ローム製無線LANモジュールをアットマークテクノにOEM Armadillo-400シリーズ用評価セットを発売
2010/09/30
株式会社アットマークテクノ
株式会社アットマークテクノ(本社 札幌市、代表取締役社長 実吉 智裕、以下「アットマークテクノ社」)、ローム株式会社(本社 京都、代表取締役社長 澤村 諭、以下「ローム社」)、株式会社日新システムズ(本社 京都市、代表取締役社長 竹内 嘉一、以下「日新システムズ社」)の3社は、このたび、ローム社製無線LANモジュール「BP3590」を使用したIEEE802.11b/g対応無線LANソリューションの提供について合意しました。三社の合意に基づき、ローム社製「BP3590」がアットマークテクノ社に対しOEM供給され、日新システムズ社が開発したLinuxデバイスドライバ(バイナリコード)を同梱した上で、「Armadillo-WLAN(アルマジロ・ダブリュラン)」の後継機として2010年11月にアットマークテクノ社から発売されます。
「Armadillo-WLAN」は、アットマークテクノ社製ARM搭載Linux対応組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズ専用の無線LAN対応オプションモジュールです。中小規模の量産製品開発をコンセプトとした産業用途向け無線LANモジュールで、1台から購入できる点が大きな特長です。Armadillo本体と無線LANモジュールはArmadilloに標準搭載されたSDIOインターフェースによって接続されるため、「Armadillo-400」シリーズをそのまま使用した量産に適しています。
今回「Armadillo-WLAN」に採用されたローム社製「BP3590」は、24.0x33.1mmの小型サイズで省電力、動作温度範囲零下40度から85度の実力を持ち、Armadillo-400シリーズの動作温度範囲をカバーしています。さらにオンボードアンテナ搭載で、アンテナの内蔵が求められるモバイル機器にも利用できる他、外部アンテナにも対応しており、従来のArmadillo-WLANと同様に使うことも可能です。また、あらかじめ技術基準適合証明等を取得済みのため、面倒な申請手続も不要です。
Armadilloシリーズ(※1) 用Linuxデバイスドライバ(日新システムズ社製)のソースコードはオープンソースとして提供され、日新システムズ社Webサイトから無償ダウンロード可能となります。日新システムズ社では、同社の受託開発サービス「プロフェッショナルサービスPlus!」によって、Linuxデバイスドライバのカスタマイズ開発の他、Google AndroidやITRONなどLinux以外のOS対応サービスも提供していく予定です。
アットマークテクノ社は、試作開発用の「Armadillo-WLAN評価セット」(型番 AWL12-D01Z、価格 税込21,000円)を2010年11月に発売します。評価セットには、Armadillo-WLANモジュール本体、Armadillo-400シリーズに装着するための拡張ボード、SDカード型ベースボード、アンテナ、Linuxデバイスドライバソフトウェア(バイナリコード)を収録したCD-ROMが同梱されます。また、Armadillo-420とArmadillo-WLANを組み合わせたお得な「Armadillo-420無線LANモデル開発セット」(型番 A4201-D00Z、価格 税込52,500円)も同時発売します。量産用の「Armadillo-WLANモジュール」(型番 AWL12-U00Z ※2)も1台から購入いただくことが可能で、100台一括購入時の価格は8,000円以下となる見込みです。
発売に先立ち、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」(2010年10月5日から10月9日)のローム社ブース(ホール6/半導体ゾーン/No. 6C29)にて展示いたします。
※1 本プレスリリース発行日現在、 Armadillo-420、Armadillo-440への対応を 予定しています。
※2 Armadillo-400の各量産ボードにモジュールを直接に装着するには、ホスト側ボードに指定コネクタを搭載する必要があります。
■プレスリリース全文
http://www.atmark-techno.com/news/press-releases/20100930_awla
n■本リリースに関するお問い合わせ
・株式会社アットマークテクノ 営業部
TEL 011-207-6550 FAX 011-207-6570 E-mail info@atmark-techno.com
「Armadillo-WLAN」は、アットマークテクノ社製ARM搭載Linux対応組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズ専用の無線LAN対応オプションモジュールです。中小規模の量産製品開発をコンセプトとした産業用途向け無線LANモジュールで、1台から購入できる点が大きな特長です。Armadillo本体と無線LANモジュールはArmadilloに標準搭載されたSDIOインターフェースによって接続されるため、「Armadillo-400」シリーズをそのまま使用した量産に適しています。
今回「Armadillo-WLAN」に採用されたローム社製「BP3590」は、24.0x33.1mmの小型サイズで省電力、動作温度範囲零下40度から85度の実力を持ち、Armadillo-400シリーズの動作温度範囲をカバーしています。さらにオンボードアンテナ搭載で、アンテナの内蔵が求められるモバイル機器にも利用できる他、外部アンテナにも対応しており、従来のArmadillo-WLANと同様に使うことも可能です。また、あらかじめ技術基準適合証明等を取得済みのため、面倒な申請手続も不要です。
Armadilloシリーズ(※1) 用Linuxデバイスドライバ(日新システムズ社製)のソースコードはオープンソースとして提供され、日新システムズ社Webサイトから無償ダウンロード可能となります。日新システムズ社では、同社の受託開発サービス「プロフェッショナルサービスPlus!」によって、Linuxデバイスドライバのカスタマイズ開発の他、Google AndroidやITRONなどLinux以外のOS対応サービスも提供していく予定です。
アットマークテクノ社は、試作開発用の「Armadillo-WLAN評価セット」(型番 AWL12-D01Z、価格 税込21,000円)を2010年11月に発売します。評価セットには、Armadillo-WLANモジュール本体、Armadillo-400シリーズに装着するための拡張ボード、SDカード型ベースボード、アンテナ、Linuxデバイスドライバソフトウェア(バイナリコード)を収録したCD-ROMが同梱されます。また、Armadillo-420とArmadillo-WLANを組み合わせたお得な「Armadillo-420無線LANモデル開発セット」(型番 A4201-D00Z、価格 税込52,500円)も同時発売します。量産用の「Armadillo-WLANモジュール」(型番 AWL12-U00Z ※2)も1台から購入いただくことが可能で、100台一括購入時の価格は8,000円以下となる見込みです。
発売に先立ち、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」(2010年10月5日から10月9日)のローム社ブース(ホール6/半導体ゾーン/No. 6C29)にて展示いたします。
※1 本プレスリリース発行日現在、 Armadillo-420、Armadillo-440への対応を 予定しています。
※2 Armadillo-400の各量産ボードにモジュールを直接に装着するには、ホスト側ボードに指定コネクタを搭載する必要があります。
■プレスリリース全文
http://www.atmark-techno.com/news/press-releases/20100930_awla
n■本リリースに関するお問い合わせ
・株式会社アットマークテクノ 営業部
TEL 011-207-6550 FAX 011-207-6570 E-mail info@atmark-techno.com
