EVアプリケーションの広いワーキングエリアにおいて、溶接プロセスの安定性を向上する新型HighLight FL-ARMファイバーレーザを発表
2023/06/13
コヒレント・ジャパン株式会社
ピッツバーグ、2023年6月13日(GLOBE NEWSWIRE) –
産業用レーザ及びサブシステムのリーダーであるCoherent Corp.(NYSE:COHR)は、本日、ビーム特性が大幅に改善された、HighLight FL‑ARMレーザシリーズの新型ARM(調整可能リングモード)レーザを発表しました。
新型のARMレーザは、広い作業領域での溶接プロセスの制御を強化するように設計されており、電気自動車(EV)のバッテリー製造で一般的な深い溶接アプリケーションを対象としています。
EV市場の急激な成長により、自動車産業の品質要件を維持しながらバッテリー生産のスループットを加速できるレーザ溶接の需要が高まっています。Coherentの新型HighLight FL-ARMレーザは、長いコリメートビーム長とより小さなスポットサイズを特徴としており、広いワーキングエリアにおいて、均一性の高い高品質の深い溶接を可能にします。ARMレーザは、調整可能なセンターおよびアウターリングモードビームが提供する高度な溶接制御と組み合わせることで、より高速に深部溶接タスクを完了できるため、所有コスト(Cost of Ownership)が削減できます。
「改良されたレーザービーム特性は、深い溶接を必要とする厚いバスバーやモーターステーターヘアピンなどの使用ケースに最適です。顧客は一貫して高品質の溶接を達成しながら、作業をはるかに迅速に行うことができます」とKarlheinz Gulden,博士(Senior Vice President, Laser Components and Subsystems Business Unit)は述べています。「最近、当社は新しいHIGHmotion 2D処理ヘッドを発表しました。これも、より小さなビームサイズと広いワーキングエリアに合わせて最適化されています。ARMレーザとHIGHmotion2D処理ヘッドの組み合わせは、EVバッテリー製造で非常に成功していることがすでに証明されていますが、深い溶接用途では相互に完全に補完しております。」
HighLight FL-ARMレーザは、1本のファイバーから個別に制御可能な2本の同軸ビームを備えており、センタービームで最大2.5kW、アウターリングで最大7.5kWを出力します。これらの機能は、米国特許第 10807190号含む特許取得がなされており、中心スポットと周囲のリングの両方のパワーレベルを独立して調整できるようになります。これにより、高速かつ高スループットのスパッタフリープロセシングが可能となり、後処理の必要性が大幅に低減され、全体の生産コストが削減されます。
Coherent Corpは、工場にてトレーニングを受けたサービスエンジニアを配置するグローバルサービスネットワークに支えられ、カスタマイズされたサービス契約を通じて顧客をサポートします。また、Coherent Corpは、Coherent Labsを通じて顧客と協力して、製造上の最も困難な課題を予測し、解決しています。
Coherent Corpは、Laser World of Photonics(ドイツ、ミュンヘン);開催期間:6月27-30日、(stand B3.321) Laser Korea(ソウル);開催期間:7月5-7日(stand 4101)、及びLaser World of Photonics China(上海);開催期間:7月11-13日(stand 8.1D240)にて開催されるこれらのカンファレンス(展示会)にて、材料処理向けの差別化されたソリューションの広範なポートフォリオに最近追加された製品を出展致します。
上記新製品を含むHighLight FL-ARMシリーズの製品紹介は、以下のアドレスからご確認頂けます。
https://www.coherent.com/ja/lasers/fiber/highlight-fl-arm
産業用レーザ及びサブシステムのリーダーであるCoherent Corp.(NYSE:COHR)は、本日、ビーム特性が大幅に改善された、HighLight FL‑ARMレーザシリーズの新型ARM(調整可能リングモード)レーザを発表しました。
新型のARMレーザは、広い作業領域での溶接プロセスの制御を強化するように設計されており、電気自動車(EV)のバッテリー製造で一般的な深い溶接アプリケーションを対象としています。
EV市場の急激な成長により、自動車産業の品質要件を維持しながらバッテリー生産のスループットを加速できるレーザ溶接の需要が高まっています。Coherentの新型HighLight FL-ARMレーザは、長いコリメートビーム長とより小さなスポットサイズを特徴としており、広いワーキングエリアにおいて、均一性の高い高品質の深い溶接を可能にします。ARMレーザは、調整可能なセンターおよびアウターリングモードビームが提供する高度な溶接制御と組み合わせることで、より高速に深部溶接タスクを完了できるため、所有コスト(Cost of Ownership)が削減できます。
「改良されたレーザービーム特性は、深い溶接を必要とする厚いバスバーやモーターステーターヘアピンなどの使用ケースに最適です。顧客は一貫して高品質の溶接を達成しながら、作業をはるかに迅速に行うことができます」とKarlheinz Gulden,博士(Senior Vice President, Laser Components and Subsystems Business Unit)は述べています。「最近、当社は新しいHIGHmotion 2D処理ヘッドを発表しました。これも、より小さなビームサイズと広いワーキングエリアに合わせて最適化されています。ARMレーザとHIGHmotion2D処理ヘッドの組み合わせは、EVバッテリー製造で非常に成功していることがすでに証明されていますが、深い溶接用途では相互に完全に補完しております。」
HighLight FL-ARMレーザは、1本のファイバーから個別に制御可能な2本の同軸ビームを備えており、センタービームで最大2.5kW、アウターリングで最大7.5kWを出力します。これらの機能は、米国特許第 10807190号含む特許取得がなされており、中心スポットと周囲のリングの両方のパワーレベルを独立して調整できるようになります。これにより、高速かつ高スループットのスパッタフリープロセシングが可能となり、後処理の必要性が大幅に低減され、全体の生産コストが削減されます。
Coherent Corpは、工場にてトレーニングを受けたサービスエンジニアを配置するグローバルサービスネットワークに支えられ、カスタマイズされたサービス契約を通じて顧客をサポートします。また、Coherent Corpは、Coherent Labsを通じて顧客と協力して、製造上の最も困難な課題を予測し、解決しています。
Coherent Corpは、Laser World of Photonics(ドイツ、ミュンヘン);開催期間:6月27-30日、(stand B3.321) Laser Korea(ソウル);開催期間:7月5-7日(stand 4101)、及びLaser World of Photonics China(上海);開催期間:7月11-13日(stand 8.1D240)にて開催されるこれらのカンファレンス(展示会)にて、材料処理向けの差別化されたソリューションの広範なポートフォリオに最近追加された製品を出展致します。
上記新製品を含むHighLight FL-ARMシリーズの製品紹介は、以下のアドレスからご確認頂けます。
https://www.coherent.com/ja/lasers/fiber/highlight-fl-arm
