～USB3.1 Type-C仕様の送信試験にもっとも多く対応可能な新しいソフトウェア～

■包括的、かつ、正確な送信試験
■Gen2のSSC、SCDx/LBPM、プレシュート、ディエンファシス試験にも追加対応
■Type-C機器のGen1 および Gen2コンプライアンス試験に対応

東京、2016年5月25日発 – キーサイト・テクノロジー合同会社（職務執行者社長：チエ ジュン、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、USB3.1 Type-C仕様に対応する包括的な送信試験ソフトウェアとして、U7243B USB3.1送信評価コンプライアンス試験ソフトウェアを発表します。このソフトウェアは、認証試験機関がType-Cコネクタを実装したUSB3.1 Gen2 SuperSpeed Plus 10Gbps機器のコンプライアンス試験を実施するときにも使用可能です。また、機器設計者が、Type-C USB3.1 Gen2仕様に沿っているかどうかを確かめるための特性評価、検証ツールとしても使用できます。U7243BをはじめとするキーサイトUSB3.1テストソリューションは、正確な試験結果を提供し、開発コストの削減や試験プロセスの簡略化が可能です。民生電子機器、ケーブル開発製造、半導体ベンダーなどにおける機器評価に最適です。

この試験ソフトウェアは、当社の周波数帯域16 GHz以上のInfiniiumオシロスコープVシリーズおよびＺシリーズリアルタイムオシロスコープで使用いただけます。N7015A Type-C高速信号用テストフィクスチャを使い信号を取り出し、N7016A低速信号用アクセス＆制御テストフィクスチャを用いて試験対象の制御が可能です。

当社オシロスコープ事業部担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるDave Ciprianiは次のように語っています。「キーサイトはUSB-IFに参画し、USB機器を早期開発されるエンジニアの皆様にテストソリューションを提供し、USBコンプライアンスワークショップも積極的にサポートしてきました。Gen2に対応したType-C機器の登場に伴い、相互接続性の検証に必要不可欠なソフトウェアをUSB-IF認証試験プログラムに提供しています。」

このソリューションはUSB-IF公認のフィクスチャおよび当社のN7015A/N7016A Type-Cテストフィクスチャと一緒に使用することが可能です。