M2M/IoTシステム対応Linuxマイクロアプライアンス FutureNet MA-E300シリーズのラインナップを拡充
M2M/IoTシステムへの関心の高まりに伴い様々なセンサ/デバイスをIPネットワークに接続する動きが加速しています。このシステム化には柔軟に、かつ効率よくソフトウェアの開発ができることが求められます。同時にシステムは様々な利用場面や運用要件にも十分応えることが求められます。FutureNet MA-E300シリーズはLinuxのソフトウェアの柔軟性とハードウェアの安定性、拡張性を備えた製品シリーズです。今回、さらに適用範囲を広げるために製品ラインナップを大幅に強化します。
今回追加するFutureNet MA-E300シリーズ製品は以下のとおりです。
・FutureNet MA-E350/N NTT docomo 3Gモジュール搭載モデル 販売予定:2014年10月
・FutureNet MA-E350/NL NTT docomo 3G/LTEモジュール搭載モデル 販売予定:2014年10月
・FutureNet MA-E350/KL KDDI 3G/LTEモジュール搭載モデル 販売予定:2014年10月
・FutureNet MA-E350/NAD NTT docomo 3Gモジュール、AIN, DIO搭載 販売予定:2014年10月
・FutureNet MA-E350/KLAD KDDI 3G/LTEモジュール、AIN, DIO搭載 販売予定:2014年10月
・FutureNet MA-E325 RS-485標準搭載モデル 発売中
・FutureNet MA-E325B 組み込み用途向け基板タイプ(RS-485) 発売中
・FutureNet MA-E320B 組み込み用途向け基板タイプ(RS-232) 発売中
また、今後920MHzの特定省電力無線に対応した無線子機(SA-200シリーズ)、無線/モバイルゲートウェイ装置(MA-E360シリーズ)の提供も予定しています。
いずれのモデルも、-20℃~60℃の動作温度範囲に対応しています。そのため屋外に設置するM2M/IoTシステム、組み込みシステムや観測システムのコンセントレータ、中継装置としても安定した運用が可能です。また省電力CPUや電源回路の最適化により、待機時約1.7~2.4Wという低消費電力を実現しています。さらに今回、無通信時にスリープ状態になり装置の消費電力を抑える「省電力動作モード」を搭載しました。スリープ状態での消費電力は約0.3W程度に抑えられるため、ソーラー電源装置などの独立電源を利用する場合の電源設備のコストを大幅に低減できます。
【各追加機種の概要】
■ モバイル通信モジュール内蔵モデル: MA-E350/N、MA-E350/NL、MA-E350/KL
FutureNet MA-E350/Nはシリーズの基本モデルMA-E320にFOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps※1)に対応したNTTドコモのモバイル通信モジュール「UM-03KO」を内蔵したモデルです。
FutureNet MA-E350/NLはモバイル通信用にNTTドコモが提供するLTEサービスに対応したAM Telecom社のモバイル通信モジュールを内蔵したモデルです。NTTドコモやそのMVNOが提供する各種料金プランが利用できます。
FutureNet MA-E350/KLは通信モジュールとしてKDDIが提供するLTEサービスに対応したKDDIのモバイル通信モジュール「KYM11」を内蔵したモデルです。KDDIが提供する「LTEモジュールフラット」(受信速度最大75Mbps、月額定額)と「LTEモジュールダブル定額」(最大通信速度 512Kbps、2段階定額制)に対応しており、使い方に応じて選択できます。
これらのモデルは通信機能があらかじめ組み込まれているため、簡単にインターネットや閉域網サービスに接続できます。また、内蔵型の通信モジュールは運用中に外れる心配がないほか、外部アンテナの接続により安定した通信状態を保ちやすいメリットがあります。また、対応温度範囲が広いため屋外設置など温度条件が厳しい環境でも利用できます。
また、MA-E350/NL、MA-E350/KL の2機種はLTEサービスに対応しています。MA-E350/NLは下り最大100Mbps、上り最大50Mbps※1、MA-E350/KLは下り最大75Mbps、上り最大25Mbps※1 の通信性能を備えます。これによりワイヤレス環境でも大容量のコンテンツの配信やデータの送受信が可能です。また、帯域の広さを活かして機器の死活監視や、ログ情報、運用情報の収集等を同時におこなうことも可能です。
■ 通信モジュール内蔵およびインタフェース拡張モデル: MA-E350/NAD、MA-E350/KLAD
FutureNet MA-E350/NADは「UM-03KO」通信モジュールに加え、アナログ入力 4ポート、デジタル入力 8ポート、デジタル出力 4ポート、リレー出力 4ポートを搭載したモデルです。
FutureNet MA-E350/KLADは「KYM11」通信モジュールに加え、上と同じくアナログ入力 4ポート、デジタル入力 8ポート、デジタル出力 4ポート、リレー出力 4ポートを搭載したモデルです。
アナログ入力は絶縁型で16bitの精度を持ち、温度センサや気象センサなどのアナログ出力を備えるセンサを直接接続できます。デジタル入力にはON/OFF状態を出力するセンサや雨量計などのデジタルパルス出力を持つ装置を接続できます。デジタル出力は回転灯のようにON/OFFで制御できる装置との連動に利用できます。リレー出力は必要なときに電源の入/切をおこなう用途に利用できます。
これらのモデルを使うとM2M/IoTシステムのセンサ側で必要となるデータロガー、データ処理、通信機能を1台で実現できるため、観測拠点の機器構成をシンプルに保てます。
※1通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式の回線サービスの場合、実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。
■ インタフェース拡張モデル: MA-E325
FutureNet MA-E325はシリーズの基本モデルMA-E320のRS-232インタフェースをRS-485に変更したモデルです。太陽光発電設備の監視やFA系装置のデータ収集に利用できます。RS-485はマルチドロップにも対応しており、MA-E325をModbusのマスター側コントローラとして使うこともできます。
■ ボードタイプ: MA-E320B、MA-E325B
FutureNet MA-E320Bはシリーズの基本モデルMA-E320の基板タイプです。また、MA-E325BはMA-E325の基板タイプです。他の基板と組み合わせてキャビネット等に収容する用途向けのモデルです。基板タイプのインタフェースやソフトウェアの仕様は通常モデルと同様です。


















