速報受信機能、GPS機能にも対応します。
■ 活用の用途を広げるシリアルポートと接点入出力
AS-250/XはLAN間接続と同時に、シリアルインタフェースを持つ装置を接続できます。これにより遠隔地のコンソール出力や計測装置、データロガーのデータ収集が可能です。シリアルポートは標準でRS-232に対応し、実装オプションとしてRS-485インタフェースにも対応可能です。
デジタル入力とデジタル出力をそれぞれ2ポートずつ備えています。デジタル入力を利用すると、センサや外部装置の状態(ON/OFF)の変化をE-mailで遠隔地の監視センターに通知したり、それをきっかけとしてネットワーク接続を開始するなどの自動化がおこなえます。例えばソーラーバッテリーの容量低下時や充電回復時にその旨をE-mailで通知できます。また、ネットワークカメラの接点出力と連動させるとカメラが画像をアップロードしたときにその旨をE-mailで担当者に通知するといった使い方ができます。
デジタル出力を利用すると、遠隔地から接続した状態でコマンドを実行してスイッチのON/OFF の操作ができます。また、AS-250/Xの起動状態や接続状態と連動して自動で外部機器の電源をON/OFFすることもでき、AS-250/Xの周辺装置を含めたシステム全体の省電力化が実現できます。
■ 強力なネットワーク機能
AS-250/Xは4ポートのスイッチングハブを内蔵しています。そのため、小規模な拠点であれば本装置だけでネットワークを構成できます。また、AS-250/Xはルータとしてスタティックルーティングや、複数の機器からの同時アクセスを可能にするNAT/NAPT機能や、LAN側に配置したサーバへのアクセスを可能にする仮想サーバ機能を備えています。また、当社のダイナミックDNSサービスであるWarpLink DDNSにも対応します。
さらに外部からの攻撃や内部からの意図しない接続を防止するパケットフィルタ機能、ネットワーク設計を簡単にするGRE（Generic Routing Encapsulation）、DHCPサーバなどの機能も搭載しています。
■ 低消費電力、高性能、高信頼性
AS-250/X はリアルタイムOSをベースとしています。電源投入時でも数秒以内で通信可能な状態になるため、必要なときだけ電源を入れて使う運用形態にも適しています。また、ソーラー電源などの独立電源を利用したシステムへの組み込みに対応できるよう省電力動作モードを備えています。
このモードを利用すると待機時の消費電力を約0.24Wに抑えることができます。通信時でも省電力CPUや電源回路の最適化により、約3.9Wという低消費電力を実現しています。ファンレスで動作すると共に高信頼性を確保し、24時間365日の常時稼働が可能です。周囲温度も-20℃〜60℃の範囲で利用できます。装置への組み込みも可能です。
